「プロみたいや」と言われて
昨日の出来事なのですが、午前に本館1階及び2階でお参りを終え午後の1回目としてデイサービスに行ってお参りを済ませると谷田主任が冷たい氷水を持って来ながら「理事長1曲お願いしますとマイクを渡されました・・・
「それでは石川さゆりさんの『天城越え』を歌います。」と言う事で、歌わせて貰いながら「今日はめっちゃ声が出ているな。」と言う事で気を良くした私は「女性の歌を歌わして貰ったのでもう1曲男性の歌を歌わせて下さい。」と言って『宗右衛門町ブルース』を自らリクエストして歌わせて貰ったのです。
すると、デイサービスの男性利用者さんから「プロの様によく通る声で歌えるのはどうしてですか」と言われたので私は咄嗟に「お経を大きな声で毎日唱えさせて貰っているからですかね。」と言うと「確かにお経さんの声も良く通った声で大きいな。」と言われ、その会話が嬉しかったのです。
そして本日の予定では地元の高木さんとのジョイントカラオケだったのですが、高木さんが急遽来れなくなったと言う事で、水野施設長に協力して貰い何とかカラオケ企画を中止することも無く実施しました。
昨日の今日だったので「声は大丈夫だ」と思い最初に「北島三郎の曲を3曲歌います。」と言って『北の漁場』『函館の女』『まつり』を歌わせて貰いました。
その時には派手な法被を着てさせて貰いました。
3曲終わって水野施設長が童謡を3曲歌いそのあとは1曲づつ交代で歌うのですが1曲1曲法被に着替えたり、紺のスーツに着替えたり、赤の派手なブレザーに着替えたりしながら『ラヴユー東京』『霧の摩周湖』『お前しか愛せない』『夢芝居』『天城越え』『舟唄』と歌わせて貰い、最後は無理やりのアンコールに応えて山崎ていじの『浜防風』を気持ちよく歌わせて貰いました。




「気持ちよく歌えた」のは聞き手の皆さんが一生懸命に聞いて下さったり手拍子をしたり、タンバリンを叩いて下さったからだと思うと「施設の入居者さんは本当に有難いな」と思うと共に「毎日お経を唱える事によって歌が上手くなったのもありがたいな」と思うと共に「特養の事業をさせて貰っているからだ」ともしみじみ思った次第です。
