昨日はビックリしたし、改めて凄いと思った事と本日テンションが上がった事

令和2年4月26日

ビックリしたし、改めて凄いと思った人物は私をそして、施設を20有余年支えて下さっている今は優・悠・邑家族会会長の吉田儀一さんの事です。今はタケノコの話題で持ちきりの時期なのですが、一昨日3回目のタケノコを湯がいている時に薪が少なくなってきたので、火の番をしている時に携帯で(ちなみに私の携帯はガラケーですが)吉田儀一さんに「材木の端木で言いのであれば頂きに行きたいのですが」と言うと「一杯あるのでその内に持って行くは」と言われ、正に翌日である昨日16時前にユニックに木材を積んだ車が施設の玄関先に停まったのです。

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私は木の端とイメージしていたので、まさかその材木がいわゆる『木端』だとは考えられず、玄関先に行くとユニック付ダンプに載っている材木が依頼をした『木端』だとの事で思わす絶句。吉田儀一さんのような建築にかかわる業界での『木端』のレベルの差に改めて絶句です。材木(私的にはこの呼び方の方がしっくりいきます)をユニックを操作してみえる吉田儀一さんを見ていて、改めて『口八丁手八丁』の方だと思いました。作業を見ていて、材木を完全に下まで降ろさず浮いた状態でいわゆる宙ぶらりんの状態で操作を一旦止められたので不思議に思っていると、荷台からチェンソを持ち出し、「適当な長さに切ってないと大変やろ」と行って大きな束を手際よく切って下さるのを、私は感心しながら見ているばかりでした。

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本日は月一の家族会主催の誕生会なのですが、昨日お世話になった家族会会長の吉田儀一さんが都合が悪いとの事で、代理で私がプレゼントを今月誕生日の方に渡す事になったのですが、本館2階で一人の男性にお渡しするととても喜んで頂き、その勢いで新館1階に行くと3人の女性の方が対象者で99歳、97歳、95歳と、90歳代トリオで「皆さん長寿で長生きだな」と思いながら、新館2階に行くと本日のおおとりの100歳の方がみえて、「100才の誕生日おめでとうございます。」と言ってプレゼントをお渡しするとベット上ではありましたが「ぎょうさん生きた。」と嬉しそうにされたので、わたしも嬉しくなりました。

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その後、新館2階のお参りで皆さんが待ってみえるところでもい一人誕生日の方がみえたのでプレゼントをお渡ししようとして、つくづく思いました。それは、誕生日の方が81歳になる女性の方だったのですが、100歳の方の後だった事もあり、めっちゃ若く感じました。と言う事は80歳そこそこはまだまだ若いと言う事か。つまり、『50、60はな垂れ小僧』いやいや『70、80はな垂れ小僧』かと思いました。

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誕生会の後新館1階2階それぞれでお経を腹のそこから唱え、お経の後1曲づつカラオケで歌も披露しました。ちなみに曲目はジェリー藤尾さんの『遠くへ行きたい』と杉良太郎さんの『すきま風』です。リピーターの皆さんも一度熱唱している私を見にいやいや聞きに来て下さい。但し、新型コロナウイルスが終息してから。

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本日は午前零時10分に宿直者の吉田部長から看取りの連絡を貰ってからの対応にくたくたになりながらも入居者さんに元気を貰いました。だから頑張れる。ありがたい事です。

 

同志の匂いがする文章を見つけました

令和2年4月25日

新型コロナウイルスの影響でことごとく会議や研修が中止もしくは延期になって『不要不急』の中で、逆転の発想(そんな大袈裟な事ではないのですが)精力的に資料の整理をしている時に福岡県久留米市にある『オスカー社会保険労務士法人』から親展できている封筒を見つけ開封すると事務所便りが入っていて、その鏡文の中に『当たり前』と言うタイトルの文章があり、読んでいくに連れ興味が沸いて来たのでこのコーナーで紹介します。(勝手に添削しましたので、お詫びの手紙と共にパンフレット等を同封して送り、出来ればこれからも交流が出来ればと思っています。)

