グリーフケアをご存じですか
令和6年10月2日
朝、和合の施設に行き、私の机の上に上智大学からの封書が置いてありました。早速に封を開けると『グリーフケア人材育成講座』のチラシが入っていました。わざわざ送付して頂いたのには理由があります。その理由とは、当法人の評議員の方で上智大学と関りのある方が、養成課程の学生さんの現場実習をする場所の提供の為の相談があり、協力する方向で話をしていたので、学生募集のチラシを送って貰ったのだと理解しました。そこで、改めて『グリーフケア』についての話をします。
【『グリーフケア』とは、病気、災害、事故などで大切な人やものを失った後に体験する心理的・身体的・社会的・スピルチュアルな反応を「悲嘆(グリーフ)」と呼びます。悲嘆の悲しみや苦しみをともに受け止め支援していくことを『グリーフケア』といいます。悲嘆者を癒す場が少なくなってしまっている現代において、悲嘆者の想いに耳を傾け、まるごと受け止め、寄り添う人材が求められています。】と言う事での養成課程では、貴重な学習プログラムが組まれているようです。そこで会場を提供することによって、何らかのお手伝いが出来たらと考えています。
『寄り添う』と言う事は当法人が行っている、特養・養護の入居者さんへの対応でも大切な事です。ところで『スピルチュアル』について私なりに簡単に説明するなら(恐れ多いことですが)〈目に見えない存在+精神的な話=スピルチュアル〉と言う事で、私は四国巡礼の歩き団参の時に多く体験しました。そういう意味では、私の今があるのは御大師様との出会いから始まったと言っても過言ではないと言う事なのでしょうか。