逆転の発想で頑張るしかない

令和元年9月28日

昨日、皮膚疾患があると言う事で家族が病院にお連れして頂けた入居者さんが、『疥癬』であるとの診断が出ました。その事の報告を受けた時は、本部施設が事業開始をして2年目に入った時期に(平成11年)ですから20年前に、「綺麗で新しい施設」と言う思い込みの中で疥癬が出て、私の知識不足もあり対応が遅れ、全館に拡がり厳しい状況になってから、薬を塗布してシャワーで洗い流しを全員にして、部屋の清掃を徹底してピリピリの1か月だった事を思い出しました。

その時の学びから①ショートステイの開始日には必ずお風呂に入って貰い身体状況を確認する。②ベットメイキングの折りにベット周辺を綺麗にする。③常に清潔保持に努める事を徹底し実践してきたはずなのにと思うと忸怩たる思いがありますが、私自身徹底の為に汗をかいていたかと言うと職員に特に幹部職員に任せていたし、信頼もしていたので俄然としてしまう思いもあるが、起きた現実から目を背ける事は出来ないので、理事長として出来得る事をして、早期解決をして再構築と恒久的な徹底を図る為の方策を講じて行きたい。20年前とは違い、一人目の診断と同時に私自身行動に移しているので、この意を職員が汲んで頑張ってくれることを信じて頑張っていきたい。

昨日対応したのは、清掃業者に来て貰い消毒も含んだ検討、リネンの業者に来て貰い今後の対応を検討し、「疑わしくは疑え」で疥癬の恐れがある入居者さんをリストして貰い、大垣にある皮膚科に受診以来の連絡をすると「明日12時30分に3人の予約を入れますので、12時15分までに来てください。」と言って頂け「ありがたい。一生懸命の中から必ず活路が見いだせる。」と思いました。本日、施設を11時25分にでて、12時35分から順番に診て頂き、検査もして頂けたのですが、結果は疥癬虫は見つからなかったとの説明を頂きました。塗り薬の処方を頂き、「もし、疥癬虫がいる時はこの薬で発見しやすくなりますので、決して疥癬虫がいないと言う事ではないので経過を教えて下さい。」との事でしたので、疥癬撲滅の為に職員一丸になって対応しなければと意を強くし、高齢者の皮膚トラブルは多いので今後、皮膚科の先生の協力を得られないかとの話もさせて頂き、詳しくは後日に話し合いを持つお約束まで取り付けました。『禍を転じて福と為す』の引用がぴったりとしたものではありませんが厳しい状況だからこそ毅然と取り組んでいきたいので、敢えて、コラムに書きました。

 

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

 

やばいです

令和元年9月27日

今(20時57分)現在コラムが全く書けていないし、盲養護老人ホーム及び養護老人ホームの建設に対する戦略を考えていたら昨夜は眠りが浅く、5時30分に起きて朝風呂に入りシャキッとして施設に行ったのですが予定以上にしなければいけない事があり、結局夕食を食べながらうつらうつらして(『子どもか』の謗りを受けそうですが)バタバタはしてましたが、今コラムに書く題材がなくて(2年後には書く事が出来る題材はあるのですが今は取り上げれない)本日届いた週刊現代でネタ探しをしていても『寝た』等と親父ギャグを飛ばすのが精一杯。ギャグにもなっていないか。瞬間に寝て、少し書いてまたまたもがきながらコラムを書いていたら、週刊現代でようやく見つけました。ネタらしきものを。

そのタイトルは『オックスフォード大の最新研究で明らかに、  野菜中心の食生活が「脳卒中」の原因だった』とあり、詳しく読んでコメントしなければいけないのですが、如何せん詳しく読む気力がないので中身を読まずに見出しだけでコメントする暴挙をお許し頂きコメントします。

