本日5月16日は私の誕生日です

令和7年5月16日

朝のお参りで妙応寺の本堂でお経を唱える前に護摩木に願い事を書きました。(いつもだと月始めと月の最後の日に護摩木に書くのですが)護摩木には『満72歳に感謝』と書かせて頂きました。そして、我が家のお墓に来ていつもの様に水を手向けでお経を唱えた後、母秋江さんとゆっくりお話をしました。

大方の話は「小さい頃は本当に身体が弱くて迷惑ばかり掛けましたがお陰様で本日72歳の誕生日を迎えさせて頂きました。しかも、今は元気に走り回れていることに感謝しています。まだまだ心配を掛ける事もありますがしっかりと見守っていて下さい。」と言うような内容です。

本日が正式には私の誕生日なのですが14日には次男家族との会食を。15日には和合の施設で10時から多職種連携会議が予定されていて会議が始まる前にいきなり各フロアと事務所のそれぞれの職員のビデオメッセージで誕生日を祝ってくれて、見終わった段階で誕生ケーキもプレゼントをしてくれました。

そして、本日正式は誕生日の日には盲養護老人ホーム優・悠・邑 和(なごみ)のお参りと全体会が終わった段階で誕生プレゼントを頂きました。(今の段階では何をプレゼントしてくれたのかは分かりません。)さてさて、本部施設は日程の関係でまだ何のアクションも無いので明日は和合で午前がお参り、午後がカラオケなのですがカラオケが終わったら本部施設に急ぎ行きたいと考えています。「何を期待しているのか」とリピーターの皆さんは呆れておみえかも知れませんが、誕生日を何度も喜べるのは嬉しい事だと思いませんか。

でも、72歳にもなって誕生日を祝って貰えるのは元気に色んな事をさせて貰えるからと文字通り『病抜け』して益々パワーアップ出来ているからだと思うと母秋江さんの今なお溺愛していてくれている『愛』と文字通り親と言う文字をばらした『木の上に立って見る』での父進さんの『愛』とさり気無く支えてくれている姉光子さんの『愛』があっての事。そして、私を支えて下さった皆々様の理解と協力があったからこそと思っています。

コメ問題を今須に住んでいる立場も入れて語ります

令和7年5月15日

週刊現代5月26日号の特集記事『日本のコメ問題』を読めば読むほどに、JAとの関りが見えてきます。確かに戦後の混乱期にJA(いわゆる農協)が深く関り、日本の農業を支えてきたことは間違いの無い事実です。しかしながら、今なおJAに肩入れをしながらの政策が良いとは、私自身は思っていません。例えば『備蓄米』についてのニュースにおいても「備蓄米の90%以上がJAに関わる所だ」との報道には「コメの自由化と言うのは名ばかりなのか」と言う事です。具体的な記事を参照します。

【「政府は1回目と2回目で計21万トンの備蓄米を玄米の状態で放出し、ほぼすべてをJA全農が落札しました。ところが、政府はなぜか備蓄米の玄米転売を規制したため、全農は玄米ではなく、精米しか販売してはいけないことになってしまった。そのため、JA全農子会社の全農パールライスで精米してから販売することになり、パールライスと契約があるところにしかおコメは届かない。こういう事情で、川下に備蓄米が届きにくくなっているのです」(大規模農家・新潟ゆうき代表・佐藤正志氏)】

【『なぜJAにばかり備蓄米を放出?』「自民党の意向もあったでしょう。昨年の米騒動で、JAは民間とのコメの出荷競争に負け、出荷量は前年より29万トン減になる見込みです。そうすると、JAの販売手数料は減ります。そこで、政府は21万トンを1俵(60㎏)あたり2万1000円でJAに出し、JAは1俵あたり2000円の利益を乗せて、1俵2万3000円で売りました。つまり、JAの赤字を補填するために、備蓄米を放出したようです。農家は自民党の大票田ですから」(宮城大学名誉教授・大泉一貫氏)】2つの記事を読んでいく中で『経済の自由化』とか『独占禁止法』なる言葉が虚しく響いてきます。

