久しぶりの東京出張

平成19年度の全国老人福祉施設研修岐阜会議でデンマーク式トランスファーテクニックの講習に参加して、職員の離職者を減らすためにも、入居者様の残存機能を生かすためにも導入すべきだと考え平成20年度の岐阜県老人施設協議会の研修に小島ブンゴード孝子さんをお招きし、岐阜県内4会場で講演と演習をして頂きはや一年。今年も小島ブンゴード孝子さんがデンマークの理学療法士であるニールセンさんを連れ、講習会活動をされると言う情報をキャッチしたので直接、小島先生と交渉をして2日間当法人に来て頂く事になりました。せっかく来て頂くのであれば、事前に基本的な事を理解しておいた方がより効果的だと考えて、昨年デンマーク在中の小島ブンゴード孝子さんの家にホームステイして研修をして来た職員の尻を叩いて頑張らせています。単に尻を叩くだけではいけないので、ハード面の充実も図らねばと言う事で午前中車椅子の検討会を業者も呼んで開催し、今、列車に飛び乗り東京に向かっています。職員もようやく本気になってきたので今後の展開が楽しみです。

心機一転

なかなかブログの原稿が書けない状況に自己矛盾を感じていたのですが昨夜、寝る前にふっと思いつきました。出張が多く新幹線に乗る機会が多いんだからその時間に原稿を書けば結構書けると!
早速、今新幹線の中で書いているのですが、後はいつもの口癖である継続は力なり!!頑張ります。
さて、今朝は出張前に施設に行って施設の和室にあるステンドグラス入りの仏壇でお経をあげ、新たな決意をしてから出掛けようと考えていました。有言実行と言う事で5時30分に起きて施設に直行して最近お参りしていないことに対して手を合わせてお詫びしてから、正信偈とお文さんを読み、四国遍路で耳で覚えた般若心経を中心としたお経をあげ、誓いを新たに原稿を書いています。今回の誓いはよーく考えてみると初心に返って頑張りますと言う事に原稿を書きながら気がつきました。そのことを教えてくださった仏様はやっぱりエラい!?頼るべきものがあった事に感謝!!もう一言言えば高校二年で四国遍路に導いてくれた熊のように怖そうだったおじさん、そこからつながって福祉に導いてくださった諸先生方や諸先輩の方々。そして施設を留守にしている間、頑張ってくれている職員と家を守ってくれている家族に感謝!!
感謝、感謝でこれからも頑張って行こうと思っていますので、ブログを見ていただいた方々これからも叱咤激励よろしくお願いします!?

「こもりかご」

「こもりかご」を紹介したカレンダーを見つけました。その中で、「昔の農作業は、家族全員で仕事をするため、小さいこどもをこもりかごの中に入れて畦に置き、安心して農作業に励んだ」と説明してあった。そうすると、昔の子どもは小さい頃から親の一生懸命に仕事をして汗を流している姿を見て育っている。現代社会では、ほとんどの家庭で親が仕事をしている姿を見て育っていない。
このことから思う事は、最近の介護職員の確保が全国的に厳しいという状況です。この傾向を顕著にしているのがあたかも3k職場であるかのようなレッテルを貼った一部のマスコミの影響を受けた親であったり、進路指導の先生である大人が介護現場を志そうとしている若者にブレーキをかけているようにも思える。介護の現場が人としての尊厳を大切にしながらお世話させていただき、専門性とやりがいをもって頑張っている現場職員もたくさんいることを声を大にして訴えていかなければと「こもりかご」の説明を見たのを機に思い文章にしてみました。
なお、私の記事を見られた方、また、このホームページを見られた方からのご意見ご要望を戴けるとうれしいのですが・・・。

正月早々、職員に「陰徳」について語ってしまいました。

私が児童養護施設の指導員として勤務していました20代の頃、勤務していた当時の理事長さんは妙心寺派の厳格な僧侶だったのですが、私のことを非常に可愛がって下さり、色々な話をして下さいました。
その中で特に心に残っている言葉に「陰徳」という言葉があります。具体的な話としては、「目立つことをして、みんなに認めて貰う事も大切だけれども、誰も見ていない所でコツコツと人の役に立つことをすることが大切だし難しい。」と諭すように話をして下さった。このことは私の生き方を大きく変えた教えの一つであります。
正月早々仕事が良く出来、良く気がつく職員ですが、職員からあまり信頼されていない職員に「陰徳」の話をしました。真意が伝われば素晴らしい職員になるのだけれど・・・・。

