勝手な判断は絶対に駄目です
平成31年4月22日
ケアマネさんから、病気も治りつつあり、家で一人いるよりはデイサービスを利用した方が本人の活力の為にも良いと判断され、明日のお迎え時間の連絡をするようにとの事をデイサービスの残務整理をしていた職員に伝えて、デイサービスの職員が利用者さんの家に連絡したところ、元気のない話し方だったと勝手な判断をした職員が「明日はデイサービスを休んでゆっくりして下さい。」と言ったとの報告を受け、私は利用者さんの名前を聞いて、「この方は独居で一人で家に一日いるのは心配だからケアマネさんが連絡して下さったのに何たる対応」と感じたので、対応した職員に「どうして、そのような対応をしたのか」と聞くと「か細い声だったので、えらいのなら休んだ方が良いと判断しました。」との答えが返ってきたので、私は「利用者さんがデイサービスを利用される背景はそれぞれに違い、この方は同情的な話をして貰う事に喜びを持たれる方だから、か細い声を出されたからと言って安易に休んだらどうですかと言うのは間違っています。もし、明日休まれて大変な事になったら責任が持てないよ」と話をしました。「相手の状況が分からず、自分の感性だけで対応せず、分からなければ勝手な判断をせず上席者に相談し対応すべきだ」とも話をしました。また、送迎の時に添乗者が乗らないままに出発すると言う出来事が起きました。事務所の職員がすぐに気が付き機敏な対応をしたので、事なきを得ましたが、これも大変な事です。送迎から帰った職員に「今回は不幸中の幸いで事なきを得たが、一つの現象の中に内在しているものを洗い出せ。」との中から、①連携不足②添乗者と運転者の役割と見送り者の役割についてを徹底して話をしました。想定外と言われる事故もきちっとした対応をすることで未然に防げる事が多くあることを理解することができました。なお、明日は来ないと言っていた利用者さんはデイサービスの責任者の後からの対応で来ていただく事になりました。明日はデイサービスに来てよかったと思って貰える対応を期待するばかりです。リピーターの皆さんも私も『災いは忘れた頃にやってくる。』明日はデイサービスの出発前に徹底します。