人材確保の取り組み
令和元年9月24日
本日18時30分からデイサービスの職員と会食を共にして話し合いを持つので多分、帰りが遅くなり、自宅に帰ってからコラムの原稿を書くとなると、眠さとの戦いになり、書き終わった時には空が白々としてくるようでは次の日に堪えるので、時間を見つけてパソコンに向かってみても、本日閃くような話題もなく、キーをたたくことが出来ない。人が見ている前で話をするのであれば『ツクツクボウシ、ツクツクボウシ、ミーンミーン』と柱につかまって居直った行動を取ってその場をしのいだ事は何度かありますが、「ツクツクボウシ、ミーンミーン」を文字にしても面白くないので・・・。と言う事で前置きが長くなりましたが、表題にある『人材確保の取り組み』について常日頃、私が考えていることを述べさせて頂きたいと思います。
私が本館施設の事業開始をしたのが平成10年5月で、新館施設の事業開始が平成16年の4月でこの頃は大学、短大、専門学校、高校での新卒者の採用については殆ど苦労することなく採用出来ました。
しかしながら、平成18年8月8日から全国老人福祉施設協議会の役員として本部がある東京に行き、全国の役員さんから「人材確保の難しさ」について多く聞く機会があり、確かに当施設においても一人の職員を採用するのにも難しさを感じるようになりました。
そして、その事を言い表す統計として、介護福祉士養成校の学生が顕著に減ってきています。私はその当時の全国老人福祉施設協議会の中村会長から「5年先、10年先戦略を理事長であれば持っていなければいけない。」と言われていたので『人材確保に対する法人としての方向性を示さなければ』との思いの中から、その当時の21世紀財団の補助金を頂き事業所内保育所と同時に職員用宿舎をつくり、子育て支援体制の充実を図り、次の手立てとしてEPA介護福祉士候補生としてインドネシアから4人を迎え、最初に来てくれたシスカさんは、日本に来てもうすぐ10年になり、その間に結婚してインドネシアから旦那さんを呼び寄せ、今では2人の子どもにも恵まれ4人家族で頑張っているので、今も毎年2人ずつインドネシアから来て貰っています。
また、和合の施設には今年初めてベトナムから留学生を2人迎えました。そんな中で今戦略として考えているのは、残念ながら帰国した職員を、『特定技能』と言う新しい制度で改めて迎え入れればと考えています。その他にも『中高年者の雇用』『障害者雇用』『特別支援学校卒業者』『人材派遣の活用』等々と裾野を広げながら、全国老人福祉施設協議会及び岐阜県老人福祉施設協議会会員の皆さんにメリットになるような仕組みを構築出来たらと考えています。リピータの皆さんも何か良いアイデアがあれば教えて頂ければ幸いです。
※ 平成26年4月に事業開始した和合の施設の新規採用では70人の職員を採用出来たので、開所当初からフル稼働出来たのですが、確かに平成25年度の状況は採用が厳しい状況の中でも採用出来たのは大胆な予算を確保し広報活動として、ホームページの全面リニューアルと平行して新聞折り込みを1回当たり165000枚を7月、10月、1月と大胆に配布したのと精力的な学校回りが功を奏したのですがあれから6年が経過しているので、同じ手法だけで上手くいくとは思わないので、新規事業に際してはもっと凄いアイデアでの実践が求められると考えています。