新館の時の思い
令和元年12月19日
昨日は本館への思いについて語りましたので今日は新館について語ります。
本館が事業開始したのは平成10年でその頃の制度は老人福祉法による『措置』であった為に、医療機構からの借り入れについては民改費相当額についてのみ返済に当てる事ができるシステムだったので、実績のない法人に寄付をしていただくのはなかなか難しく厳しい2年間でしたが、介護保険制度になり借り入れに対しての返済に活用出来るようになり、尚且つ介護報酬の単価も今よりも高かった事もあり、資金を蓄える事ができたので、その頃の地域貢献は施設の増床が一番と考え新館の増床40床を計画しました。
その当時ユニットの建設を岐阜県での先駆けとしてする事にしました。そこでのこだわりはユニットであればプライバシーに重きを置くべきと考えて一番のこだわりは部屋を出たところが見えにくい構造にしようと考えました。次に考えた事は本館の時の反省から荷物を入れる所を多く設置したことと個室のトイレを部屋の外に出したことです。祈りの面で、本館は仏壇は館内の中心にと考え仏壇を置くスペースを1間半にし、仏壇の暗いイメージを払拭するためにステンドグラスを嵌め込む事にして、滋賀県長浜市にあるガラス細工製造をしている黒壁で作って頂きました。新館の場合の祈りは、各ユニットにオリジナルの仏像を彫り物の集落である滋賀県丹生の彫物師に作って貰うと共に、高野山の大僧正であり日本一の書家である静慈圓師に書いて頂きました。
もう一つこだわったのは家具です。何故なら個室料を頂く以上はそれなりの物を導入したいと言う事で色々と検討した結果飛騨家具に決めました。飛騨家具は重厚感があり百年家具と言われるだけに雰囲気も最高で、見させて頂いていっぺんに好きになりましたがかなりお値段が高いのですが、百年で考えたら大丈夫かと思っています。但し、最近気になるのはこだわりについて理解していない職員がこだわりがわからず大切な椅子に洗濯物を平気で置いたりするのを見たりすると愕然となってしまいます。やっぱり常に語り続ける事が大切だと今更ながら思っています。リピーターの皆さんこだわりのある法人に対してご理解とご支援を宜しくありがとうございます。