本日のデイサービスの打ち合わせから
令和6年7月23日
7月21日付けのコラム『本部施設のデイサービスをより魅力あるものにしたい』と掲載しましたが、その中で『盲養護老人ホーム 優・悠・邑 和(なごみ)』の武藤事務課長との打ち合わせをすると書いた事を本日9時から実施したのですが、9時前に吉澤施設長も気を利かせて来てくれて、武藤課長、水野施設長と私の4人で改めて検討しました。毛利元就の『3本の矢』ではありませんが4人揃っての検討会では、身になる意見が沢山出て、今後の方向性が見えてきました。今後は職員がその事を理解して実践していくのみだと考えています。
私の考えは全国老施協が提唱している『行動の老施協』です。今日の会議の冒頭では理事長である私から「チラシなどと言う半端なものでは無くて、冊子になるくらいのボリュウームのものを作成して、作成したものを職員が一丸となって取り組めるものにしたい。」と話をしました。そして、最初のページは理事長である私が法人理念に基づいて『デイサービス えりかの里』の考え方を掲載する。その次のページからは、魅力あるデイサービスの紹介を分かりやすくすることにして、4人のメンバーが思いつくままに意見を述べる事にしました。
魅力の一番は「特養併設のデイサービス」と言う課題で話を進めていく中で、5000坪の広大な自然豊かさを生かす事。つまり、安全に配慮した散歩が出来て畑もあり、鯉がいる池もあり、適度な坂もあると言う事で、理学療法士の在籍している事の有益性を前面に出す。従来型の特養が併設なので、廊下は内内で3.6メートルと言う事で車いすの方も安心して過ごして頂けるのも他の施設より優位性がある。26年前の建物なので、大きな浴槽に大きな脱衣室もあり、大きなお風呂が好みの方は、階段、スロープ、リフト浴と身体状況に応じて入浴を楽しんで貰える。また、寝浴(ミスト浴)、車いすのまま入浴出来る個浴もあるのも強みだ。畑の活用は園芸療法から始まり、収穫して料理まで出来、厨房からの提供以外の新鮮野菜を楽しむことも出来る。送迎についても車椅子をリフトで乗せる車を特養との共有ではありますが9人乗りから4人乗りまで7台所有しているのは状況に応じて活用出来る。
ハード面だけでは無く法人内に『岐阜県認知症介護指導者』が2人と、『コムニサイズ』(国立長寿医療センターによって開発された、運動と認知トレーニングを行う)の資格をデイサービスの職員が取得する予定、音楽療法士の取得者もいるので、脳トレ等についても展開していく方向が示せると考えています。食事についても特養との併設だからこその展開として月1回のバイキングは好評ですので継続していく。また、季節に合わせて大きな鍋で春はタケノコの味噌汁や山菜ご飯を作ったり、夏は流し素麺やかき氷、秋は吊るし柿作り、冬は餅つきと季節感を味わって貰う事も継続していく。また、26年間に培ったものとしてボランティアの導入も多彩であります。そして、今は利用者さんの開いた時間の活用として個別余暇の充実もしていかなければと考えています。
本日のコラムはデイサービスへの思いを書きましたが本日書いた事を形にしていく事がより充実したデイサービスになると信じて頑張りますのでリピーターの皆さん、ご支援宜しくお願いします。