ボーナス査定をしています。

当法人のボーナス及び昇給については、本人がつける自己評価とフロアの責任者がつける評価をもとに、最終的には(特には面談もして)理事長が最終評価をして、頑張った者とそうでない者との差をつけるシステムにしています。
そこで、今、自己評価を見ながら思うこと。自分に厳しく採点しているものと、そうでない者が極端に出るものだと改めて感じました。また、自己評価の中で、今期の反省と次期の目標を記述するところもあるのですが、具体性のない表現しかできない職員には再教育の必要性と、具体的に書いている職員には励ましとその確認が必要で、そこに理事長、施設長としての出番を改めて感じました。
実は各々の職員に自己評価をしてもらいながら、理事長、施設長として、叱咤激励されていることを痛感した次第です。

「してやられた。」

8月27日~28日に全国老施協主催のユニットケアセミナーが開催され、シンポジストの一人で参加し、子育て支援が職員確保につながるという一提案をさせて貰ったのですが、本日京都からユニットケアセミナーに参加したという施設の方が当施設に6名来て頂きました。
常日頃「素早いアクションが大事」といっている私としては「してやられた。」という思いと、同時に行動力のある方とはこれからのお付き合いを大切にしていきたいと思いました。

「ありがたいなあ」

7月に引き続き8月も入居者さんの入院も死亡もなく、よーく今年の夏を過ごして頂けたと思うと、「ありがたいなあ」という言葉が自然に出ました。月に1度確実に、幹部会・副リーダー会議・全体会議が出来るようになってきた結果かなあと思うとまたまた「ありがたいなあ」と言う言葉が出てきました。しかし、入居者さん・利用者さんとその家族のために貪欲により良い提案を職員みんなで考え実践していきますので、これからも宜しく見守って下さい。

夏祭りが終わりました。

今年の夏祭りは、例年のものとは比較にならない程、職員主体に準備が進められました。その結果、今までになかった発想により、道路沿いに夏祭りを知らせる看板が何箇所か設置され、地域の方々の参加も過去最高のものになりました。職員に全てを任せるという勇気を施設開設10年と言う節目で持つことができたことは、私にとっても大きな意味をもつものとなりました。勿論この勇気をもらう為の伏線は色々あります。例えば全体会・幹部会・副リーダー会を月1回必ず開催できるようになり、内容の充実が図られるようになったことや、委員会組織の充実も図られるようになってきたこと等です。夏祭りが成功裏に終わり、充実感の中で原稿が書けました。

小さい頃の出来事

今(7月28日午後1時30分)、雷が鳴ってドシャ降りの雨で、自身の小学校の頃の事が鮮烈に浮かび上がってきました。小学生の私は、身体がひ弱で末っ子の長男。夏休みになるとお袋の添い寝で昼寝をすることになるのですが、小学校では昼寝という時間がないので眠れなくて、私を団扇であおっているお袋の手が止まると身体を動かしてみて、お袋が気がついて団扇で扇ぐのを再開すると、寝た振りして。
その繰り返しの中で、お袋が熟睡したのを見て我が家を脱出。遊び仲間と雲がもくもく来ているのも関係なしに遊んでいて。ドシャ降りのずぶ濡れ状態で家に帰り、お袋の顔を見たら、急に熱が出て。お袋は添い寝状態など悠長な事を言っておれず、ずっと看病してくれた事を思い出しました。

コラム発刊で誓います~継続は力なり

施設の事業開始から十年が経過した今、「お蔭様で」等と言う、通り一遍の言い回しでなく、自分を振り返り、施設の足跡を振り返りながら、思いつくままにレポートしていきたいと思います。職員にはいつも「継続は力なり」と言っていますので、頑張って書いていきますのでよろしくお付き合い下さい。

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