やっぱり私は『昭和おじさん』です。
令和7年7月4日
新卒者採用についての話をしている時の話です。
「学生さんが、採用用件で一番気にするのは何か」と言う話になった時に私は「給与が良くて働き甲斐のあるところだろう」と言ったのですが、正解は「休日が多い所を選ばれる傾向があります。」との事だったので、私は「働くと言う価値観が変わってきた。」と思いました。確かに介護事業所において週休3日制を導入している話を聞く様になりました。週に3日が休みと言う事は、単純に計算しても『157日』が休みになるので目に付く数字であることは間違いありません。しかし週休3日制が浸透しないのにはわけがあると思うのです。
1日10時間の勤務を4日する事になるのですが、実際に導入されたところの話としては「変更前の方が良かった」と言う職員がいて、新しく入社された方があっても、元々在職していた方が退職してしまって意味が無いものになってしまったと言う事例もあり、単に休日を増やすだけでは解決しない事もあるようです。しかしながら「休日が多い所を選ぶ」と言う考え方は「休日を楽しむ為に仕事をする。」と言う事なのだろうか。私は「休みは一日も無い。と言うより『仕事が趣味だ。』」と豪語している私は「福祉の仕事に巡り合い、苦しい事もありますが基本的には生きがいを持って仕事をさせて頂いているから」・・・。少しかっこよすぎですが本音です。
でも「こんな考え方は古い」と言われるかも知れませんし、世の中は多様性が進んでいるので色んな考え方があっても良いと思うのですが、昭和おじさんの私としては複雑な気持ちです。