【社労士になったばかりの頃、トヨタの工場見学に行く機会があった。その時、動線やら、きびきびした作業態度やら、細かい管理方法やら、別の業界の私が見ても得るものが多いと感激していた時、一緒に回っていた、多分業界関連の下請けの社長様も、兎に角素晴らしい。●●はどうしていますか?△は?と、矢継ぎ早に質問されていました。そして、質問に答える社員さんが何度も「当たり前の事ですので」と言われていた。その時私は、心をわしづかみされた。かっこいい!決してその方がイケメンだったというわけではない。()この「当たり前」と言うフレーズに一瞬で恋に落ちた。「当たり前」と言う意識してすることではなく、無意識にすることの凄さよー。人生観が変わった言葉であった。

それから、何十年たっただろうか。私は密かに、自分の当たり前の水準を上げていく事を目標としてきた。人一倍、自分に甘い私の性格が災いして、なかなか、成果が表れないのが玉に瑕なのですが()。ただ、気が付いたことは、そこまでしなくていいのでは?と思っても、そこまでやってみよう。と言う位の話しなのですが。これが結構、力も時間も使うことになるので、自分で気が付かないふりをしたい時もあります。しかし、自分の当たり前を向上させていきたい。自分の当たり前の角度を変えていきたい。そして、常に自分の当たり前に疑問を持っていきたいと言う欲求の方が、少しだけ上回る自分でいたいと思っております。・・・(以下略)】

私は添削しながら、「うんうん」と頷きながらも、私が常に言っている『有言実行』の言葉と相通じるものがあるのではないかと思っています。私の場合はそんな時に「何もそんなにしんどい思いをしてまで、火中の栗を拾うような事をしなくても」とか「人が良すぎます」とか「理事長さんなのにまめですね。」とか言われるのですが、そんな時は「私がやらずに誰がやるの」と答えてがむしゃらに形にしていく。多分この文章を書かれた方も同じような生き方なんだろうなと思ったのでコラムにして紹介したのです。

私の青春時代には『シラケ時代』等と揶揄された時代に『無駄』と言われる事も一杯してきて今がある。でも、今考えてみると決して無駄な事はなかったなと思えるようになってきました。これからも姉光子の干支の猪ではありません(ちなみに私は巳年です。)『猪突猛進』で頑張りますのでリピーターの皆さんこれからも宜しくお願い致します。

 

発想の転換

令和2年4月24日

『発想の転換』の一つ目は、当法人のホームページの理事長コラムのコーナーで最近『禍を転じて福と為す』について書きましたが、最近の本部施設では、毎日の様に『タケノコ祭り』が行われています。いつもいつも『タケノコの味噌汁では芸が無い』と私は考えながら施設に行くと、水野相談員が「竹串に刺したタケノコを焼いて味噌をつけて食べて頂いたら喜んで貰えるのではないですか」との提案に思わず「その提案に乗った」と早速、味噌と砂糖とお酒を買って来て施設に戻ると既にコンロの準備が出来ていて炭火も真っ赤になっていると共に山椒とわらびを採りに行っているチームまで編成されていて、改めて当施設の職員の祭りが好きなのが多くいる事に感謝と呆れを覚えました。

喫茶の厨房では、昨日採ったふきとタケノコの煮炊きがされていて、玄関先ではタケノコを焼いて味噌の香ばしい匂いに釣られて入居者さんや利用者さんが見学に順次みえて(3密にならない配慮をしてます。)焼き立ての味噌が付いたのを「こんな食べ方は初めてだけど美味しい」と言われて大はしゃぎ。昼食にはふきとタケノコを炊いたのを提供して、明日は、本日採ってきたわらびとタケノコを提供する予定でいます。

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確かに新型コロナウイルスは目に見えない恐怖ですが、それに打ち勝つ『笑顔』も大切だと考えての展開です。2つ目の『発想の転換』は今朝の朝刊でタクシー業界が食べ物業界と組んで宅食を始めた。と言うものです。確かに「お客が来ない」と嘆くだけでは何も解決しないので、行政側が規制緩和をしていく中で色々な事を考えて急場を凌ぐ事は大切だと思います。

喫茶店の経営者が喫茶店でお客を待っていても来て貰えないのであれば、移動しながらパフェを売るとの発想も素晴らしいと思いました。ある意味今の新型コロナウイルスは戦争状態と言っても良いかも知れません。だったら、今の現状を打破するまで逞しく生きていく術を考えて実践していく事だと思います。間違っても「毎日パチンコに行っていたのだから自己責任でパチンコにいくのがどうしていけないのだ。」とか、海岸にどっと押し寄せることのないようにしたいものだと思うのですが。だって、よーく考えてみてください。

