頭が重い

令和7年7月8日

昨夜は何故か眠りが浅くぐっすりとは眠れなかったので、寝ている時間が長く感じました。疲れが溜まり過ぎなのか、知らない内にストレス状態になっているのかは分かりませんが・・・。「歳何だからそう言う時もありますよ」との声が聞こえそうですが、とにかく『頭が重い』のです。

朝食を終えて和合に出掛ける前に再び横になったのですが、残念ながら眠りにつく様な感じにはならないので、出勤の準備をして出掛ける前に血圧を測ると、上は150で下は74だったので「寝不足だと上の血圧は上がるのか」と勝手な判断をしています。

今は、参議院選挙の対応もあり、盲養護老人ホーム優・悠・邑 和(なごみ)の新展開についての方向と具体的な対応をしなければいけない時期に寝不足は厳禁だと思うのですが、自分では何ともならないので、少し苛立ちを覚えています。

昨夜は七夕の夜だったのに言葉を選ばずに書くならば、かつて流行った歌の『ろくなもんじゃな~い♪♪♪』と言う事なんでしょうか。こんな日はやるべきことをしたら、少しゆっくりさせて貰おうと考えています。和合において午前中は参議院選挙の不在者投票を済ませ、午後からのカラオケを終えたら帰らせて貰おうと思っていますが、カラオケを実施して入居者さんから元気を貰って、本部施設に行く元気を貰えるかもとも思っています。

毎日の様に猛暑日です

令和7年7月7日

天気予報を見るまでもなく「暑い日」が続いていますが、改めて天気予報を確認するとダメ押しの様に『猛暑日です。』との報道を聞くとどっと疲れてしまいます。最近の天気予報では、気温的な段階に分けて日本地図に色分けがしてあり、『35℃以上の猛暑日』は紫色で表示されますが、紫色の表示が広く示されていると、より疲れを覚えてしまいます。

私の日常生活の中では和合なり本部施設において活動していて施設を出るタイミングで車までの移動をするときは頭がくらくらする様になり、必ず空を見上げてしまうのが習慣の様になりました。但し最近は『37℃』との表示が出ても驚かなくなったのには、改めて人間の順応性の高さには自分でも驚いています。

今朝の岐阜新聞では米作農家の方の報道がされていました。その内容は6月からの異常な高温の為に稲には決して良い育ちをしていない事で米の収穫が落ちるのではないかと言う事が書かれていました。その他にも米の値段が上がり少しは生活が出来る様になったが農作機械の更新や肥料や燃料も上がり続けていて今後の見通しは決して安楽なものでは無いとも書かれていました。世界的な異常気象により色んな事への配慮をしていかなければいけません。

熱中症対策の為に当然の様にエアコンを作動させなければいけないのですが、光熱水費の値上がりが介護報酬での対応が難しくなっているのが現実です。経営が厳しいからと言ってエアコンを切った対応で良いはずがありません。

公定価格への配慮は政治に委ねるしかないので、業界が一致団結して国への働きかけをしなければいけないし、国民に対しても理解を得られる努力をしなければいけないと考えています。リピーターの皆さんも重ねてご理解下さい。

参議院選挙が始まりました

令和7年7月6日

テレビ番組において政党による討論会が活発に行われています。与野党共に活発な意見を言われていますがどの政党も総論的な話しが殆どで各論的な話が出てきません。確かに選挙戦においては総論で指示して頂いた政党が各論に向かって政策や制度を作って行くのだとは思いますが現実離れ的な総論が出てくると「うん?」と思ってしまいます。

例えば与野党共に「最低賃金を全国一律1500円にする」と言われていますが、その話が出てくると二つの理由で「現実的に大丈夫なのか?」と思ってしまいます。

その理由は

①岐阜県の最低賃金は現在1001円なので1.5倍にすることは簡単では無いし、最低賃金が1.5倍になれば全体の賃金もそれに見合って上げていかなければいけないのが現実離れしているように思えるからです。

②介護保険制度においては介護報酬で決まっているいわゆる公定価格であり介護報酬改定は2027年4月まで待たなければいけないのですかその間の物価高騰や賃金アップへの対応については見えてこない。

と言う事で介護事業を経営している立場のモンポとしては不安ばかりです。野党の方の中には消費税ゼロを掲げられていますが、消費税は『福祉目的税』の為に創設されたものと理解していた私としては『消費税ゼロ』にしての場合においての原資は大丈夫なのかと心配しています。

確かに大企業が大きく収益を上げていることに対応をしていくのは大切な事なのでしょうが。国際情勢が難しい状況の中の舵取りは単純なものでは無いと思いますが、どちらにしても日本の国がより安全で安心な暮らしが出来る様にして頂きたいと切に願っております。

