気づいた事の報告を
本日10時から和合の施設で全体会がありました。全体会の冒頭に理事長である私から1997年7月17日の法人設立に合わせて勤務10年と5年の賞状と金一封を手渡しました。次に責任ある立場の職員から色んな報告がされて課題の共有化に努めて貰いました。その中でエアコンの使用の仕方であったり、事故報告であったり、褥瘡についての報告がありました。
私はどの課題についても共通項があると思いました。つまりはキーワードで表すならば『気付きによる報告・連絡・相談の大切さ』と言う事で総括しました。『気付き』と言う言葉を理解出来ないといけないので最後の総括で私なりの解釈を話しました。エアコンの件については「この温度設定と強さで良いのか」と言う事を考えて気が付いた事を報告して対応すると言う事の大切さを話ししました。事故報告の件数については、事故報告の6件なのに、ヒヤリハットはゼロと言う報告に「いきなり、事故になることは考えにくいので事故になる前にヒヤリハットが出る様にしていく事が事故を防ぐ事にある。これも気付きの問題だと思います。」と言う事です。褥瘡について言うなら、褥瘡の確認をするのに一番わかりやすいのはお風呂に入って貰う時に身体のチェックをして傷や痣の確認をして早くに対応したら、重症化しないで済むのに報告が遅れるとなかなか治りにくくなってしまうので、確認したら直ぐに報告するのも『気付き』として大切な事だと話をしました。
「言われていない業務だから関係ない」と思って報告をしなかった事により、大変な状況になったら余計なエネルギーを使う事になる事を理解した展開をすると『寄り添いケアの充実』に繋がると思うのですが。