大抵お母さんは子どもには「野菜を食べなさい」が定番ですし、「肥満はだめだから野菜を頑張って食べなさい」のパターンが多いと思うのですが、最近では痩せているより肥満の方が長生きすると言う説もあったりして、私自身はニンマリしているのですが、結局は『ほどほどの摂取』が大切と言うパターンなのかな。但し、最近私自身階段を上ったりすると息切れをするので『まずい』と思い豆腐のような決意で「食事後は何も食べない。」と朝は決意しているのに、夕食後に大好きな大きな大きなあられがテーブルに嫌みのように置いてある。「食べないでおこう。」と思えば思うほど、悪魔の囁きが耳元で囁かれる。その声とは「我慢するストレスの方が体に良くないよ」と。そして、テーブルに置いてあり、「いつまでもそのままにしておくと湿気ったらもったいない。」と言う事で本日も半分寝ながらですが食べてしまいました。そしてまた朝になって後悔する。仕方がないよね。私の体は青大将からアナコンダになったんだから。

結局本日のコラムは終始意味不明のものになってしまいました事をリピーターの皆さんにお詫びすると共に人生は山あり谷ありです。等と居直った言葉で締め括ります。✳こんな原稿なのに一時間もかかってしまいましたが、昨年8月22日からの継続は出来たと言う事でお許し下さい。

大谷徹奘師の本日の言葉『学ばない人は成長が止まる』

令和元年9月26日

いつも朝一で徹奘師の言葉を見て「うんうん、そうだな」と一人肯いているのですが、本日の言葉『学ばない人は成長が止まる」にはドキッとしてしまいました。かつてのコラムで書きましたが、私が真剣に学んだのは26歳の時に児童養護施設の指導員として勤務するようになり、中学生に勉強を教えなければいけないのに、中学生に教えるような知識が全くなくて、かつての同僚の数学の先生に『指導出来るように指導』して貰いに先生の家に週に2日は通った半年間。『学ぶ』事の大切さを嫌と言う程に学んだ半年間があり、その後の生き方は学んだことの応用で頑張ってきたつもりです。

そして今も日々学ぶことばかりです。自分で言うのも変ですがこのスタンスが出来なくなったら、私自身が私でなくなってしまうと思っています。但し、『学ぶ』と言うのは単に座学として学ぶばかりではなくて素敵な動きをされる方から学ぶ事もあるし、話を聞く中から学ぶ事もあると思います。何か知識を得る時にある人は一生懸命に本を読んだりパソコンで検索したりする方もあるでしょう。

私の場合は難問にぶつかった時には「この課題ならば徳島県の舛田先生に、この課題ならば広島県の本永先生に、この問題ならば青森県の中山先生にと、(断りもなく実名でごめんなさい。お許し頂けるものと勝手な判断をしてます。)調べるより必要な事を先ずは聞いて時には資料を送って貰い問題解決しています。但しこの手法は人間関係を円滑にしておかないと「都合よく私を使うな」と言う事になる可能性もあるので私は常日頃から指摘すべきはしながらも、人間関係を円滑にすることに日々努めています。私が表題の言葉にドキッとしたのは、成長が止まった時の事を考えたからです。

体力と知力の相関関係がどのようなものかはわかりませんが、学ぶ気力がなくなって『昔の名前で出ています。』的な生き方になった時には潔く引退しなければいけないと考えています。しかしながら、私がやるべき事が年々雪だるま式に増えている現実がある限りは体力の限界はあっても知力の限界はまだまだだと思っています。考えてみるとやるべき使命があると言うのは幸せな事だと思ってもいます。リピーターの皆さんますます気力満開で頑張っている事に万雷の拍手をお願いします。

 

岐阜県庁高齢福祉課長さん、課長補佐さんと防災について話し合いをしました

千葉県の長期に渡る停電もあり、防災について岐阜県老施協会長の立場で話をさせて頂きました。

まずは『福祉避難所』についての私の考えを述べさせて貰いました。(本来であれば健康福祉政策課が担当部署なのですが、高齢者施設に特化した話をして、会員施設へのメリットを獲得したいと言う思いから高齢福祉課で話をしたのです。)福祉避難所に市町村から指定されている状況を受け入れ体制に係る人数も資料として提供して頂いてますが、とても現実的な人数だとは思えないし具体的に受け入れる為の体制作りが出来ているとは思える状況にないと率直に意見を述べました。

