午前中は鎧兜の打ち合わせで、午後は供養祭です
昨日、伊藤係長を中心に早出を終えた職員が供養祭の準備を仏間でしてくれていて「本当に本部施設の職員は良くやってくれる。外国から来た職員も言われた事を頑張っていてくれて有難い。」と思った次第です。
10時にはお供え用のお饅頭も来たので、仏間にお供えして14時からの供養祭の準備はしっかり出来、11時過ぎからの鎧兜の打ち合わせに行きます。鎧兜が必要なのは11月29日、30日の全国老人福祉施設協議会岐阜大会で「岐阜県らしさを出す」為の1提案の為です。この発想は関ケ原町長さんの所に陳情に行った時に「鎧兜の事なら関ケ原町観光協会に相談したら良いのでは」とのアドバイスを頂き、関ケ原町観光協会にお願いに行ったら「全面的に協力します。」との事で本日も打ち合わせに行くのです。今回はどんなプランを提案して頂けるのかワクワクしています。
11時30分には観光協会に行きたかったのですが、11時にかつての入居者の家族の方が「本日供養祭に参加予定だったのですが急な用事が出来たので先にお参りさせて下さい。」と言っておみえになったので、仏間にご案内して仏壇の説明などをしていたら「予定は未定で決定ではない」の通りになり、急いで観光協会に行くと、既に待っていて頂いたので早速打ち合わせに入ると、色んなアイディアが出て来てワクワクして来ています。
11月までこのワクワクが続くと思うとよりワクワクしてきました。打ち合わせの中で家紋のラテアートを作って頂いたので「珈琲にはパンも合う。」と言う事でたまたま日曜日で販売に来ている方にも話をしていると、岐阜県のマスコットキャラクターの「ミナモ」に武者の格好をさせる事が出来るとの事で改めて「ワイワイ話をしていると色んなアイディアが浮かんでくるものだ」と思った次第です。
鎧兜の借り入れや搬入の仕方の打ち合わせをしていると13時近くになったので、慌てて施設に帰り供養祭バージョンに頭を切り替えました。さてさて、久しぶりにお会いするかつての入居者さんの家族の方々とはどんな会話が出来るか楽しみにしながら供養祭の最終確認をしていきます。
早い方は13時30分には供養祭に来て頂いたので、会場にご案内をしてお話をしていると、順次かつての入居者さんの家族の方がおみえになり、それぞれの家族の方との話に盛り上がっている内に定刻の14時になり、先ずは施設長である私から「開設から25年の月日の中で489名の方が亡くなられましたが、ご縁を大切にしたいとの施設の考えにより、毎年6月に供養祭をさせて頂いていましたが、コロナ感染症への対応の為に3年間は家族会の吉田会長のみの参加で執り行っていましたが、ようやく家族の方を招待しての供養祭が出来、沢山の参加を得ました事に感謝しております。」とのご挨拶をさせて頂きました。
引き続き家族会の吉田会長からもご挨拶を頂き、法要及び講話をして頂きました。「たったそれだけ」と言ってしまえばそれまでですが、参加して頂いた方々はそれぞれに喜んで頂けたと思います。リピーターの皆さん。当施設はご縁を大切にする施設です。これからもご支援よろしくお願いいたします。