昨日に引き続き新人研修が行われています。
優・悠・邑の事業開始から15年の年月が経過して、新人研修で講師を勤めれる職員も多くなり、時々研修状況を見に行ったりして、「安心、安心」と思い、30年以上前に私が大学を卒業して、神戸北小学校の4年3組担任の未熟な教師だった時の事を思い出しました。それは、4年3組の担任だった6月に校内研究会で私の授業を校長先生以下全員に参観して頂いて、板書も駄目、授業内容も駄目、ビデオの付け方もおろおろになってしまって先輩の山田先生(「その節はご迷惑をおかけしました。」)にフォローしていただき、研修会後の校長先生の評価では「唯一救われたのは、若山先生頑張れーと子ども達が応援している事がわかって、若山先生が子ども達に慕われていることがわかったことかな。」と言われました。そして、次の日から校長先生が毎日廊下から見てみえるのが日課となり、校長先生の靴音がすると、子どもの方も一緒になって緊張してくれていたこと。そして、9月に当時の西濃教育事務所の教育課長さんが私の授業を見に来て頂いた時には、自分でも満足の行く授業が出来て、その日を境に校長先生の足音がなくなった事を思い出しました。そしてつくづく思うのは、色々な方々に助けられ今があることと当法人の職員に任せれる喜びを感じた一日でした。