先般のコラムでも書きましたが『マニュアルはあるが使い方がわからない』のとほぼ同じ状況だと言う事です。具体的にハード面の体制を取る為には岐阜県が補助金の確保を具体的な数値目標をあげていかないと殆どの法人は体制準備を整えないのではないかとも思っています。当法人の本部施設はリスクマネージメントを専門にされている『びわこ学院大学烏野教授』のアドバイスもあり、防災庫に非常食やコイン型ウェットティッシュ(ペットボトルのキャップ一杯の水で結構な大きさになる優れもの)等を確保しているのですが、籠城型の体制を確実にするためには1階から2階に入居者さんを上げる事が大切だと考えていて、階段を上る昇降機があると対応が楽だと言う事を最近のテレビの番組でしりましたが、まだ購入には至っていません。

福祉避難所に話を戻します。福祉避難所全てに補助が行き届くのは現実的には難しいと思いますので岐阜県は5圏域に別れているので、それぞれの圏域に最低二ヶ所に防災用品を設置して、設置した施設に本当に必要なものとそうでもないもの、追加で必要なものをまとめて貰い順次設置場所を増やしていってはどうかと提案しました。災害はいつ起きるかわからないし、待った無しの状況があることを多くの会員施設に理解して貰えるように岐阜県老施協として研修にも力を入れていかなければならないと力強く提案してきました。

今回千葉県で起きた停電のように広い範囲で起きる災害に対して慌てる事なく対応する為には広い範囲での災害協定も結ばなくてはならないしやらなければいけない事はいっぱいあるので私の立場で出来うる事を頑張りたいと考えています。リピーターの皆さんも『備えあれば憂いなし』です。お互いに頑張りましょう。

 

 

人材確保の取り組み

令和元年9月24日

本日18時30分からデイサービスの職員と会食を共にして話し合いを持つので多分、帰りが遅くなり、自宅に帰ってからコラムの原稿を書くとなると、眠さとの戦いになり、書き終わった時には空が白々としてくるようでは次の日に堪えるので、時間を見つけてパソコンに向かってみても、本日閃くような話題もなく、キーをたたくことが出来ない。人が見ている前で話をするのであれば『ツクツクボウシ、ツクツクボウシ、ミーンミーン』と柱につかまって居直った行動を取ってその場をしのいだ事は何度かありますが、「ツクツクボウシ、ミーンミーン」を文字にしても面白くないので・・・。と言う事で前置きが長くなりましたが、表題にある『人材確保の取り組み』について常日頃、私が考えていることを述べさせて頂きたいと思います。

私が本館施設の事業開始をしたのが平成10年5月で、新館施設の事業開始が平成16年の4月でこの頃は大学、短大、専門学校、高校での新卒者の採用については殆ど苦労することなく採用出来ました。

しかしながら、平成18年8月8日から全国老人福祉施設協議会の役員として本部がある東京に行き、全国の役員さんから「人材確保の難しさ」について多く聞く機会があり、確かに当施設においても一人の職員を採用するのにも難しさを感じるようになりました。

そして、その事を言い表す統計として、介護福祉士養成校の学生が顕著に減ってきています。私はその当時の全国老人福祉施設協議会の中村会長から「5年先、10年先戦略を理事長であれば持っていなければいけない。」と言われていたので『人材確保に対する法人としての方向性を示さなければ』との思いの中から、その当時の21世紀財団の補助金を頂き事業所内保育所と同時に職員用宿舎をつくり、子育て支援体制の充実を図り、次の手立てとしてEPA介護福祉士候補生としてインドネシアから4人を迎え、最初に来てくれたシスカさんは、日本に来てもうすぐ10年になり、その間に結婚してインドネシアから旦那さんを呼び寄せ、今では2人の子どもにも恵まれ4人家族で頑張っているので、今も毎年2人ずつインドネシアから来て貰っています。

