我が家の猫「おもち」についてです
令和5年5月12日
「私は犬と猫のどちらがよいですか」と聞かれたら、即座に「犬」と答えます。しかしながら犬を飼うには絶対に毎日の散歩が必要です。「仕事が趣味」とか「出張で家を空ける事が多い」と言う私が毎日犬の散歩をするのは物理的に不可能です。
ところで私の奥様は「猫派」です。猫が好きですから自ずと猫を大切にするからでしょうか、以前に飼っていた「リット」は20歳まで生きました。リットも我が家に来た時には私の車が車庫に入った事が分ると2階の自分の部屋に退避する毎日でしたが19歳を迎える頃から私が寝ている布団の上で寝るようになって、私もそんなリットが愛おしくなって布団を蹴り上げる様な事をして遊んでいたものです。(死ぬ2日前まで)私は若くて元気な内は追いかけて遊びたい、いやいやからかいたい気持ちが強いのだと思うのです。特にお酒が入ってテンションが高い時はそうなのだと思います。「おもち」に玄関先でいきなり会ったりすると私が大きな声で追いかけまわしたりすると必死に逃げるのが面白くて、それでいて歯を剝いて威嚇してきたりした時は私もむきになって追いかけたりして・・・。お酒が入っているので必死になって逃げまわる「おもち」の姿が面白くて・・・。
しかしながら「おもち」にとっては余程怖かったのか、その日を境にして、猫の好物である「チュール」と言う食べ物をそれまでは喜んで私の手から食べていたのが、傍に行くだけで毛を逆立てて、歯を剝いて威嚇するか逃げて行くのです。「余程嫌われたのだな」とは理解するのですが『餌代は誰が稼いでいると思っているのか』と怒ってみても、猫には理解出来るわけでは無し・・・。「正直たまには私を癒して欲しいな」と追いかけまわしたことを忘れたかの様に思っている私がいます。
但し、昨夜は少しだけ仲良くなれる兆候がありました。と言うのは猫部屋で寝ている「おもち」に近づき「チュール」を見せたらかなり警戒した様子ではありましたが「チュール」を私の方を上目遣いに見ながらではありましたが食べてくれました。しかしながら、食べ終わると部屋からさっと逃げて行きました。今までの私なら逃げて行く猫を追いかけるところなのですが、ここは「ぐっと」我慢して「明日はもう少し構えなくて食べてくれると良いな」と思うようにしました。つまり、まるで私が猫に調教されているような気分ですが「ここは忍・忍」です。だって、私の奥様には仰向けになって寝そべっていると言うので、私は決してそんなことまでして貰わなくても大丈夫ですが、せめて私が帰って来た時に出迎えてくれるくらいにはしたいですよ。リピーターの皆さんこんなことに悩んでいるのは如何なものですかね。