明日は絶対に関ヶ原診療所に行きます
令和2年1月3日
あいからわず熱が下がらず咳も出て頭痛も酷いですが、大変な時期に病気になったと嘆いていても一向に改善の気配はみられません。テレビでは昨日、今日と箱根駅伝がずっと流れていますが、テレビをつけても頭に入ってきませんが取り合えず決着が付き往路優勝と総合優勝をお馴染みの青山学院大学が、総合2位と復路優勝を東海大学が勝ちとったようです。昨年は4連覇していた青山学院大学が東海大学に優勝を奪われての雪辱戦だったのですが、見事に成し得たのは並大抵の努力ではなくてしかも、それぞれの選手の特性やその日の調子を見てのエントリーだと思うので、監督さんの指導力と眼力は尊敬に値すると思いました。そして私は今、何の脈絡もなく大学3年の時の夏の団参の時の事を熱でカッカしている時に思い出しました。
(45年前の事です。)私は団参の先達のような役割をさせて貰っていて(60人位の団体だったと思います。)団体の取りまとめを青年会のメンバーと一緒にしていたのですが、13番札所の大日寺の宿望で夕食のお膳が並べられた時の事でした。私たちの頭は固く出来ていて『食事』は『精進料理』と思っていたのですが、何とお膳に『刺身』や『肉』がならんでいるのです。そこで正義感一杯の頃ですから青年会幹部で話し合い、代表者3人がご住職さんの所に行き直談判することになりました。その当時めっちゃ風貌があると言うか、威厳とオーラに圧倒されながらも結局私が話をするとしっかり頷いたかと思いきや「今時の若者がそんな事にこだわっていてどうするのだ。この熱い土用修行を終えることが出来んぞ。」と言ってご住職が立ち上がられ、次に私たちの前に立たれた時には一升瓶のお酒と湯飲みを持ってどんと座られ「お参りを形でするな。皆がお参りされる事こそ肝要なんだ」と言われ、食堂にいる方達に食事をするように指示して再び住職の元へ。
するとご住職様直々に湯飲みを渡して貰い湯飲みに並々のお酒を注いで貰い「飲みなさい」の指示でお酒を一斉にあおりました。結局ご住職も入れて6人で2升の酒を空にしました。そして翌朝は青年会のメンバー5人は全員二日酔いで私はそれに気付かれたくなくて道路に大の字の逆バージョンで根っ転がり「地球を捕まえた」等と言っていました。私もまさか四国巡拝中に二日酔い地獄を味わうとは思ってもみませんでした。しかしながらお参りは結構なものです。一時間も歩いて汗をかきそれ以上の水分をとって二日酔い地獄は解消されました。私は良く「0から1にするのは大変だけれども、1から2、3とすれのは0の生みの苦しみとは比較にならない。」と言っていますが、正に今は四国の宿望ではさしみや肉はあたり前でビールやお酒を頂くのも当たり前になっています。つまり45年前の13番大日寺のご住職には今の展開が見えていたと言う事で素晴らしいお坊様だったと今更ながら思っています。
しんどい状況の中わけのわからない話になりましたが、南無大師遍照金剛を唱えていてこんなコラムになりました。リピーターの皆さん色んな出会いをさせて頂いている私のコラムは永遠に続きますので宜しくお付き合い下さい。だって熱が高くてさっきまでうんうん唸っていても書けたので大丈夫かな。多分・・・。