DWATの派遣に埼玉県川越市に当施設から二人が参加します
令和元年10月23日
台風15号、台風19号の洪水被害により、川越市にある施設が甚大な被害に遭い、全国老人福祉施設協議会からの依頼を受け10月29日から岐阜県老人福祉施設協議会で1チーム5名が参加します。その内の2名が当施設の職員です。(特養から1名、デイサービスから1名)本日施設に全国老人福祉施設協議会から私宛に宅急便が届きました。宅急便の中身は『ビブス」と書いてあったので、事務所の職員に「ビブスって何なの」と聞くと「D-WAT派遣チームのゼッケンのようなものと違いますか」と言うので取り敢えず荷物を開いてみるといわゆる『ビブス』なるものが5枚入っていました。
但し、『ビブス』なるものだ5枚入っているのみだったので、敢えて「鬱陶しい奴」と言われることを覚悟しつつも私は全国老人福祉施設協議会に電話をしました。その内容は「施設長である私宛に送るのであれば『ビブス』のみを入れるのではなく一文があって当然でないですか。担当者が全国大会を来週に控えて忙しい事は理解しているが忙しいのと礼儀は別物だから上席者がしっかり指導すべきではないか。」と話をしました。
私はクレーマーのように言っているのではなく、職員の入れ替えもあり慣れない職員の対応であればこそ『鉄は熱いうちに打て』的な発想で話をしました。電話を終えて10月29日から川越に行く職員が2人共にいたので激励の意味も込めて『ビブス』を着て記念撮影をしました。


勿論2人の職員は気持ちよく勤務変更に応じてくれた職員がいたからこその参加であるので施設の代表であり、岐阜県老人福祉施設協議会の代表であるので改めて頑張って来て欲しいと2人に話をしました。
さて、近年は毎年のように大きな災害が起きていて今回D-WATで参加する伊藤係長は東日本大震災の時にはいわき市に2か月間通しで行き、北海道胆振地震の時も参加していて今回3回目の参加で古川係長の北海道胆振地震に引き続きでの参加です。私は災害はいつ、どこで発生するかわからないので、法人としての準備や対策を講じるのは当然の事と考えていますが、『想定外』だったと結果論で後悔しない為に、対応に苦慮されている施設に積極的に参加させて、自分の所が困った時には「岐阜県なら何とかしなければ」と言って頂けるような体制を整えていかなければいけないと考えています。実際に自分の所が被害に会った時には「勤務外です」等とは言っていられないのですから。
だから、昨日の岐阜県老人福祉施設協議会正副委員長会議では、「職員の理解と協力を得て、D-WATの派遣の第二弾、第三弾の要請があっても良い体制を整えていきたい」と会長として発言させて頂きました。リピーターの皆さん私の思いを理解して家庭での備えをしっかりしておきましょう。「あっ、我が家の備えがどうなっているのかわっかりませ~ん」