2日前の朝のお参りの時に久しぶりに大規模にコメを作っている同級生に会い話をしていて、同級生が「自分は一切農協に世話になっていないし関りを持っていないのに、突然作付け面積を増やして貰えないかと言ってきた。今までは休耕田にする話しばかりだったのに」と怒りを込めた話をされたのには説得力がありました。「組織が大きいから何でも出来るのは如何なものか」と思った次第です。その時に農産品の国産の割合が低い話も出た時、若手の労働力が農業を目指す仕組み作りをしていかなければ、今後の日本の未来は厳しいものがあると思ったのですが、リピーターの皆さんはどの様にお考えでしょうか。

本日は誕生会を楽しみます

誕生会の主人公は次男の長女と言う事は私の孫とそして私自身の二人であります。正確な誕生日は孫が15日で、私が16日なのですが、私の日程の都合で本日の実施となりました。せめて誕生会の日は何も予定を入れない日にしたくて、5日前まではスケジュール表の本日は空欄になっていたのですが5日前に令和8年度東海北陸ブロック研修岐阜大会の打ち合わせが9時30分から入ったので12時にスタート予定にしていた誕生会の昼食を30分ずらしての企画にして、打ち合わせもなるべく早くから始めれたらの思いで朝食を食べたら直ぐに出掛ける予定にしていますし、コラムも今お参りに行く前にスマホで打っている次第です。これは正に時間は見つけるの真骨頂だと自画自賛です。と書きながら私はいつからこんなに意志の強い人間になったのかと考えてもあんなに軟弱だった私がと不思議です。多分色んな出来事や出会いがあったから何だとしみじみ思っています。

大会の打ち合わせを11時に終えて一旦本部施設での打ち合わせをしてから掘りごたつの個室があるお寿司屋に急ぎ、駐車場着いたタイミングで次男家族が来たので一緒に店に入り一ヶ月でしっかりと言葉を話せる様になった本日の主役の一人である2歳になる孫娘にメロメロでこの寿司屋で私がお気に入りのアジのフライを初めて食べて喜んでいる孫娘にますますメロメロ。まだお昼なのに生中1杯と2合の冷酒を飲み素晴らしい誕生会になったので、家に帰ってひと寝りしたら本部施設の宿直者の吉田副施設長からコラムはどうされますかとのメールがきたので幸せな気分で追加のコラムを打ちました。明日からもますます頑張っていきますので宜しくお願いします。

週刊現代5月26日号の記事から

タイトルに『老人ホームのズルい入り方』なる記事を見て先ずは「何のこっちゃ」と思いつつ記事を見ていくと(決して恰好をつけているわけではありませんが)「私にとっては当たり前の事が書いてある」と思うと同時に「平穏無事な生活をされてみえた家庭に突如として『要介護状態に家族の方がなったら』何の知識も無くて途方に暮れるのだと思いました。

と言う事は基本的な知識が無い方に対して丁寧に説明する事の大切さを知る機会となりました。

記事の中に

【いざ入ろうと決めたら、まずは地域包括支援センター(以下包括)に相談する。全国に約5400か所あり、連絡先は役所の介護福祉課などで教えてもらえる。包括では、社会福祉士などの専門家が要介護認定の流れなどの相談に乗ってくれるので、それに従って要介護認定を受けて施設を探す。(中略)「包括は高齢者生活に関わるよろず相談所ですが、あくまでも支援がメインで、施設入居に至るケースを担当する機会は少ない。地域の施設に詳しいケアマネージャーを紹介してもらい、個々の状況に見合った施設を尋ねるのが近道だと思います。」】

との記事を見て、途方に暮れている家族を中心にした身内の方に寄り添いながら情報を説明していく為にもしっかりとした情報が得られる為の努力をしていかなければいけないと思った次第です。

【「事業所のHPや厚労省の『介護サービス情報公表システム』でも公開されている、『重要事項説明書』を必ず確認してください。介護職員や看護師の人数、トイレの数の情報がわかります。大事な数字は『経験年数5年以上の介護職員の割合」です。】(ちなみに、当事業所は8年です。)