空から爆弾が投下されているような状況の中でパチンコに行ったり海岸で遊んでいますか。絶対にそんなことはあり得ませんよね。日本は良くも悪くも『平和』を謳歌している内に「何でも自分の思い通りになる。」と勘違いされてみえる方が存在しているのかと思います。但し、本当に極一部の方だとは思うのですが。リピーターの皆さんはどう考えられますか。

そう言えば今朝のテレビのニュースでも子育て中の母親がストレスから自分の幼い子どもを虐待死させてしまったとの報道をしてました。私は思うのです。何もかも自分の思う通りになるわけがない。人生山あり谷ありで、演歌の中にも『登坂、下り坂、まさかの坂…』う~ん。いつもの事ながらわけの分からないコラムになってしまい御免なさい。

 

 

猿よりも猪よりもタケノコ採りで勝つ伝説の職員がいたのです

ボランティア室で書類の整理をしていて、事務所に戻った時に事務所にいた職員の数が少なくなっていたので「どこに行ったの」と聞くと「北島部長と水野相談員がタケノコを掘りに行かれてます。」との答えが返ってきたので、私は「3日前に掘ったばかりだけどあれから雨が降ったのでそれなりに出ているのかも知れんな」と思いながら、事務所で収入支出調書の決済印を押していて、結構な時間が経過してから、二人が嬉々として帰って来て、たった今収穫してきたタケノコを見て思わず思いました。「この二人なら猿にも猪にも負ける事はないな」と。

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その後昼食を頂いている間に水野相談員が寸胴の準備をしてくれたので、今須農協にぬかを貰いに行き、帰って来てから先ずは一番大きなタケノコを持って記念写真を北島部長に撮って貰っていると、水野相談員がお塩とビール(お酒の代わりに)を持って来てくれたのでまたまた記念写真を撮って貰い、いよいよ寸胴に点灯式をしようと思ったら本館2階の入居者さんがギャラリーとしてみえたのですがまだ火が燃えてなくて寒い状態だったので少し慌てたのですが、水野相談員が釜戸の中の薪を上手くセットしておいてくれたので、着火剤を薪に擦り付けて火を点けると一発できれいに燃え上がり入居者さんに寒い思いをして貰う事なくわいわいがやがやと楽しんで貰え、デイサービスの利用者さんも含めたくさんの方に見に来て貰えました。

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当施設の職員は洒落とわくわく感がわかる職員がいてくれる事に改めて嬉しくなりました。記念写真は一番大きいタケノコでしたのですが、一番小さいのは猿も猪も含めて見向きもしないのではないかと言うくらい小さなタケノコでしたが、そんなものまで採ってくれて入居者さん利用者さんに喜んで貰いたいとの心意気に私は感謝と共に心暖まりました。話はがらりと変わり、当施設には、職員用のアパートが1Kで20部屋所有しているのですが、買い物に行くのも大変だと言う事でインドネシアの職員は名古屋から来る業者が大垣に来たついでに来てもらえるように手配してあったのですが、それ以外の配慮をしていなかったのですが、最近仲間になってくれた職員が「移動販売が来てくれると助かります。」との話を聞いたので、早速関ヶ原町役場に行き相談すると移動販売の一覧を提供して貰えたので、その中で一番小回りが聞く業者を関ヶ原町社協に電話で聞くと神戸町から来ている『だるま』が良いのではないかと聞いたので早速携帯に連絡してみると「今、滋賀県に来ているので17時前後におじゃまします。」と言われ、ボランティア室で片付けしていると、大きく『だるま』と書いた車が入って来たので、会議室でご挨拶をして、毎週17時5分(デイサービスの見送りが終了した時間)に来て貰える事になり、実際にどのような物があるのかを確認させて貰おうと外に出ると興味のある職員が集まって来てわいわいがやがや。車の中には三方が開くようになっていて、所狭しとしかしながら整然と並んでいました。そして感心したのは結構新鮮でこだわった品物があり、私は先ず最初に久しぶりに家で一杯飲む事にして、大きなホッケを選び、『こだわりの卵』と進められた卵(明日の朝卵ご飯で食べます)を選び、その他に豆腐、漬け物、お菓子、パン、カップ麺等を買いました。本日は突然の連絡にも関わらず来てくれた事への感謝も込めて沢山買いました。しかしながらリピーターの皆さん思いませんか。『だるま』さんは20キロ以上かけて来てみえるのですよ。関ヶ原町の業者は一体何をしとるんやと・・・。