流しそうめんの企画が和合で実施されています。

令和7年7月5日

昨日、本日、明日(7月4~6日)の3日間にわたって『流しそうめん』の企画が実施されます。本物の竹を北島部長が準備してくれ昨日は2階、本日は3階、明日は1階のフロアで実施されます。昨日も2階の藤本主任が呼びに来てくれて2階のフロアに行くと入居者さんが「今や遅し」と待ってみえて、北島部長の掛け声「そうめんを流しますよ~。」の合図で小分けしたのを北島部長が竹の上を水が流れている所に入れて箸を持っている入居者さん、或いはフォークを持っている入居者さんが何人かが待ち構えていました。

最初の内は要領が分からず下まで流れてしまいましたが段々と要領が分かりだしてからは入居者さんの構え方も様になってきて、目もランランとしてきて上手くすくえてお椀に入ったそうめんを美味しそうに食べられていました。それぞれに満足された方と待ってみえた方が入れ替わりに流しそうめんに挑戦されました。私は一番上にいて、号令と応援をして、上手くすくえない方については職員が補助をしたり、食べてみえる方の補助をして皆さんが挑戦されている時はとても満足されるのですが、挑戦が終わった方の待機の仕方は次回の課題だと思いました。

入居者さんの流しそうめん救いは終了して補助に入ってくれた職員も流しそうめんに挑戦しました。私も一番上で参加させて貰ったのですが私は自慢ではありませんが箸の使い方があまり得意では無くて「外国人介護職員の方が上手だぞ。」と思いながら流しそうめんを楽しみました。

本日も14時から3階で実施されるので参加させて貰い、明日は1階での参加もさせて貰うのですが「そうめんは体重が増える」と言われていますが、「体重が増える事より入居者さんの笑顔を優先させる。と格好を付けた事を言っていますが結局は『増える♪増える♪増えるぞ』と調子の良い事を言っている私がいます。

やっぱり私は『昭和おじさん』です。

令和7年7月4日

新卒者採用についての話をしている時の話です。

「学生さんが、採用用件で一番気にするのは何か」と言う話になった時に私は「給与が良くて働き甲斐のあるところだろう」と言ったのですが、正解は「休日が多い所を選ばれる傾向があります。」との事だったので、私は「働くと言う価値観が変わってきた。」と思いました。確かに介護事業所において週休3日制を導入している話を聞く様になりました。週に3日が休みと言う事は、単純に計算しても『157日』が休みになるので目に付く数字であることは間違いありません。しかし週休3日制が浸透しないのにはわけがあると思うのです。

1日10時間の勤務を4日する事になるのですが、実際に導入されたところの話としては「変更前の方が良かった」と言う職員がいて、新しく入社された方があっても、元々在職していた方が退職してしまって意味が無いものになってしまったと言う事例もあり、単に休日を増やすだけでは解決しない事もあるようです。しかしながら「休日が多い所を選ぶ」と言う考え方は「休日を楽しむ為に仕事をする。」と言う事なのだろうか。私は「休みは一日も無い。と言うより『仕事が趣味だ。』」と豪語している私は「福祉の仕事に巡り合い、苦しい事もありますが基本的には生きがいを持って仕事をさせて頂いているから」・・・。少しかっこよすぎですが本音です。

でも「こんな考え方は古い」と言われるかも知れませんし、世の中は多様性が進んでいるので色んな考え方があっても良いと思うのですが、昭和おじさんの私としては複雑な気持ちです。

びっくりしました。

令和7年7月3日

9時から県庁近くで参議院選挙の出陣式があると言うので「8時を過ぎると道が混むので早く出よう」と言うので7時過ぎに家を出ました。(本来は1時間で県庁まで行きます。)若干混んでいたので8時15分には会場近くに着いたのですが「駐車場が一杯だ」と言う事であちこちとさ迷った末に結構離れたところに車を止めて会場まで歩きました。

出陣式までには30分近くの時間があったので受付を済ませて椅子が置いてある会場に行くと知った方が何人かおみえになっていたのでご挨拶をしてから椅子に腰かけて知った方とお話をして待っていると出陣式開始のアナウンスが入ったので会場の外に出ると思わず「暑い」と思ったのですが、既に外で待って見える方がおおぜいみえたので私も式典が始まるのを待っていました。

