22年も経つと配管の水漏れもあちこちで発生します
令和2年5月6日
私の携帯に、新館1階天井からの水漏れの報告の第一報が入ったのが昨夜の21時47分。直ぐに、メンテの契約をしている業者の携帯に連絡すると、「直ぐに材料を整えて施設に向かいます。」との事。『たかが水漏れ、されど水漏れ』だって、水漏れをしていると言う事は、そのままにしておけば天井のシミが際限なく拡がると言う事だから。
私は40歳の時に今の優・悠・邑本館の建設を決意して、44歳の時に完成するまで多くの施設見学をさせて貰い、その当時から限られた予算の中であっても最大限の形にしたいとの思いが強く、事業開始当初は、湿度が異常に高くて、建物のコンクリートの中から水を吐き出す事もあり、出勤して最初に行う仕事はモップを手に廊下の水を吸い取る事でした。(半年は続きました。)モップを手にしなくてよくなった頃からはガラス戸の蜘蛛の巣が張っていたり、ましてや天井にシミがあるなんて言語道断。と言う事で、メンテには予算をかけて、その代わり「施設は365日24時間体制だから、その事を理解した対応を」とお願いしています。
理事長の思いを理解しているからこそ、夜中であっても業者は走ってきてくれるし、宿直者も水漏れに気付いて私に連絡して業者の対応もしてくれたのだと思います。仮に宿直者が夜中の対応を面倒くさいと思ったら水漏れに気付いていても報告はなかったのではと思いますので、宿直者にも感謝です。立ち上げ時の私だったら携帯に連絡があった段階で施設に走っていったと思います。しかし、22年の経過の中で宿直者がしっかりフォローしてくれる事にも感謝です。業者の方の速やかな対応により、応急措置が終了したとの連絡を貰ったのが午前零時11分でこれまた感謝です。
本日施設に行き一番最初に水漏れをした現場の状況を把握して、昨夜来て貰った業者に連絡して午後から打ち合わせをしました。水漏れの原因を聞くと接続している所の曲がりの部分が劣化してきているとの説明を聞いたので、なるべく早くに根本的な対応をするように指示をしました。
本日のパソコン上での事務長からの事務連絡に「ゴミ置き場の戸が外れたままになっていた。猫などが中に入り散らかす可能性もあるので、戸が閉まらないのであれば、事務所に報告するように」との記事を見て、夜の宿直者の対応とは真逆な対応に改めて『報告・連絡・相談』の重要性について徹底しなければいけないと思いました。『前進あるのみ』の考え方から『一歩後退二歩前進』で繰り返し繰り返し噛んで含んでの対応の大切さについて改めて理解しました。そして、配管の漏れと同じように職員の対応のほころびも気付いた時に間髪入れづに対応せねばとも思いました。リピーターの皆さん私の生き方はこんなですがこれからも宜しくお願い致します。