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災いを転じると言うこと

令和2年4月22日

朝イチで自分のスケジュール表を見て呆れてしまいます。と言うのは新型コロナウイルスへの配慮の為に、殆どの会議や研修が中止又は延期になり『施設内勤務』の毎日に戸惑いを感じながらも、この現実の中で何か良くなった事はないか、つまり『災い転じて福と』なった事は無いかと考えてみました。そして2つの事に思い当たりました。

1つは、会議がみんな集まって出来ないわけですが、テレビ会議であればいわゆる『三密』状態ではなくて、意見を交える事は出来ると言う事。そしてテレビ会議のメリットは経費がそれほどかからないので、実施しようと思えば何度でも開催できると言うのは素晴らしい。但し、テレビ会議で、仮に10人で実施するとして勝手バラバラに話をしだしたら会議にならない。と言う事は優秀な進行係りが必要だし、話をするときのルールもきちんと決めておく必要があると思います。

そして、何と言っても二つ目の理由が最高です。それは、昨日、一昨日とこのコラムで書いたように、施設にいる時間が増えた分入居者さん利用者さんとの時間が増えて今風な言い方をするのなら『濃密』な関わりが持てているとも思います。児童養護施設の指導員時代は子ども達との関わりが全てだったので、その頃の事も思い出す事が出来ました。勿論、施設にいる時間が多くなった分職員への指導や関わりも密になっています。やっぱり私はどこまで言っても『現場主義』だと感じています。ただ、2日間『たけのこ』との関わりが多く、採り立てのタケノコをふんだんに食べた為か、朝からお腹が痛くて、こんな時母秋江さんが生きていたら「タケノコは繊維質が多いので、しっかりかみかみして食べなあかんよ。」と言われるだろうな。

タケノコは今須の地では今が旬の食材。瓶やビニールの中に入った水煮とは違って味も臭いも最高なんだから「慌てて一杯食べなあかんのや」と懲りない事を口づさんでいる宏君なのであります。またまた、本題とは違ってしまっていることに気がついても修正すること等全く考えていない宏君です。但し、午前中に新規事業の話し合いがありイライラしていて「このままでは仕事にならないと、午後から3件の打ち合わせと全国老施協からきているアンケートにパソコン上で答えて17時前だったのですが早く帰らせて貰い30分だけ横になり寝たら頭もすっきりしたので、明日から仕切り直しで頑張りたいと考えています。リピーターの皆さん。新規事業は大きなプロジェクト事業なのでこれからも山あり谷ありだと思うのですが頑張って地域ニーズに応えれるものにしていきますので、これからも応援宜しくお願いします。

 

朝から大車輪です

令和2年4月21日

昨日湯がいたタケノコの後処理を本日公休の水野相談員が朝早くに来てやってくれていて、私が寸胴に薪を入れて火を点けるばかりになっており、喫茶コーナーでは吉田部長と若園管理栄養士がタケノコを切る作業をしてくれていて、私だけでなく多くの職員がわくわく感を持っていることに朝から元気を貰いました。

そして、昨日同様に9時過ぎに寸胴に火を点けました。10時過ぎになると、本館、新館の入居者さん、デイサービスの利用者さんを職員が付き添って二人、三人とやってきて、「外は寒いな」と異口同音に言われながらも「火のそばは暖かいな」とこれまた異口同音に言われる度に私は大きな鍋の蓋を開けて中をお見せするとこれまた皆さんが「いっぱいの味噌汁だね」と言われるので、私は「昼ご飯で食べて貰えるように頑張って作りますので」と言うと、これまた異口同音に皆さんから「理事長さんが作って下さるのか。それは楽しみだ。」と言われ、わいわいがやがや。

