歩き団参をされたグループの報告を滋賀信行会青年会のリーダーとして参加した西川課長から聞きました。
平成30年10月10日
最少年齢4歳の子から総勢33名での四国八十八ヶ所の難所の一つ11番藤井寺から12番焼山寺(標高1200㍍はあります。正確には記憶してません。)までの13キロの山越え。通常、元気な若者でも4時間はかかるコースです。今回は台風で遍路道が荒れていて、いくら元気な若者でも自分が歩くのがやっとのところを4歳の子を抱っこして歩く事は出来ない状態だったので、4歳の子は泣きながらでも歩いてもらった為に時間ははるかにかかり最終者の到着は17時過ぎで、その後着替えたりして長浜の本部には午後の11時過ぎで、西川課長は青年会のリーダーとして片付け等を終えて家に帰り着いたのは日をまたいだ午前1時だったとの事。4歳の子が泣きながらでも、完走したのには、山越えの厳しさを知っている私としては「凄い事を成し遂げた。」と思うと共に親さんの心情を考えると涙が止まりません。私も40年程前の経験で、19番の立江寺から20番の鶴林寺に行く最後の山道が前日の大雨で道が荒れていて大きな石がつるつるで通常の三倍の時間がかかった事を思い出しました。でもその当時は小学一年生の子が参加するだけで話題になった位です。4歳の子があの山道を泣きながらでも歩かせた内藤会長(大先達)の懐の大きさに敬意を表したいと思います。