お参りは最高です
平成30年10月20日
本日、本部施設での月一回のお参りが午後2時から行なわれたのですが、お参りが始まる前に「お経さんを間違えても良いのでお腹から力一杯に声を出して下さい。」とお願いしてから率先垂範で私もいつも以上に大きな声でお経を唱えさせて頂きました。お蔭様でお経が終わった時には爽快な気分になりました。お経の後導師である私から少しだけお話しをするのですが、今日のお話しは迷う事無く先般参加させて頂いた四国巡拝の話です。その中で、4歳の女の子も団体の歩きで11番の藤井寺から12番の焼山寺の山越え13キロを通常5時間あれば歩けるところを8時間、時には泣き叫びながらも歩ききった話しをすると「おおっ」と言うざわめきが起きました。その時私は思いました。我が施設の入居者さんは、聞き上手だなと。私の話も終わりそれぞれのフロアに帰られる時に私の方にわざわざ来て、手を合わされる方や深々と頭を下げられる方があり、私自身が戸惑ってしまう場面がありました。そして極めつけは最後に残られた入居者さんを職員が近い方の出口からお連れしようとすると職員に「こちらからでは駄目なの。」と言いながら押し車を強引に90度以上ターンさせ、その後私のところまで来て手を合わせられ、深々と頭を下げられたのを介助しようとした職員が見て思わず苦笑い。高齢者の律儀な思いを改めて教えて頂いたようで、その職員も良い勉強になったのではないかと思った次第です。






