人それぞれです。
本日13時30分から和合の施設の2階において入居者さんとのカラオケを実施しました。実施している時に思った事をコラムに書くことにします。
「カラオケを実施する」とは言え、入居者さんの受け止め方は人それぞれです。と言う事は、カラオケの実施とは言え人それぞれなので、その人その人に合わせた対応が必要だと思ってはいるのですが、カラオケが実施出来るのは各フロア(3フロア)で月に3回から4回ですので、全員の方の思いを形にするまでには至っていません。そんな状態ですから相手の方の所作や表情を見ながらの対応をしています。
今は積極的に歌って頂ける方、歌を聞いて楽しんでみえる方、歌は歌われないけれどリクエストはして頂ける方、過去に歌われた事のある歌を選曲してマイクを持って行くと歌って貰える方と言う事は理解出来ていて、なるべく私が1曲歌わせて貰ってから入居者さんに歌って貰う様にしています。その他にもデュエット曲なら歌っても大丈夫と言う方もいます。
そんな中で今まで歌われなかった方が、本日独り言の様に「岸壁の母」と言われたのを目ざとく聞き取れたので「岸壁の母を歌って貰えますか」と話しかけると「歌ったことないから」と言われたのですが「とにかく入れますね」と言ってスイッチをオンにしてマイクをお持ちすると高音も綺麗な声で歌われたので「能ある鷹は爪を隠す」なのか、それとも私が上手く進めれなかったのかと思いつつ、2曲目をお願いしたら「石川さゆりの歌を」と言われても曲目が出てこなくて根気よくお薦めすると「二輪草なら歌ったことないけど・・・」と言われたので「入れますよ」と背中を押す形で歌って頂いたら、めっちゃ上手に歌われた後で「歌った事なかった」と何度も言われたので「でも上手でしたよ」と言うと満更でもない顔をして頂けました。と言う事でまたまた新たに『歌い手』が誕生です。
こんな調子でこれからも多くの方が歌って貰えるように頑張って行きたいと考えています。私自身もお経と共にカラオケもしっかりと歌えるようになってきたのでこれからも頑張って実施していきたいと思っています。