静慈圓先生について書きます
静慈圓先生との出会いは平成15年度事業で新館ユニット40床の建設に当たり『祈り』に対するこだわりをどのようにすべきかと検討していく中で私が17歳の時に巡り会った歩き団参の総本山とも言うべき滋賀信行会(本部長浜市)内藤会長に相談し、紹介を受け新館に飾る書を書いて貰ったのがご縁で平成16年4月に事業開始した年から8月20日と決めて毎年本部施設に来て頂き本館1階の仏壇でお経をあげて頂きその後地元の料亭である末廣に場所を移し宴席を持ち沢山語り飲んで歌ってダンスして、その年々にお客様を招いて喜んで頂いてます。但し昨年は静先生が高野山の法印として高野山を降りる事が許されず来ていただけなかったのですが今年の8月20日には再び関ヶ原の地に来て頂けるものと思っていますが、取り敢えず明日はリーガロイヤルホテル大阪で法印としてのお勤めをされたお祝い会があり、私も末席に加えて頂けたので、今年も来て頂けるようにお願いしてきます。中国で王義之と並び称される書家でもあり、中国に空海ロードを提案し空海学会を組織された方で
私が親しくさせて頂いているのが恐れ多い事なのですが、いつも静先生は私の事を「一からここまで築かれた若山さんは素晴らしい。」と言って頂き恐縮しているのですが、かつて、静先生と柳田邦男さんが発起人になり高野山において、宗教と医療のフォーラムをされた時に養老孟司さんが静先生とお話されていて、後から静先生に「養老孟司先生も無報酬で講演を受けて下さった」と何気無く言われたのには滅茶苦茶驚いた事を今でも覚えています。新館の各ユニットには静先生が大きな赤や黄色や緑色等の台紙に梵字で書いて頂いた書がさりげなく飾ってあります。その書を観に来ていただくだけでも満足がいくと思います。静先生の祈りの書のお陰もあり『平安之福』(静先生の書の掛け軸が和合にあります)の日々を送らせて頂いてます。尚、大阪駅近くにある毎日ホールで静先生の書と仏画展が開催されているので、記念パーティの前に観に行きたいと考えています。一生懸命な生き方の中では素晴らしい出会いを頂けるものだとつくづく思っています。明日はパーティの様子もお伝え出来たらとも考えています。