多くの方がマイクを持って熱く語られ最後には候補の方が話をされ、だるまの目入れと頑張ろうで散会になりました。その間に私はハンカチで汗を何回か拭きました。散会のタイミングで可能な限り色んな方にご挨拶をしてから車に戻り我が家から持参していた水を飲み、ちょうど10時だったので和合に「10時30分からお参りをします。」と連絡してから和合にもどり、書類の決裁をして10時30分になり1階のフロアにいくと皆さんが待ってみえたので「お経さんをやりま~す。」と声を掛けてからお参りの準備をして(その間に職員が経本と数珠を配ってくれました。)正信偈と般若心経を大きな声で唱えさせて貰った後にお話をさせて貰いました。

お話としては「1時間外で立っていたらとにかく暑くて大変だったのでお水を一気に飲みましたが、皆さんは少しづつ何回かに分けて飲むようにして頂いた方が暑さ対策になると思います。」と話をさせて頂きました。天気予報を見ていると『37℃』の日が何日かあるとの事ですリピーターの皆さんも水分をしっかり摂取して頂き、適度に冷房を使用して異常な夏を乗り越ししましょう。

お米の値段はいったいいくらが正解なのか

小泉衆議院議員が農林水産大臣に就任され、毎日の様に備蓄米の対応や米の値段についての報道がされていますが『米騒動』と言われるものが沈静化して平静を取り戻した時に米の値段はいったいいくらが正解なのかがわからなくて困っています。

当施設は地元の大規模農家から提供して貰っているので、世間の相場よりもはるかにお値打ちに、しかも毎週水曜日に精米した米を持って来て下さるので「安くて、美味しい米」を入居者さんに提供出来ていますが、備蓄米の古古古米(いくつ書いたら正解かわかりません)が5キロで2000円との事で「味はさほど変わらないし安いのが有難い」と言う事ですが、5キロで2000円と言う事は60キロで24.000円と言う事ですから、新米が出てくる9月に新米はいくらの値段がつけられるかを考えると予想すら出来ません。

7月になり食料品を中心に多くのものが値上げしたとの報道があります。

そんな中で米の適正価格がいくらなのかについての積算をしっかりして頂きたいと思います。

米作りは苗場に種の作付けをして、苗を育てている間に田圃の土をおこし、田圃に水を入れ土をならし、田植えをして、苗の成長に合わせて田圃の中の草取りや稗取りを何度もして必要に応じて肥料もまきその間にも畦の草刈りもしなければいけません。

田植えは水の張ってある田圃に入る作業で重労働です。

成長した稲の稲刈りをして米の乾燥をして、1年間の保管もしなければいけません。

この間の作業に対する対価の計算をしっかり行い、機械の購入及び整備にかかるお金も大変なものです。

また、肥料代や必要にお維持手の除草剤もばかになりません。

私も米作りの経験はしていますので決して米1粒も残さず頂いています。

米農家の方が必要経費を差し引いても労働に対する対価を得て、しっかりとした生活ができる様にして頂かないと米農家はドンドン減ってしまうとおもいます。

食品の自給率を上げていく事が、安心な国民生活になると思いますのでしっかりとした政策を考えていかなければいけないとも考えています。

食料品は輸入すれば良い的な考えでは有事の時にはひとたまりも無いので。

相手の懐に入り込む(飛び込む)と言う事

令和7年7月1日

『相手の懐に入り込む』と言うのは、目上の方に対してだけでは無くて同僚に対しても同じ事で、入居者さんへの対応については常に『世話をさせて頂く』と言う事であって、間違っても『世話をしてやるでは無い。』と言っています。先ずは目上の方、或いはいつも配慮をして頂いている方について、私が常に心掛けている事を書きます。

『相手の懐に入り込む』為には、相手の方が私に対して望まれている事を理解する事から始めなければいけないし、目上の方が私の為に、或いは私が関わる組織や団体に対して配慮や指導をして下さった時に、私が出来うる恩返しと共に感謝の意を示す事だと思っています。つまりは、如何に誠意を示すかだと思います。

次に、同僚の方に対しても私の考え方を常に伝えていく努力こそ大切だと思います。そして、相手の方が困っている時には、私が出来る事を可能な限りしていく事だと思います。その為には、常に色んな所にネットワークを張り、適切な情報を得て出来ることをしていくスタンスです。入居者については、私が法人設立時に(令和8年)設立趣意書の中に書かせていただいた『世話をするもの世話されるものの構図では無い』との理念を今も大切にしています。その為には、入居者さんの心身状況や本人のバックグラウンド及び、家族背景等々をしっかり把握して『尊厳と残存機能』を大切にした対応をして、尚且つ『今日一日楽しかった』の実現こそ大切だと考えています。

本日は、4年間苦しんできた事業に対して地道に努力した事の集大成を形にする為の大切な会議があり、朝から落ち着かず、家においてしっかりと仏壇に向かってお経を唱え仏様、ご先祖様にもお願いして、11時からモバイル食の検討の為に他の施設からおみえになる前にコラムを打ちました。

