大相撲協会の対応にびっくり
朝7時からのNHKのニュースを見ていてびっくりしました。それは『大相撲協会が37.5度以上が2日続いた力士は休場にする』と言うものです。今更ながら大相撲の世界は厳しいものがあるなと思ったのと相撲取りの方は自分の体は自己責任と言う厳しい世界だと思いました。37.5度の熱があってもその事を意に介せず真剣勝負をされていたのは改めて驚きですし、熱があっても取り組みをする『厳しい世界』と思った次第です。
但し、大相撲の本場所は年に6場所で1場所は15日。つまり真剣勝負をするのは年間90日に勝負をかけるのだから当然と言えば当然なのかも知れません。そんな厳しい大相撲の世界に対してストップをかけてしまうコロナウイルスの存在はあまりに恐ろしい。
いやいや、大相撲は一つの現象でしかありません。例えば渡航制限がかかった事によって国家間の関係にも大きく影響しているし、観光立国日本の観光として日本に来る方が激減で至る所の観光地や繁華街に人が来ないし、3月は送別会での会食が多い時期で飲食関係はかき入れ時の時期なのに閑古鳥状態。部品の調達が出来ない為に製造をストップしている会社も多くあり、出張が控えられて列車の乗客も激減しているのは調べてはいませんが簡単に想像がつきます。
現に私も3月に予定していた東京、広島、草津(滋賀県)の出張が取り止めになり、県内の会議も軒並み文書による書面承認になっています。今日も垂井町の新規事業でお世話になっている方が施設にみえてコロナウイルスの話になったら岐阜では二人の感染者に留まっているのですが、大型バスの観光客の対応が出来る所に全くと言って良い程にバスも来ない状況だとの事。と言う事は食事提供の食材は当然いらないし、仕事がなければパートの方の仕事もないので色々な所に影響を与えている事は少し考えればわかります。
いみじくも地元紙である岐阜新聞ではかつては賑わった岐阜の柳ヶ瀬から若者が中心にしたお客が駅前の繁華街の玉宮に移っている現象がある玉宮の客足が激減している閑散とした写真が掲載されていました。実際の感染者は大垣で報告されていたにもかかわらず岐阜市でもそのような現象であればましてや大垣はもっと悲惨な状況になっているのではないでしょうか。2月初旬におそばせながらの新年会を大垣で開催した時はそれなりの賑わいをしていたと思うのですが。
何度も書きますが治療の術が解明されていなくて、何処に保菌者がいるかわからない状況では日本全体に元気が無くなってしまい抵抗力がますますなくなりどんどん悪い方向に行っていると思います。保菌者の顔に『菌』とでも書いてあれば・・・。いやいやそれはそれで差別につながるから駄目ですし現実にはありえへん事。ただ今は早く終息して欲しいと願うと共に元気な日本をいや世界を取り戻してと願うばかりです。
名古屋市の2つの区がデイサービスの休業要請を受けました。但し、休業中の利用者さんの食事は、入浴等のフォローはどのようにするのか決まっていたら良いのですが見えない敵との戦いで高齢者の方が犠牲になるのは心痛みます。リピーターの皆さん今日も早くの終息を祈って下さい。
そう言えば先程、どこかの議員さんがマスクをオークションにかけて多額の現金を得たように報道してました。これはモラルの崩壊です。目の前の利益ばかり追求する世の中になったらコロナウイルスの比でないことに気付くべきです。この議員さんがオークションにかけるのでなくマスクがない方への提供をしたなら素晴らしい事なんだけど。もしも、儲けたお金をどこかに寄付したとしても決して美徳にはならないから・・・。