「何をやってるんだ」

年明け最初の東京出張の列車の中で唖然としました。何をかと言うと今日が1月13日だと言う事に。確かにこの間に、地元4地区の区長さん宅への年始の挨拶まわり、お茶会、砂田おさむさんの歌謡ショー、門間地区のカラオケボランティア、鏡びらきによるぜんざい会、緊急ショートの受け入れ会議と受け入れての今後の検討会、副リーダー会と幹部会とあいからわずのバタバタの毎日だけど、理事長として何を発信してきたのか!!自分自身が浮ついている苛立ちが、職員への動きへの叱責になっていないかと!!ふと感じたままにキーを叩きましたが、何日後かにある全体会までに立て直して私自身の新年にしたい。

師走

今日がすでに12月7日とは驚きです!
今年の元旦の午前4時に管理宿の職員から「厨房の方が雪で施設まで来れずに立ち往生されてますがどうしたらよいでしょうか」との携帯を貰い、慌てて施設に行き業者の協力や職員の召集をしたり、立ち往生している車を施設の駐車スペースまでいれたり、駐車場の雪解けに合わせて次々に来る職員の車を誘導したりして、ほっと息ついたのが9時過ぎでその後、職員に感謝の意を表す為に施設でついたお餅を焼き振るまったのがついこの前のようなのにもう師走の7日!今年も何日もない!気を引き締めていきたいと思っています。

昨日(11月24日)西濃振興局による施設監査が無事に終わりました

監査の前2日間は監査の書類をじっくり見て、施設長室を片付けてと自分なりに予定していたのですが、入居者さんが亡くなられ(97歳男性)、当施設に奥様も入居されており、奥様のたっての希望により、施設で通夜から葬儀まで執り行うことになりました。
通夜後の夜はご遺体に添え寝して、ろうそくと線香の番をして、葬儀の対応にも終われ、監査当日の朝までばたばたのふらふらで…。二時間近く施設長室の掃除に燃えました。(平生に片付けをしない私が悪いのですが)いざ、監査が始まると、監査官の方の指示に従い当施設の職員が手際良く書類の提示ができ、最後の講評では指摘事項なしと言う事でした。監査前の3日間位は書類の整理で時間を割いているのもありましたが、平生にしっかり出来ている証しと職員に感謝。
監査を意識して気がつきませんでしたが師走まで後わずか。年の瀬までにバイキングが二回あり、クリスマス会、餅つき大会、大掃除と、考えてみたらいつも忙しい中にいて、でも素晴らしい職員に恵まれているのだから頑張るしかないなと改めて思いながら、朝早くから東京への出張の新幹線の中での一人しゃべりをブログにしました。

どうも有難うございました

東京にあるケアポート板橋から4名の幹部職員さんが丸2日間北欧式トランスファーテクニックを中心とした研修にこられた時の事をレポートします

丸2日間の研修と言う事で、大垣のホテルで前泊されて、朝早く施設にお見えになられたのに先ずは驚かされました。次に驚いたのは、研修1日目の午後には田地施設長さんも来て下さり泊まって頂いた事です。そして何より驚かせられたのは、実に熱心に当施設の職員の拙い指導にたいしてもいっぱいいっぱい質問されケアポート板橋の職員達で話し合われ、また質問されてと素晴らしいものでした。そして研修最後に驚かせられたのは東京に台風が接近しているニュースが流れて少しでも早くに帰って頂いた方がいいのではと考えていたのですが、あに図らんや!フロアで質問されていますよと当施設職員からの報告。素晴らしい!ブラボー〓「これくらい、貪欲でなくては」。今回、はるばる東京から研修に来ていただいての当施設としての収穫を最後にまとめとして書きます。
①田地施設長さんから、今後も施設間交流を図って行きたいと言って頂いたこと
②当施設の職員が他の施設職員に指導する事により成長してくれる事
③施設の中も他の施設の職員さんが入られる事によって充実する事
何よりも田地施設長さんがお酒がお好きだと言う事がわかったこと
追記。何よりも素晴らしいのは、東京駅に着いた事を着いて直ぐに連絡を頂いたことと、次の日にお礼のメールを頂いた事。当施設に取っても実りあるものでした。後は、私がいつも言っている継続は力なりの実践をしていく事だと思います。刺激いっぱいの出来事でした。ケアポート板橋だけでなくお互いを切磋琢磨していこうと考えてみえる理事長さん施設長さんは連絡下さい。