【「私がすすめているのは、その施設のトップと会って話す事です。施設長の性格や考え方はそのまま施設運営に影響するので、肩書や経歴の凄さだけで評価してしまうと失敗します。もし、施設長が出てきてくれなかったら、その施設はアウト判定していい。おカネの計算ばかりしていて運営に関与せず、入居者のQOLには興味すらない可能性がありますからね」】の記事には頷けるし、私は理事長・施設長として相談があった時には一杯思いを語らせて貰うし、実践している事も一杯語っています。

いつも私は『すべてに優(やさしく)いつまでも悠(ゆとり)ある、やすらぎの邑(ばしょ)でありたい』と共に『今日一日楽しかったよ』と言って頂けることを念頭においた事業展開を心掛けています。

だから選んで頂ける施設でありたいとも考えています。

お困りごとがあったら是木ご連絡下さい。

時間が許す限り精一杯お話をさせて頂きます。

『お接待』をすると言う事

令和7年5月12日

昨日のコラムの通り『タケノコの味噌汁』と『タケノコのご飯』を作る『タケノコ祭り』を「『てるてる座』のボランティアに合わせて実施する。」と急遽の思い付きで実施するのですが、本部施設の職員は理事長としての発案に対しての動きが早くて、「ヤマブキを採ってきて一品にしたい。」との私のつぶやきに、水野係長が直ぐに反応してその反応に共感した伊藤課長と共にビニール袋を持って敷地内にある土手を目指して行ってくれ、収穫をしたのを我が家に持ち帰り私の奥たま『かをりさん』に早速湯がいて朝食の時に味見程度に頂き、タッパーに入れて持参します。多分『てるてる座』の皆さんも喜んで頂けると思っています。

と言う事で、本日は10時に和合での『てるてる座歌謡ショー&舞踊』の開始時にご挨拶をした後、直ぐに本部施設に駆けつけて最後の仕上げの確認をする予定です。(と言う事は10時に行う点火式は水野施設長に譲り火の番は水野係長にして貰う様にお願いしています。)8時40分に和合の施設に着くと既に座長代理(本日は座長がこれ無いので)の『おぐらっち』が着かれていたのでご挨拶をしてからショーが行われる3階にご案内をして、座員の方がみえる度に3階に案内して全員が揃われた段階で「本日の昼食は『タケノコ祭り』に招待します。」とお話すると歓声が上がり一回目の盛り上がりに満足している私なのであります。

10時の開始のご挨拶をさせて頂いてから大急ぎで本部施設に行くと既に入居者さん、利用者さんと賑やかにタケノコ祭りは盛り上がっていて、いきなり「生き仏さんが味見します。」と言ってご飯の確認をすると「前回も上手に出来たけどそれ以上に美味い」と絶賛してから「あと少し蒸らしをしたら完璧」と言ってから味噌汁の方の味見をして「今で最高だけれど豆腐とネギをこれから入れるのであと1袋(750g)味噌を追加して完璧」と言ってから、見学にきている方に紙コップに味噌汁を入れて飲んで貰うと異口同音に「美味しい」と言って頂けたので「昼食で一杯食べて下さい。」と言うとフロアの方にニコニコしながら帰っていかれました。

12時に『てるてる座』の皆さんが見えて喜んで貰えるのを楽しみにしています。と言う事で12時5分に本部施設に着かれたので早速会議室で私もご一緒に食べました。「美味しい」の連発だったので、「良かったら残っているのを持って帰られますか。」と言うとビニールパックに山盛りに詰められました。

本日は残念ながら座長はおみえにならなかったのでビニールパックに詰めたのを持って帰って貰う様に準備もしました。『お持て成し』は色んな配慮をしながら「相手の方が喜んで貰える様にすることが大切」との信念で対応しました。入居者さん、利用者さん、職員、てるてる座の皆さんがそれぞれに喜んで頂けた事に安堵しています。

