線状降水帯と言う言葉が当たり前になってきました。
令和6年6月21日
平成15年度事業の造成をする段階で「50年に1度の集中豪雨に耐えられる川を増設しなさい」との事で頑丈な作りの川にしたときに「この作りを超える雨がくるのだろうか」と思ったものでしたが日本各地の線状降水帯による豪雨の状況を目にすると、「あの川の作りは正解だったのか」と思わざるを得ません。
15年ほど前にインドネシアに外国人介護人材の協議の為に行った時に青空だったのが急に黒い雲になり目の前が見えないくらいの雨が降ったかも思ったら1時間もしない内に再び青空になる所謂『スコール』の体験をしてその時は「流石に熱帯地方」と思ったものでしたが、「今の日本はそれに近い状況があるな」と思うと「世界中の温度が上がってきている」と実感した次第です。
本部施設である特別養護老人ホーム『優・悠・邑』と盲養護老人ホーム『優・悠・邑 和(なごみ)』は多くの雨が降れば土砂災害が心配だし、特別養護老人ホーム『優・悠・邑 和合』は文字通り洪水による被害が心配な地形です。『線状降水帯』と言う言葉が耳慣れて来た今だからこそ対策が必要になってくると思います。
昔から言われている『備えあれば患いなし』の格言の様な対応をしていきたいと考えています。また、自分の法人のことばかりではなくて、文字通り『想定外』の天災に見舞われた地区があれば『共存共栄、自助・共助・公助』の対応をしていきたいとも考えています。