また、和合の施設には今年初めてベトナムから留学生を2人迎えました。そんな中で今戦略として考えているのは、残念ながら帰国した職員を、『特定技能』と言う新しい制度で改めて迎え入れればと考えています。その他にも『中高年者の雇用』『障害者雇用』『特別支援学校卒業者』『人材派遣の活用』等々と裾野を広げながら、全国老人福祉施設協議会及び岐阜県老人福祉施設協議会会員の皆さんにメリットになるような仕組みを構築出来たらと考えています。リピータの皆さんも何か良いアイデアがあれば教えて頂ければ幸いです。

※ 平成26年4月に事業開始した和合の施設の新規採用では70人の職員を採用出来たので、開所当初からフル稼働出来たのですが、確かに平成25年度の状況は採用が厳しい状況の中でも採用出来たのは大胆な予算を確保し広報活動として、ホームページの全面リニューアルと平行して新聞折り込みを1回当たり165000枚を7月、10月、1月と大胆に配布したのと精力的な学校回りが功を奏したのですがあれから6年が経過しているので、同じ手法だけで上手くいくとは思わないので、新規事業に際してはもっと凄いアイデアでの実践が求められると考えています。

マニュアルについて

令和元年9月23日

朝のニュースで、台風15号により9月9日未明からの千葉県の停電が未だ完全復旧していない事に対して、「地震によるマニュアルはあったが風水害に伴う停電のマニュアルがなかった。」とのコメントがなされていたのには違和感を持ちながらも、昨夜18時から行われた和合での研修及び全体会の折り、びわこ学院大の烏野教授のお話の中で、「マニュアルはどこかで作成されたものをそのまま活用しても意味のあるものにならない。何故ならば実際に運用する時に全く役にたたないから」との指摘を思いだしました。

具体例として災害マニュアルの準備するものの中に古新聞1か月分と言うのがあり、ある施設の相談員に確認したら、きちっと1か月分ありチェックリストにもチェックがしてあったので「流石ですね。ところでこの古新聞を災害時にどのように活用するのですか」と聞くと(しばし時間をおいて)「新聞ですから何もすることが無い時に読むんですよね。」と答えられたとのこと。施設長さんに聞いても同じような答えが返ってきたので、古新聞の活用方法について解説されたそうです。その内容は「雨が吹き付けるのに備えて、サッシのレールの所に古新聞を敷き詰めておくと雨が施設の中に入るのを防ぐと共に水を含んだ古新聞で汚れたガラス戸を拭けば簡単に汚れを落とすことが出来る。」と言うものでした。この古新聞の活用を理解していなければ古新聞は『不要の長物』と言っても過言ではないと言えるのではないでしょうか。

『災害』と一言で言っても、例えば5年前の広島市を襲った『土石流災害』。4年前の茨城県常総市では鬼怒川決壊による『大水害』。3年前は熊本県を中心とした『地震』。2年前には九州北部の『豪雨』。昨年は2月の福井市内を襲った『大豪雪』、7月の西日本『豪雨』、9月には北海道で『地震』。今年は6月~8月に九州南部・北部の『大水害』、9月の千葉県内の『大停電』と、災害についても被害の対応も違うわけで、一つの正解はなく、それぞれに違いを想定した対応マニュアルが必要なのですが、実際に起きてみないと(起きて欲しくはないですが。)理解出来ない事も多くありますので『想定外』と言う言葉がまかり通ってしまいがちです。「備えあれば患いなし」の為に汗をかき、「このマニュアルはどのような考えから出来たものなのか」を周知することが大切だと思いました。

この事から学ぶべきはマニュアルは失敗の中から学び、同じことを繰り返さないと言う事なのですが、『災いは忘れた頃にやってくる』との昔からの教えを生かしていきたいと思っています。このことはケアについても同じことが言えると思います。例えばマニュアルでしなければいけない事が5つあったとして、その内の1つを抜いても事故なく出来たとしても、何度かしている中で事故になる事も有り得ると思います。もし絶対に起きないのであればマニュアルの簡略化を検討すれば良いと思います。と言う事はマニュアルは常に徹底すると共に進化すべきものだと思います。