10月9日に慶応義塾大学医学部内科(老年内科)の広瀬先生が来苑されました。

105歳の男性入居者とその家族の調査の詳細レポート(「今日の優・悠・邑」)については伊藤新館統括リーダーに委ねるとして、私はその折感動を覚えた事をレポートします。
まずは、25、6年前に遡って話しをします。その当時の私は児童養護施設の指導員として学習遅滞児であったとしても、「マンツーマン特訓」と銘打って毎日夜の零時過ぎまで中学生と格闘していて「俺が日本一の指導員だ」と自負していた頃、岐阜県児童福祉協議会調査広報委員として石川県金沢市にある児童自立支援施設に取材に行った折、その施設の責任者の方に「大変なことは何ですか」とお聞きすると、5分位の沈黙後、その方が「うーん、苦労してることって何だろうなあ」と言われた時は、正直「そんな訳ないやろ。それとも、この方は、苦労を苦労と思わずに使命感で仕事をこなす凄い人なのか。」
と思うと同時に自分が「俺が日本一の指導員だ」と思っていたのが思い上がりであったと痛切に感じたものでした。今回の広瀬先生の訪問は、その時の出来事を彷彿するものでした。だって、病院と大学の仕事がない休みの時に、東京から関ヶ原駅に9時27分に着こうと思ったらご自宅を6時前に出て見えると思うので、そのことをお尋ねすると、「今日なんか大した事ありません。北海道に飛行機で行って空港から三時間かけていって最終の飛行機でその日の内に帰った時はさすがにしんどかったけど大丈夫だったよ。」と言われた時は、感心したり驚いたりと言う状態からなかなか立ち直れなかったです。あの驚きをすぐに書きたかったのですが、20日近く経過して改めて書くことにしたのは、広瀬先生からお礼の手紙と共に写真を頂き、またまた感動し、ブログの原稿が滞っていたことを思い出したからです。
こんな凄い先生にお会い出来たのも、私自身も頑張っておればこそ。頑張っていたらこれからも、素晴らしい出会いがあるのかと思うと、わくわくしてきました。

 

「報告、連絡、相談プラス確認の徹底とは」

昨日の入居者及び利用者は106人。これだけの方に、安全で快適で今日も1日良かったよと言って頂く為には、職員が本日のテーマである「報告、連絡、相談プラス確認」の徹底を日々していくことが大切。感性を研ぎ澄まして、気がついたことを速やかに行動に移す。小さな出来事も見過ごさない。業務に流されないために理論構築をして行動に移す。行動に移す時にも「報告、連絡、相談プラス確認」を大切にしていく。口を酸っぱくして言っているのに形にならない苛立ち!パフォーマンスはいらない!陰徳とコツコツさ。自分にとって都合の良い解釈をしない。オムツゼロ、トランスファーは何のために実践しているのか。杉和会が目指しているものは何なのか、7時に施設に着ての思いをブログにぶつけてしまいました。殆どの杉和会職員はこのブログを読んでいる事でしょう。職員は理事長の思いを組んで実践して欲しいし、その他でこのブログを読んでいただいている方は、杉和会の理事長は熱く語った意味を理解して下さり、今まで以上のご支援をお願いします。

カレンダーが・・

カレンダーが変わり「悔いのない日を作っていこう」と書いてありました。これを見て実はホッとしてます。毎日毎日全力投球しなければと、片意地張っていた気分が楽になったからです。四捨五入したら六十歳。ボチボチいくのも大事かな!頑張って生きるのは難しいものですね。カレンダーの言葉を見ながら、考えたことでした。

来週は敬老週間です。

来週の敬老週間に向けて、一週間を通して毎日色々な企画を職員に割り当てて行います。
例えば、落語家の笑福亭伯枝師匠を招いて落語を楽しんで頂き、無事を祝って1メートルはある鯛の生菓子の鯛カットをして皆さんに食べて頂いたり、滋賀県長浜市に本部がある滋賀信行会の協力を得て、幸福と健康を祈願しての千願経を挙行したり、その他にも、居酒屋あり、映画会あり、カラオケ会ありと盛り沢山です。
企画をしているそれぞれの責任者には2つの事を指示しています。一つには、企画には理念を持て。二つには、継続出来るものにと言うことです。
一日一日を大切に生活して頂ける事を提案実践していくのが我々の使命。かつては、毎日が敬老の日などと言っていた不十分性を反省し、敬老週間を機に自戒を込めて、職員に語っています。
少し綺麗すぎる言い方だったでしょうか。

昨日理事会・評議員会が開催されました。

今回の理事会において任期満了に伴う改選において、理事8名と監事2名全員の再選が承認され、私自身も理事会による互選により5期目の理事長に再任されました。再任を機に改めて3年先5年先を見通した法人経営をしていく気持ちを強くしました。
その為には、職員が一丸となって理事長である私の想いを如何に理解し具現化していくのか。具体的に述べるなら、顧客満足度を向上させながら職員にとってもやりがいのある施設にしていくこと。より具体的に述べるなら、現在取り組んでいる①トランスファーテクニックの充実②オムツゼロに向けての実践③副リーダー会、幹部会、全体会の継続と充実④委員会提案の充実とその実践⑤全国老施協主催の研修会への積極的参加等々、拾い上げれば色々ありますが、今まで以上に頑張りますので今後共宜しくお願いします。
追伸:久方ぶりにブログを書きましたが、もっともっと頑張って書けるように応援メッセージをどんどん頂けるとありがたいのですが・・・・。

東京へ行く新幹線の中で

日経新聞の「交遊抄」と言う記事で小池淳義氏(サンディスク日本法人社長)が「アメフトの恩人」と言うタイトルで書かれている中で、日立製作所のアメフトのコーチを勤められたラリー・ドノバン氏の指導の中の一節を紹介しています。「練習は厳しく指導は理路整然としていた。選手にはステップの角度まで細かく指導した。しかし彼が技能以上に強く訴えたのが哲学だった。「Do your own job」。まず一人ひとりが何が最善か考え、全力でプレーする事がチームを強くする。周囲を気にしたり、他の選手に責任転嫁したりするような空気は一掃された」。
当法人の施設も13年目を迎えそれなりに職員も育ってきました。贅沢な悩みかもしれませんが、今一歩のスキルアップを望み悩んでいた時に、この記事に巡りあえて自己満足かもしれませんが、糸口らしきものが見えてきたように思います。もう少し自分自身を叱咤激励してみますか!