11時30分に本館1階、2階、新館1階、2階、デイサービスのそれぞれの鍋にたっぷりと味噌汁を入れている時に私は「喜んで食べて頂けたら嬉しいな」と思いました。喫茶コーナーで昼食をとる職員に味噌汁を振る舞いつつ、私も自分が作った味噌汁を頂き大きな鍋を綺麗にしたりして片付けを済ませると14時になり、デイサービスの職員がお参りの準備が出来たと言って来たのでデイサービスの静養室にある仏壇でデイサービスの利用者さんとお経をあげてから、ゆっくりデイサービスの利用者さんとお話し等をしていると、新館の職員が「14時30分から新館のお参りなのに理事長がみえてません。」との連絡。

私的には新館の西川課長から毎週日曜日にお参りの余暇をしたいと聞いていたので、「今日は新館はしなくて良い」と勝手な判断をしていた私が悪いと慌てて新館に行くと、既に新館の入居者さんはお揃いなので、「お昼に味噌汁は食べて貰えましたか」と皆さんに聞くと、皆「美味しかった」と言われたので私は気を良くして「タケノコはこれからまだまだ出てくるのでまた頑張って作ります。」といつもの事ながら『有言実行』のお約束をしてからお参りをさせて貰い、お経の終了後はカラオケで砂田おさむさん(岐阜の歌手)の『人生夢の途中駅』を歌わせて貰い新館のお参りも無事に終わり、17時15分からの幹部会に味噌汁を振る舞うためにご飯を炊いて貰うと共におかずを買いに行き、17時過ぎにびわこ学院大学教授で杉和会顧問の烏野先生が幹部会の為に来て頂いたので、会議室をいつもの倍のスペースにして窓を開けて(寒かった)ご飯と漬物と味噌汁と赤ウインナー(私の大好物)を幹部11人で食べてから、会議を行いました。

今は20時25分で実にハードな一日だったなと思っていますが、リピーターの皆さん来月67歳になる私がこんなに生き生きうごめける事に感謝です。

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気合いを入れて朝早く起きたのに

本日9時からタケノコを湯がいて、火の番をしているところを入居者さん利用者さんに少人数ずつ順番に見て貰うのを考えていてわくわくしていたので、朝目覚めて直ぐに部屋のカーテンを開けてみて愕然としました。だって、結構強い雨が降っているようだったので。改めて『予定は未定で決定ではない』と思いしらされました。しかし、雨が降ろうが風が吹こうが、タケノコを湯がく事はしなければいけないので、既に寸胴に水が入り薪もセットしてあるのに感謝しつつ、お酒とお塩をお供えして、薪に着火剤を付け着火マンで火を点けました。IMG_0717

最初はなかなか上手くいかなかったのですが、次第に火の勢いが強くなり30分もしたら『釜茹で』状態になり、それでも薪をどんどん入れているときにつくづく「私の家での役割は玄関の掃き掃除と風呂炊きだったな。おくどさん(そのようによんでいたので)の火が上手くいくと母秋江さんが誉めてくれて嬉しかったな。」と思い出していました。

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11時には上手く湯だったので薪を入れるのを止めて、火の番を事務所の職員に頼み、明日の『タケノコ入り味噌汁祭り』の材料購入に行き、買い物を済ませて帰って来て慌てて昼食を頂いていると、ホッとする間もなく、特浴の三社の見積もりを山本企画の林部長が持ってきてくれたので話を聞き、打ち合わせの結論として「明日が幹部会なのでその時に検討する」等と話をしていると13時30分が回りデイサービスでのカラオケ出演の約束の時間になり、火の番をしていた時に考えた5曲の歌を副施設長と交互に歌いました。ちなみに副施設長は懐メロばかりで聞いていて感じたのは「昔の歌は長いな」と感じながら私もしっかり歌いました。曲目は『遠くに行きたい』『夢芝居』(イントロ中に「今年のクリスマス会では花魁になります。」とのりのりで言ってしまいました。)『兄弟船』『夢一夜』『夜汽車』と歌い、本来であれば副施設長の5曲目で終わるはずだったのですが、「勝手にアンコールしました。」と言うと利用者さんからおそばせながら『アンコール』が沸きのりのりでさぶちゃんの『祭り』を歌いました。新型コロナウイルスの影響もあり、飲みに行って歌うことも無いので久しぶりにマイクを持って歌ったのですが、思ってた以上に上手く歌えたので気持ち良かったし利用者さんも喜んで頂けたし『めでたしめでたし』。しかしながら気持ち良く歌っていて時間オーバー。15時からの和合での会議に5分遅れで到着。会議の後の施設長と室長との話も終え、一昨日から気になっていた事があったので再び本部施設に戻りデイサービスの職員と話をしたのですが、私なりに思いが通じたと思い気分良く帰宅する事が出来ました。リピーターの皆さん。充実した毎日を送る事が出来る私は幸福者です。

