『起承転結』の話をしました
本日10時から3施設合同幹部会が開催され、改めて令和7年度の社会福祉法人杉和会の指針の柱として
①認知症の専門性を深める。
②ロボット・ICTの導入により業務の効率化を促進して余裕ができた時間を『寄り添いケアの充実』に充てる。
であることを具体的に進める為にこれまた改めて『起承転結』の話をしました。
幹部職員の中には「またこの話か」と思った職員もいたかも知れませんが、敢えて話をしました。
『起』の要因が出ている事に対して、気付いたことについて私を含めた職員が『承』としての提案をして具体的な展開をしていく事によって『転』としての良い結果や方向性を見出し『結』としていく。
最近実施した『トランスファー研修』については既に10年以上前に素晴らしい成果を勝ち取りホームページ等で高らかに発信して、多くの法人に対して影響を与えたと言う実績があるにも関わらず、出来ていない事実を把握した段階で、トランスファー委員会の当時の委員長に吉澤施設長と良く相談して研修計画を立てていくようにと噛んで含んだ様に話をしたにも関わらず、遅々として進まなかったので私が烈火の如く怒った事により、3年以上の経験者の研修をしたものの、研修で学んだ事の多くが形骸化されていたので、「このままではいけない」との思いの中で『承』についてのアクションがあまりにも速やかに実施されない状況に怒りを覚え、幹部職員に激を飛ばす意味で『起承転結』の話をした次第です。
「いつまでそんな手法でいくのか」と言われてしまうと「確かにその通りだ」とは思うのですが「せっかく当法人の施設を選んでくれた職員が腰を痛めて退職せざるを得ない状況になるのは避けたい」との思いの中72歳になっても『阿修羅』にならなければいけないのは血圧も上げる事になるので駄目なんですが、「命懸けで頑張る」とのスタンスを変えるには、職員全体の底上げと幹部職員の頑張りを祈るばかりです。
なお、決して難しい事を言っているわけでは無くて、「その人らしく生活して頂く為にはこんな事をしてはどうかと言う仮説を立てて実施していく事が大切」と言う事なのです。