リピーターの皆さん本日は少しハードな話題でしたが、日々の生活の中で生かして貰えたらとの思いで書きました。このように書けるのは、防災備蓄及び対応について積極的に取り組んでいるからです。但し、完璧と言う事はないのでこれからもしっかり取り組んでいきたいと考えています。だって、3週間の停電は経験したことがないし、想定外がおきている以上真剣に国及び岐阜県と協議すべきだとも思っています。

 

千願経が立派に行われました

敬老週間の最後を飾るのにふさわしく千願経を滋賀信行会(本部は長浜)のご協力を得て行いました。千願経とは『般若心経』を皆さんで千巻唱えると場が清まり、幸せと健康長寿を叶えられると言う事で、入居者、利用者、家族、来賓、職員総勢150人で大きな声を張り上げて唱えました。21巻唱えたので『千巻』どころか『三千巻』以上唱えた事になります。滋賀信行会の青年部の方が例年よりも多く参加して下さったお陰だと思います。一週間を通しての敬老週間のイベントは本日で終わりましたが、日常の中でももっともっと楽しむ事を提案し実践していきたいと考えています。当面は10月3日の松茸バイキングを楽しんで貰うために職員と入居者、利用者で雰囲気を盛り上げて行くために頑張ってもらおうと考えています。しかしながら、よーく考えてみたら10月3日までに2週間もないのです。何とタイトな計画を立てて実践しているのかと、自分自身でもしみじみ呆れ返る状況ですが、入居者、利用者の方の嬉しそうな顔を見るとやるのは当然と言う結論にならざるを得ないです。さて、本日の千巻経にも多くの来賓の方が来て下さりました。そこで、元大垣市議会議員で当法人の評議員の山口さん、関ヶ原町議会議員の中川さんと今須地区長の松井さんに来賓としてのご挨拶を頂き、その後滋賀信行会会長の内藤さんに千巻経について話をして貰い、般若心経を21巻一気に腹から声をだして唱えました。般若心経を唱えながら高校2年の夏休みに始めて四国巡礼の歩き団参に参加した時の事を思い出していました。と言うのも私を四国に導いて下さったのは熊のようにでかくて鉄砲撃ちの伯父さんが熱心な信仰家で、母親代わりだった6歳上の姉光子が急逝しその当時凧の糸が切れたような生活で心が荒みわけのわからない日々を送っているときの導きで、その時の体験が私を福祉の道に導いてくれたと言っても過言でないと思っているから。その当時、荒んだ生活をしていなかったら伯父さんは四国への導きをしなかったかもしれないし、仮に四国に行ったとしても、大した収穫を得られなかったかも知れない。そう考えると人生に無駄なし。その時その時置かれた状況に精一杯向き合っていたら活路は拓けると言う事かな。そう考えると今日の参加者の中にかつて入居されていた家族の方が二人参加されていました。この二人の方を「たった二人か」と思ってはいけません。当施設ではご縁を頂いた方はとことんご縁を大切にすると言う証。勿論入居されている時は職員が一丸になってお世話させて貰い、亡くなられてからもご縁を続けて頂ける方は大切にする。そのスタンスが今日の千願経に多くの方が来て頂けたと言う事だと思います。つまり『点を線にし面から立体にする』と言う事。リピーターの皆さん本日のコラムは千願経の高揚感の中の原稿なのでかなり自己満足の世界かも知れませんがご容赦下さい。

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『思い立ったらすぐにやろう』

令和元年9月21日

週刊現代9月28日号の『週間運気予報』の5月生まれの書き出しです。その中で「日頃できなかったことを一気にやってしまえば後が楽になる。」とも書いてありました。この雑誌は昨夜我が家の新聞受けに届いていたのですが、気付いてなくて昨日気になった案件があり早朝6時に施設に行きその対応を終え朝食の為に家に帰って新聞受けの新聞を持っていこうとすると週刊現代もあり、朝食後にページをめくると冒頭の記事を見つけて、「これは私の為の予報だ。」と思った次第です。(このように都合よくプラス思考で考えれる私は幸せ者です・・・。いやいや楽天家ですかね。)朝早くからの対応に対する答えは直ぐには出ないものですが、私の母親秋江さん流に言えば『蒔かぬ種は生えない』けど種まきは出来たと言うことで、やがて芽を出し花や実を持つのかな。

