和合に疥癬が出ました。
令和7年7月j12日
疥癬が出ている状況に具体的な対応が出来ていない事に「入居者さんに申し訳ない」と言う事で、2階の責任者に企画書を作成させて、本日は『疥癬撲滅大作戦』と言う事で朝から頑張りました。
本部施設が開設されて間もない頃、私には『疥癬』の知識が無くて「日本ではダニはどこにでもいるものだ」と言って、医者の指示通りの事以外何の対応もしなかった時に、疥癬が一気に広がり、いわゆる『ノルウェー疥癬』と言う状況で、職員にまで広がってから疥癬が収束するまで大変な思いをして、その時の体験から「疥癬が広がる施設は、介護の質が低い施設だ」と思った次第です。と言うのは疥癬が広がるのは掃除が行き届いていなくて、環境がしっかりと整っていないからです。そんな事を常に思っている中での疥癬の発症ですから、どのように改善していくのかと思っていたのですが、なかなか提案も出されずに、ましてやアクションが起きない状況に対して『怒り』すら覚えて、3施設合同幹部会の席で幹部職員に「待ったなしで提案して2日後には行動に移せる様にしろ」と言っての本日の『疥癬撲滅作戦』でした。
「2日後に実施する」と言っておいたにも関わらず、具体性の無い企画書であったのをより具体性のある企画書に替えて書き直し、本日を迎えました。朝の内に部屋の片づけをして、衣服はビニール袋に入れて、天気も良かったので一先ずブルーシートの上に天日干しをしました。(作業をしている段階で「こんなに多くの衣服があるんだ。」との声が職員から上がりました。)その次の段階で『バルサン』を噴霧してから、噴霧したのが部屋の外に出ない様に布テープで養生して、1時間30分後に部屋に風を通してから、床は掃除機で、ベット等は水拭きをしました。掃除機と水拭きを終えてから天日干しをした衣服を、それぞにビニール袋に入れて洗濯場に運び『疥癬撲滅作戦』を終了して、作業を手伝ってくれた職員と共に、外のベンチで、事前に準備したおにぎりとお茶で遅い昼食を頂き、全てが終了しました。
作業を実施してくれた職員は、作業を通じて色んな気づきがあったと思うので、その気づきをみんなに伝えてくれたら最高だと思っています。