当法人の職員は損得無しに頑張ってくれます

令和7年5月11日

和合地区の清掃活動が8時からあると言う事で7時35分に施設に着くと男女一人ずつの若手職員(とは言え3年の経験を経て介護福祉士のライセンスを取得しているツワモノですが)が職員通用口で待っていてくれたので、それぞれにスコップを手に指定された場所に行くと既に責任者と思われる地元の方がおみえになっていたのでご挨拶をして作業をする場所の指示を得て1.5mはある側溝を何とか降りてヘドロになっているものをスコップですくう作業をしました。スコップですくうと空き缶であったり、明らかにゴミが入っているビニール袋がありました。「どうして、こんなものが側溝のヘドロの中にあるのか」と思いながら作業をしていて、ふと職員2人の様子を確認すると黙々と作業をしている姿に「若手の職員も一生懸命に作業してくれていて有難いな」と思いました。

尚且つ男性の職員は長靴が埋まってしまうような深みにはまるアクシデントがあり、ジャージのズボンもべたべたになったのももろともせずに頑張ってくれました。一生懸命に作業をしていたらいつのまにか人数が少なくなっているのに気付き、大方の作業が終わったのでまだ残ってみえる地元の方にご挨拶をすると「とても助かりました」と言って下さったので施設に戻り、ジャージのズボンの替えが無いと言う事なので私が着替え用に持って来たのを渡し(腰回りは紐をしっかり結んで大丈夫との事でした。)

私はそのまま我が家に帰りそのままお風呂に直行して全部着替えてサッパリしてから本部施設に行くと前回同様に職員が朝堀をした(実際に掘って下さったのは父親だとは思うのですが)タケノコが外のベンチにたくさん置いてあったので、玄関ホールではお茶会が開催されているのを確認して(入居者さんとご一緒に飲まして頂きました。)から、「沢山のタケノコが手に入ったのでこれからタケノコの湯がきをして、タケノコの味噌汁とタケノコご飯をして入居者さん、職員の他に『てるてる座』のメンバーにも食べて貰おう。」と言う事で急遽、味噌等の買い出しに行きました。そしてつくづく思ったのは本部施設の職員のワクワク感の共有には舌を巻く思いです。と言う事で当法人の損得無しの頑張りに「感謝です。」

昨日は強か冷酒を飲みました

令和7年5月10日

学習塾の経営のノウハウを生かして『日本語学校』と『人材紹介』を起業された方と会食を共にしました。本来私のスタンスとしては、業者の方とご一緒することは無いのですが、「私と同じ匂いがする」と感じたので、割り勘を条件にして会食させて貰いました。会食の前に日本語学校の見学をさせて貰ったのですが、学校の敷地内に学生寮があったのは「このシステムは、学ぶ環境としては素晴らしい」と見学する前から圧倒されました。起業された代表者の話には、しっかりとしたビジョンと想いに裏打ちされていることも分かりました。

学習中の教室はネパールとミヤンマーの教室に分かれていて、それぞれに日本語の2級の勉強と漢字の勉強をしていたので「学習のレベルが高い」と思ったのと、代表者の問いかけに大きな声で答えている姿を見て「今の日本では無い、素晴らしい姿勢だ」とも思いました。漢字の勉強の所で学生さんのノートを見て「丁寧でしっかりとした漢字が書けている。」と思わず舌を巻く思いでした。私の今までの経験では、日本語の2級を取得している外国人介護スタッフの方は、介護福祉士の合格率はほぼ100%に近いと理解しているので「素晴らしい教育がなされている」とも思った次第です。

『強か冷酒を頂けた』のは、私自身事前に会社のホームページで情報を得て酒席に臨んだ事と、私の生き様との共通点が多くあり、意気投合した結果だとおもいます。つまり、飲んでは語り、語っては飲みだったからだと思っています。その中で特に印象に残っているのは「コロナ感染症の蔓延の時に、入国者がいない状況であっても、職員のリストラはしないで頑張った事により、信頼を勝ち取った。」との話には「理想を追い続ける考え方は、私と同じだな」と思った次第です。介護事業所における人材確保と人材育成はどの事業所も大切にしなければいけない状況があります。

