昨夜の本部施設の経営戦略会議と銘打った幹部会での話です
平成31年4月19日
平成10年5月に事業開始した頃の話を幹部職員にしました。今は当たり前に出来ている事も色々な貴重な体験の積み重ねにより出来てきた事をしみじみと語りました。例えば、床が濡れていても「忙しい」との理由で後回しにして転倒されてから後悔したり、バイキングで刻みの食事を提供している方が普通食で提供していたロールキャベツを詰まらせ、救急搬送して貰い、その当時の外科の先生に上手に取ってもらい、最初はガーゼのハンカチのように見えたのが実はロールキャベツのキャベツでその時は事なく済んだ事に感謝してしばらくの間は我が施設のメニューからロールキャベツが消え、テーブル席の配置をしっかり検討するようになったり、お餅つきをして、小さな小さなお餅を提供するように指示してあったにもかかわらず、その当時の職員が入居者さんが食べたいといったのでと食べさせ、喉に詰まらせた事があり(この時も上手に取れました)それ以降の餅つきでは、蒸しの為に火の番をしている私が対応する職員をホールに集め、何故いけないかを話しして徹底を図っています。歴史と言うもの、伝統と言うものは貴重な体験を乗り越えて出来るものと思うと、日頃私が言っている『ご縁』を大切にして、ご縁を頂けた方とはとことんのお付き合いをしていかねばと改めて考えています。本日も朝一人残念ながら亡くなった方があり、看取りとしての対応をして、家族の方の相談に乗り、その後、私の自宅の町内の方でかつてデイサービスの運転手をして頂いた方の葬儀に顔を出し、今は新幹線の中でコラムを携帯に打ち込みながら昼食を頂いています。一人でもくもくと食べるのには少し悲しい面もありますが、その分いっぱい食べてます。多分この量は二人分だと思いますが、満たされない分を量でカバーしているとリピーターの皆さんはご理解下さい。(こんなことだから体重は一向に減らないのだとはわかっているのですが)東京では緊急理事会ですので、しっかり言うべき事は言ってきます。