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新型コロナウイルスから自らを守る為に免疫力を高める事が大切との事

目に見えない新型コロナウイルスとの戦いの為には免疫力を高める事が大切だとテレビで京都大学の先生が語られていました。その時に私が思った事を先ずは書きます。最初に思った事は、インフルエンザ等が猛威を奮っても医療従事者である医師や看護師がかかったとはあまり聞かないのに、今回は頑張って治療に当たられている方や検査に当たっている方も新型コロナウイルスの感染者に多くみられるのは、過激な対応に追われて、知らない間に免疫力が落ちてしまい感染されてしまっているのではないかと言うことです。最も慶応大学の研修医の打ち上げは言語道断ですが、岐阜のナイトクラブでの医者がクラスターの一因になったのは、医者ゆえに大きく叩かれたのかなと思いました。(但し、病院の対応が変わらざるを得なかったと言うことにおいては影響は大きいですが)だって、スポーツジムでも多数の感染者が出ているのに、それほど話題に上りませんから。次に思ったのは、当施設においても免疫力を高める事を今まで以上にしていかなければいけないと言う事です。そこで今朝は青空なので外気浴を出来るだけ多くの方にして貰おうと思いましたし、明日はデイサービスからカラオケのオファーが来ているので、他のフロアからもオファーが来るように頑張りたいとも考えています。元気を貰えば新型コロナウイルスに絶対に感染しないとは言い切れませんが、多少は確率が減るのではないでしょうか。そして、本日は日曜日ですが、我が家のある旧中仙道から国道21号線に入って2キロの間、国道を走っていて上下線共に車に出会う事が無かったのは驚きですし、名神高速道路の状況を見てもトラックは3台見ましたが乗用車は私が見る限り走っていませんでした。と言う事は国民の皆さんも今がどのような状況なのかを理解されているのだと思いました。私の話題によく上がってくる私が購読している『週刊現代4月25日号を見ても、新型コロナウイルスの話題が中心です。その中で一番気になったフレーズは今、最も注目を集めている哲学者、マルクス・ガブリエル氏の語りの中で「ウイルスは純粋に生物学的な現象です。しかし、それにとどまらず、新型コロナによって起きる様々な問題は我々を相互不信に陥らせ、社会の連帯を分断します。つまり、新型コロナは『精神の毒』でもあるのです。」(そして、記事のコメントに)「新型コロナは人の心を蝕む。感染に怯え、他人を信じられなくなる。」と 書いてありました。最近の私のコラムでも『常日頃やるべきだと思って実践している真逆な事をしなければならない。』と書いていることを世界的哲学者と言われる方から肯定されているように感じて複雑な気持ちになりました。リピーターの皆さん。私が今一番懸念しているのは、新型コロナウイルスは戦争状態だと揶揄されている今、戦争によって一番大変な思いをしてきたのは『弱者』だと言われてきた歴史があるので、この戦いでは弱者に対して犠牲を払う事のないようにして欲しいと考えているのですが、リピーターの皆さんはどのように思われますか。

新型コロナウイルスの恐怖

令和2年4月18日

目に見えない新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続くので、感染に対する対策は今まで以上に徹底しなければいけないと思います。そんな中で本日テレビを見ていて違和感を感じたコマーシャルを見ました。

それは、ACジャパンのテレビの広告で夫婦で癌健診の呼び掛けをするものだったのですが、国が『不要不急』の外出を控えるように言っている中で、しかも、病院に行くのを奨励するようなものは如何なものかと思ったのですがリピーターの皆さんはどう思われますか。リピーターの皆さんの中には「批判は何処からでも出来る」とか「そんなにとんがるな」と思われるかも知れませんが私はACジャパンも国からの支援によって成り立つ機関である以上国民のデリケートな部分に対してまで配慮すべきだと思ったからです。