そんな中で『教育』に対する拘りを持っての事業展開は、私も教育者の端くれにいたので素晴らしいし、先見の明がおわりだったと思います。勿論厳しい業況に置かれた時期もあるのも、私の生き様と重なります。とにかく、久しぶりに心地よいお酒が飲め、本日も朝のお参りも出来たので、私自身もより高みを目指して頑張っていきたいとと思っています。

5月になって初めてお酒を飲みます

基本的に我が家でお酒を飲まない(例外はお祭りを我が家でするとき、或いは次男夫婦と我が家で会食をするとき)事にしています。と言うのは施設で入居者さんが急変された時などに「お酒を飲んでしまったのでいけない」とは言いたくないし緊張感を持った日々でいたいと考えているからです。但し、出張に出てお付き合いで会食をしたり、地元にいてのお付き合いで会食をしたときは施設の幹部にお願いをして飲み会に参加します。(理事長として、総合施設長として判断をしなければいけない時には携帯でやり取りをすることはあります。)

本日はと言うと羽島に日本語学校を経営していて介護人材の紹介をしている経営者を紹介して貰ったので、既にその会社からの人材派遣を導入しているところの施設長に情報を得たところ、「頑張ってますよ」との言質を得たので、経営者の方は元々学習塾を経営されていて今は特定技能の介護の需要が多くなることに着眼されて手広く展開されているとの話を聞いて私自身の事業展開と似ているように思えたので興味を持ったので、本日羽島の日本語学校の見学に行かせて貰い、その後会食の予定をしています。勿論私のスタンスと言うより常識として会食代は割り勘だと言う事をお約束して企画させて頂きました。どうして業者の方と敢えて会食をするかと言うと起業した方の苦労お共有できれば色んな意味で参考になると考えたからです。勿論私自身の武勇伝を語る事もさせて頂きますが。楽しい会食となれば明日のコラムで報告をします。

本日14時に和合の施設で合流して案内して頂くことになっているので午前10時からの本部施設においてのフロア責任者会議の前後でコラムを書いて何とかコラムの継続はクリアしましたが内容の確認は出来ていませんが、お酒を頂いた後のコラムよりは良いかと思いますのでご理解下さい。

つくづく実感しています。

令和7年5月8日

昨日のタケノコ祭りについて、昨日のコラムではドキュメンタリー的な形で書かせて頂きましたが、本日はその時の裏話的な話をさせて頂きたいと思います。

とにかく一言で言うと「タケノコ祭り大成功」と言う事なのですが、こぼれ話を紹介します。一つ目は「大釜での炊き込みご飯が大成功」と言ったのですが裏話は、重い蓋を1回目に開けて中の確認をすると、「まだ周りに水分があるのでもう少し薪を入れよう」と何本かを火の口から入れて、再び蓋を開けて確認すると「ちょうど水分が無くなったのであと少しだけ薪を入れて完成だ」と思って薪を入れようとすると、水野係長が「このまま蒸らしに入った方が良いと思いますよ」と言うので「若い職員の意見を聞いてみよう」と言う事で30分程蒸らして、大皿にご飯を入れている様子を見ていて「追加の薪を入れなくて良かった。若い職員の意見を聞いて良かった。」と思うと共に『半沢直樹』の世界の様に「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下のもの」を思い出しながらも、入居者さんに大きなおたまで少しづつ「熱いので気をつけて味見をして下さい。」と試食してもらうと、異口同音に「美味しい」と言って下さったので「今回はめっちゃ上手に出来たでしょう。」と自分が上手く作った様に自慢しながら、「薪を追加しなくて良かった」と思った次第です。

もう一つのこぼれ話は、タケノコ祭りが終了して落ち着いた段階で職員に感想を聞くと「入居者さんからは大好評でした。でも美味しかったのでいつも以上に食べられる方が多くて、職員の口にはあまり入りませんでした。」との話に対して私は「入居者さんも美味しいものはしっかり食べて頂けるので、日頃の食事にも今まで以上に気を付けなければ」と言う事と「せっかくのタケノコ祭りなのだから、次回から分量を多くして美味しいものを提供しなければ」と考えています。