もう一つ、気になる事は事務所内の私の机の上が書類で山のようになっていて、パソコンを操作するのにやりにくくて仕方がないのに、片付けも出来ない位にバタバタしていて、決して弁解するわけではなくて事実なのです。だって本日も9時30分のお約束のお客さんも予定より早くおみえになり、2時間近く話し込む事になってしまい予定は狂いっぱなしで。私の口癖『予定は未定であり決定ではない』だからこそ、時間を上手に使わなければと改めて思った次第です。

明日は、明日で午前中に人材関係の打ち合わせがあり、昼からは敬老週間の最後のイベントとして『千巻経』がありばたばたになるので、空いた時間を上手く活用して効率よく片付けをして世間が言う連休明けからはバリバリと地が足に付いた対応と共に新規事業についても頑張りたいと今は考えているのですが、机の上は綺麗になりましたが、ボランティア室の山のような荷物を考えると、またまた片付けは先送りかなー。いやいや、明日は出来なくても明後日は頑張って片付けようと今は豆腐、いやいやせめて、こんにゃく、いやいや鋼鉄のように固い決意で頑張りたいと思います。

今、原稿を打ちながら財務官僚が厚労省の官僚に対して「机の上が片付いてないのに良い仕事が出来るわけがない」と馬鹿にする風潮があると聞いた事があります。私は厚労省の官僚と同様と言うのはおこがましいですが、仕事を効率よくする努力をしていきたいと今は考えています。リピーターの皆さん机が綺麗になったら誉めてやって下さい。私は誉められて育つタイプなので・・・。

敬老週間5日目の本日は『バラ湯』です

令和元年9月20日

朝食を6時30分に食べ(早くに準備してくれた奥タマ『かをりさん』に感謝)7時過ぎに家を出て神戸(ごうど)にあるバラをビニールハウスで栽培しているかつて和合の施設の利用者さんのところに向かうのですが、正確な場所を把握していない私の為に和合の職員がコンビニの駐車場で待っていてくれていました。約束の時間は8時だったのですが8時10分前に私は駐車場に着いたのですが、既に車から降りて私を待っていてくれて「流石に出来る職員は違うな」と思い、車から降りてお礼を言ってから道案内をして貰う。

道案内は目的地はすぐだったので、8時丁度に着き、作業をされていたのか何度も大きな声で「おはようございます。」を連呼すると私のところに来て下さり思わず「9時だと聞いていたので、直ぐに入れ換えます。」と言ってバケツ2杯に山盛りになっているバラをビニール袋に。「流石に一万円分のバラの花の量は半端でないな。入居者さん、利用者さんの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。」と思わずわくわくしてきました。

そして、22日の千巻経の時に来て頂く方にも立派なバラの花を見て貰いたいと思い「3千円分の売り物のバラをわけて下さい。」と言うと「たくさんの量になりますよ。」と言われたのですが「大丈夫ですからお願いします。」と言うと冷蔵庫の中から持って来て下さり1本ずつ丁寧に選んで下さいました。多分1本100円の計算で30本のはずなのに沢山余分に入れて下さり凄い花束になり13000円の現金をお支払し車に乗りました。