今は高揚感一杯ですので、明日に良い報告がこのコラムで出来る様頑張ってきます。リピーターの皆さんは何の事か分からないと思いますが、とにかく応援宜しくお願い致します。

背中を汗が流れています。

令和7年6月30日

午前10時から和合施設2階の皆さんとお経を唱えさせて頂きました。入居者さんの中にも大きな声でお経を唱えられる方があるので「入居者さんの声に負けるわけにはいかない。」(別に競争する必要は無いのですが・・・)とばかりに、お腹の中に空気を貯めて吐き出す様にお経を唱えました。

お経は『正信偈と御文さんと般若心経』で、ほぼ40分かかるのですが、お経を開始して10分も経過すると背中を汗が流れるのがわかる様になり、顔からもぽたぽたと汗が垂れる様になり、お経を唱えながらハンカチで汗を拭きとりました。(こんな時はハンカチでは無くて、タオルの方がしっかり拭き取れるのですが、午後から岐阜市で会議がありスーツを着ているので、いつもと違いハンカチなのであります。)何度も拭き取りながら「汗が出るのは健康な証」と自分を納得させながら頑張りました。

全てのお経を終えてから入居者さんにお話をさせて貰うのですが、お話の冒頭に正直な話として「汗が流れています。」と話をしてから「健康だからこそ汗が出て、大きな声でお経を唱えられる事に感謝です。」と続けてから「皆さんもこの暑さの時期です、いつも以上にお水やお茶やコーヒーなど一杯飲んで下さい。ビールは水分では無くてアルコールですので、ビールを一杯飲んだと言って水も飲まないのは駄目ですよ。でも、たまにはお酒を飲みたい方に、地元養老のお酒で『禮泉』と言うのが美味しいので、また機会を作ってお酒のお好きな方に飲んでもらいたいと思っています。」と話をさせて頂きました。お話をしながら入居されている方は、私の話を一生懸命に聞いて頂けるので話しやすいと思った次第です。

どちらにしても私の話は今回でもそうですが『汗』の話から『お酒』の話になってしまって「何が言いたいの」と思われる方も多いと思いますが、これからも宜しくお願い致します。

介護報酬の中の『食費』が上がらない。

令和7年6月29日

2024年の介護報酬改定で、本体についての若干のアップと共に、標準基準額の『居住費』については1日あたり60円のアップがなされたのですが、『食費』については0回答だったのです。私はその事を聞いた瞬間に「全国老施協の代表は、参加しているのに何をしているのだ。」と怒りにも近い感情を持ちました。「だってそうでしょ。色んな物が値上がりしているのに、食費が上がらないと言うのはどうしてなのか」と。私はその理由が知りたくて全国の会議で聞いた結果は「施設においての食費の単価が上がっていない根拠を、国から示された。」との事だったので「現実的にはありえない事だけれども、国は根拠を示しているのであれば、どのように対応したら食費を上げないで行けるのかの実態を明らかにすべきではないか。」と言う事で実態調査がなされて、その実態が明らかになりました。

その実態は私に言わせると「考えられない事が、なされている」と愕然としました。具体的に言うと①牛肉・豚肉の提供を減らし、鶏肉使用の回数を増やす。生魚を減らし、安価な白身魚(特に深海魚)や外国産の冷凍魚に変更する。野菜は冷凍野菜を使用する。②大量発注や賞味期限が近い食品を仕入れ、単価を安くする。③切り身の大きさを小さくする。④行事食をなくす。などの涙ぐましい努力がされている実態に、私は「入居者さんに不利益な事をするのが正しいやり方か」いみじくも、生活保護費の減額は違法だとの判決が出たのも当然の結果だと思ったしだいです。

2021年8月の改正で、食費の単価は一日に1445円に改正されました。それから3年8カ月経過した物価指数は、食糧費が23.5%だと統計局のホームページに掲載されています。ちなみに生鮮食品以外の割合は11.1%と言う事ですので、どんどん生鮮食品が特養の食事から無くなっていくのが分かります。全国老施協が2024年6月に調査した結果、利用者一人あたりの食費は1753.8円と言う事で、1445円との開きは308.8円との事で、昨年6月以降も米を中心にして多くの物が値上がりしていますし、食費の中には人件費も光熱水費もあるわけで、各事業所の努力だけでは抱えきれる状況では無いのです。

来月には参議院選挙があり、与野党共に賃上げをアピールしていますが、根拠なくアピールしても『武士は食わねど高楊枝』等と言うわけにはいかないので、現実を直視した制度設計をして頂きたくて今回のコラムにさせて頂きました。多くの声援とご理解をお願い致します。

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