リピーターの皆さん、美味しいものは食が進むと言うのは入居者さんも同じなんです。だから、美味しいものを作ったり、楽しい企画を実践していく事をより充実させていきたいとも考えています。ちなみに5月29日に和合に、本部施設に6月27日に聖はじめ一座が来て下さり、プロの歌に合わせて花魁が二人踊って下さるし、これまたプロの歌に合わせてベリーダンスを踊って下さる企画もあります。良ければ入居者さんと一緒にリピーターの皆さんも参加されませんか。

タケノコ祭りにはうってつけの曇り空です

令和7年5月7日

夜には強い雨が降ったりして、朝5時過ぎに起きて外を確認して「青空が見えている。最高のタケノコ祭り日和。」と思って、いつもの様にお参りに出掛けました。そして9時前に本部施設に行くと、玄関ホール内にある喫茶コーナーでは、若園管理栄養士を中心に、タケノコの提供者である村瀬主任、デイサービスの桐山CWが包丁を手に味噌汁とご飯の中に入れる具材を刻んでいてくれたので、「包丁さばきが上手」等と軽口を言って感謝の意を示しながら、本日の段取りを確認しました。

本部施設の職員はそれぞれの役割が理解されているので、「私の役割は薪への着火式と火の番で大丈夫だ」と理解して、ゆったりとした気分に浸りながら着火前にコラムの原稿を少し書いています。後はドキュメンタリーな形で、タケノコ祭りの原稿を進めていきたいと思っています。

「私の役割は火の番」と思ってはいても、じっとしている事が出来ない性分なので、一つひとつ具材の確認をしながらウロウロしていて「かえって邪魔になってはいけない。」と考えて、事務所に戻り再びコラムの追加をしながら10時の着火式まで事務所で待機しています。

10時になり、大きな釜と鍋が隣り合わせにセットしてある所に行き、お酒を振舞い(鬼殺し)それぞれ1本の薪に着火剤を付けて、上手に水野係長が井桁の形に薪を組んでおいてくれたので、それぞれ上手く燃え上がりました。そのタイミングで入居者さんが順番に見学にみえて、準備したお茶とお菓子を楽しんで貰いながら「寒い」と言われる度に「鍋の中に入る」と言うと、それぞれの入居者さんが異口同音に、しかも大真面目な顔で「そんなことしたら火傷してしまう。」と言われながらワイワイとした時間を過ごしました。

大釜の方は、10時50分に蓋を開けて確認すると、水分が丁度無くなったような状況だったので「あとは薪を追加せず蒸すだけにしよう」と判断して、様子を見る事にしました。11時になり、大鍋に赤味噌を順次入れながら味噌の濃さを確認しながら「まだまだ入れなければ」「ここに豆腐が入るので、もう味噌を少し入れなければ」と私が満足する濃さになるまで味噌を追加して、11時30分に出来上がり、大皿に本館1階、本館2階、新館1階、新館2階、デイサービスと山盛りに盛り付け、次にそれなりに大きな鍋に味噌汁を入れて、勿論残りの分は職員に食べて貰える様な量になりました。

鍋に味噌汁を入れ替えている時にも入居者さんがみえたので、紙コップに味噌汁を入れて差し上げ「熱いで気を付けてね」と言いながらお渡しすると、これまた異口同音に「美味しい」と言われたので「お昼ごはんで一杯食べて下さい。」と言うと、これまた異口同音に「楽しみや」と言いながらそれぞれのフロアに戻られました。私はご飯も味噌汁も頂いたのですが、自分で言うのも可笑しいかも知れませんが「今回の筍入りのかやくご飯(炊き込みご飯)の出来は最高や。味噌汁も美味い」と思った次第です。(お焦げもあまり無い様に本当に上手に出来ました。)本当に皆さん美味しかったのだと思います。

フロアからは「もう少し量を増やしても良かったのでは」との意見が出ましたが、ちなみに前回より1キロ多くしたのですが・・・。「う~ん。こんな気分は最高だぜ」と言う事でリピーターの皆さんタケノコ祭りのレポートを終わります。

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