施設に向かう車の中もバラの匂いに満足して、施設に着き車を停めると待ち構えていたように職員がバラを受け取りに来て、私が玄関に入ると既にテーブルに新聞紙を敷きバラの花を並べている。私は思わず並べられたバラを写メで撮っていると、新館、本館、デイの職員代表者がビニール袋を持って来てバラを入れ始める。紅一点の新館の職員は情け容赦なしにどんどんビニール袋へ。デイの北島部長は一つひとつ吟味しながら大切にビニール袋へと入れ方は三者三様。ただどの職員もバラの花をお風呂に浮かべて入られる入居者さん利用者さんの笑顔を思い浮かべるとワクワク顔であった事は間違いなし。浮かれている時に思わず記念写真。職員がワクワクしながら企画をすることが大切だと改めて思った次第です。

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寿司吉のパフォーマンスです

令和元年9月19日

敬老週間の4日目は「寿司吉の板さん」総動員のパフォーマンスです。理事長自らお寿司を握るわけにはいかないので、謙虚に寸胴を活用した味噌汁作りの担当を受け持ちました。10時から火をつける予定をしていたのですが、9時には既に着火準備が出来ていたので着火剤を割り木に点け、しばらくすると勢いよく燃えて、大きな鍋のいっぱいの水は15分でお湯になり、「お寿司を食べるのはたしか・・・12時からだったよね」と言う事で「早いことは良いことだ」と余裕を持ってくべる薪を少しづつに調整して中に入れる具をしっかり煮込むことにしました。

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里芋、大根、油揚げを先ずは煮込み、11時になったタイミングで1500グラムの味噌を溶かせ(もちろん、赤味噌)味噌が溶けた段階で10丁の豆腐を入れていよいよ完成と言う段階で大勢の入居者さんが見学にみえて、入居者さんのテンションが上がりっぱなし。見学に参加された方に味見をして貰うと、「薄い」「濃い」「丁度いい」などと様々な意見が出て私は思わず「どっちやねーん。」でも、それぞれの入居者さんの顔はとーっても良い顔。

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施設の中は「寿司食いねー」の曲が全館に流れていて、寿司吉さんが持ち込んで下さった屋台では板前さんが一生懸命にお寿司を握って下さっている。入居者さんもお寿司を食べる前からにこにこ顔。私は改めて「日本人ならお寿司は最高のご馳走何だと。」12時から入居者さんに食べて貰う予定でしたが、全てが順調に行ったので11時50分から食べて頂こうと、事前にお茶を飲んで貰い喉を潤して貰い、準備万端になったところで、『寿司吉』のオヤジさんにご挨拶を頂き、

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お寿司がそれぞれに運ばれ食べられるのですが、「ゆっくり食べて下さい」と言ってはいても好きな食べ物だから飲み込みも早くて1皿目に出た6貫を食べられた方が次の4貫を3皿目の4貫と、結局14貫をしっかり食べられました。1貫が大きくて食べれない方は職員がハサミで切って食べる配慮もしてくれたので、みんな綺麗に食べて頂けました。勿論、お寿司には『ビール』と言う事でビールも美味しそうに何倍も飲まれる強者もおみえになりました。私が2時間以上かけて作った味噌汁もお代わりをして頂けて私自身も満足、満足。今回の味噌汁は正に「男の料理」そのもののように大胆に作ったのが良かったのかな。

この寸胴での味噌汁作りはもう一つの理由がありました。その理由とは先般の台風15号により未だ電気が無い不便な生活を強いられているとの報道がなされていますので、電気が無くても200人分の味噌汁を簡単に作れると言う実証もしたかったからです。どちらにしても、皆さんが事故もなく喜んでお寿司を食べて頂けた事に安堵すると共に次回は10月3日に『松茸尽くしのバイキング』もきっと喜んで頂けると思いますので、職員一同ギアを上げて頑張りますのでリピーターの皆さんも一緒に楽しんで頂けたらと思っています。

ところで、当施設が、「寿司だ」「松茸だ」と企画を実践出来るのは、光熱水費等々を節約して捻出して入居者さん、利用者さんの喜びを企画しています。そうでなければ10億円宝くじにでも当たらなければ出来ませんよね。だからこそ「地道にコツコツで大胆に楽しむ」この発想を確実なものにしていくには入居者さんとその家族及び職員の理解が無ければ実現しなくて、理事長である私は旗を振っているだけなんです。

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