高山市の介護老人保健施設「それいゆ」の事件に思うこと
平成31年2月5日
事件があった当時勤めていた介護職員が入居者の傷害容疑で逮捕された記事はとても残念に思うし、この事によって、今まで以上に介護職のイメージが悪くなり、ますます介護職員の確保が難しくなってしまうとしたら非常に残念な事と言わざるを得ない。私は常に「介護職は誰でもなれるが、誰もが難しい職業だ。」と言ってます。なぞなぞのような言い方ですが、その答えは「一生懸命さと優しさがなければならない。」と言う事です。一生懸命さの中には、知識の無さを補う努力も必要ですし、細やかな気付きも求められます。そして分からないことや疑問に思った事は謙虚に聞き記録を取ることです。但し、メモをとるときに、その場で長々と時間をとる事は業務中は無理ですので、メモ帳に覚え書きのようなものを書く習慣をつけることです。私自身も昨年の8月22日からコラムを欠かさず書いていますが、『これは良いネタになる。』と思った事を携帯のメモに落とし込んでいて、時間的に余裕がある時にそのメモを見て、メモをした時のひらめきを思いだし文章化してます。話を本題に戻します。新聞記事からの情報ですが、1年半前に老健それいゆで2週間で5人の不審死があり、事件発覚直後に退職してた職員が捜査線上に上がっていたが、何と言っても密室状態での事で確証を得るのに時間がかかったのだと思います。昔の推理小説に『完全犯罪は成立しない。何故ならば犯罪を犯した者が知っているから。』つまり、人間には自責の念があるから完全犯罪はあり得ない。と言っているのだと思います。しかしながら、事件直後に今回の容疑者はテレビの取材に堂々と答えているのです。その姿を私は見ていて優しさの欠片も感じませんでした。何故、このような人物が介護職に就いていたのか、腹立たしさでいっぱいです。また、私の施設は一般的には特別養護老人ホームと言われていますが介護保険法上は介護老人福祉施設と言います。マスコミも含めて『老人ホーム』と言われてしまいますが私に言わせると腹立たしい思いをしてます。また、5件の事件が2週間で起きたのは、一件目にしっかりとした検討が行われていたら2件目以降の犠牲者は出なかったかもと思うと残念でなりません。また、容疑者になった方が認知症についての知識をしっかりと持っていれば、このような事件が起きなかったのではとも思います。もちろん私は結果論で述べているし評論すべき立場だとは思うのですが、それでも悔しくて仕方がないのです。今は、この悔しさを今後の介護業界で生かせるように微力ながら頑張っていきたいと考えています。








