政権を担うということ
令和6年10月22日
総選挙真っ只中、私が思うことをコラムに書きたいと思います。自民党が政権を開け渡した時それほどの期間がたたない内に政権を取り戻したと言う事実がどうしてなのかということを私なりに考えてみたいと思います。自民党が体たらくな時、例えば 現在の裏金問題あるいは統一教会の問題で理不尽だと考えている人が多くいて野党に投票する人がかなり多くなるのではないかとの予想がされ、与党が過半数割れをするのではないかとのことが多くの方から述べられています。
ただし野党が政権を担っても短い期間で元の与党に戻る現象はどうしてなのか。それは野党であった人たちが政権を取り今まで述べていたことが実際には形にならないことが多く国民が失望してしまうということではないでしょうか。無責任な発言をした事が政権を取った瞬間にブーメランの様に跳ね返ってくることもあるのではないかと思っています。昨日の報道で期日前投票が前回の総選挙と比較して低調であるとの事でした。
この現象は「政治に期待しない。」と言う国民の意思なのかも知れません。しかしながら国民の意思がそうであっても国の予算も今後の方向性にしても最終的には国会の場で決められる。と言う事は『消極的な意思』は何の意味もなさないと言う事だと思います。つまり、それぞれの立場でそれぞれの立場が好転する様に自分の考えをしっかり示し、時には政治家の方に訴えて行く事もやっていかなければいけない。
私が言っているのは決して私利私欲の為ではなくすべての方々が幸せになる為の方向性を見出し展開していく事こそ肝要だと言う事。少子化対策の中で所得の高い方に対しても差をつけることがない制度設計が成立しました。このことに対して「官僚の方は所得が高いのですんなり成立した。」との見方をされる方がみえます。私は誰もが幸せに生きるとの視点で何事も考えて頂ければと考えています。その中で客観的データに基づいての制度作りの為には何をすべきなのかと言う事。
具体的な事を書くならば特養における食費について値上げの影響は無いとのデータによって食費の標準基準額が上がらなかったと言う事だが現実には魚の切り身を小さくしたり、行事食の回数を減らしたり廃止している実態を示していき食費の基準単価の見直しに尽力して政治家の皆さんに理解して頂くのも大切な事だと考えています。国民がそれぞれに意識を持って行くことによって安心した生活の確保につなげて行ければと考えています。