この現象の最たる原因は国の機関は縦社会で横との連携を取りづらい環境があるからだと私は思うのですがリピーターの皆さんはどのように思われますか。先般もこのコラムにおいて、施設での対応を真逆にしなければいけないジレンマについて書かせてもらいましたが、新型コロナウイルスに対する治療薬と予防薬が開発されるまではこの対応はいた仕方がないと考えています。勿論施設の入居者さん、利用者さんには今までとは違う形での過ごし方を職員が一丸になって構築しなければいけないとも考えています。

インターネットによって間違った情報により、トイレットペーパーがお店からなくなってしまったり、マスクの値段が異常に高いものが売られていたり、粗悪品がインターネット上で売られていたり、新型コロナウイルスに効果があるとの触れ込みで高価な漢方薬を販売したりしているのをテレビ等の報道で見聞きすると、日本人が持っていたモラルの劣化を感じずにはいられません。但し、私は安直に手に入れたお金はあっと言う間になくなってしまうと思っています。

私は施設の経営を担っていますがその手法は『誠心誠意あるのみ』と考えています。そして、杉和会トップである私が一番汗をかかなければいけないとも思っています。そこで、改めて『社会福祉法人』の使命について思っていることを書きます。社会福祉法人は非課税です。何故非課税かと言えば収益が出たものについては地域貢献で還元していく事を義務つけているからです。そんな中で入居者、利用者への楽しみにはお金を使いますし、職員が意欲を持って働いて貰える為の対価にはお金を使いますが、無駄にお金を使わない為に節約には職員も意識を持って取り組んでいます。目に見えない新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きますがリピーターの皆さんお互いに節度ある対応をしてリスクの軽減に努めていきましょう。

 

薬師寺執事長の大谷徹奘師から送って頂いた『メールde法話会』

令和2年4月17日

新型コロナウイルスの影響によって、薬師寺での生での法話を聞くことが出来ないのですが、その代わりで今回が4回目の『メールde法話会』が送信されてきました。私は大谷徹奘師と初めてお会いしたのは、師が薬師寺の副執事長をされている時に、岐阜県老人福祉協議会の総会の折りに講演をお願いして名刺交換を講師控室でさせて頂き、講演内容も大変聞きやすく分かり易くお話をして頂き、その折り購入した師の本とDVDを折りに触れ聞いたり読んだりしているのですが、既に2年以上前のご縁なのに今もメールを送信して頂けるのに感謝すると共に今日の内容があまりに深いものだと思いましたので、師の許可も得ず紹介させて頂きます。(多分お許し頂けると思っています。)

タイトルは「他人の邪を見るなかれ」とあり、他人の邪(よこしま)を見るなかれ、彼が何をなし、何をなさざるかを言うなかれ。我が何をなし、何をなさざるかをおもうべし。」(法句経 第50・高田好胤和上訳)と最初に書いてありました。これは、今から約2200年前、初めて文字化された経典である『法句経』。の一説だとの事です。その説明を大谷徹奘師は「私達には、外側に向いた目・耳・鼻・口・皮膚と言うアンテナはあるものの、内側(自分)向きのものはありません。これによって他に対する時は厳しいのですが、自分に対する時はもの凄く甘いのです。しかし、これが人間の特性だから「仕方がない」の一言で片づけていては、より良い人生は歩めません。他と接する以上の厳しさで、自分と向き合うことが大切だと説くのが、仏教の基本です。修業を40年重ねても、自分に甘い私がお尋ねするのはおこがましいのですが、あなたはどんな態度で自分と向き合っていますか。合掌」と書いてありました。

この『メールde法話』を読ませて頂き、先ずは2200年も前の先人が残された言葉の重さを感じながら、尚且つ、大谷徹奘師もとんでもない修業をされた方の謙虚さに舌を巻きつつ、私の生き方はどのレベルだろうかと自問自答して分析してみました。私の幼少期は『我が家は自分中心に動いている。』事に何の疑問も持たず、少年期は『自分の生活から手(母秋江)足(姉光子)を奪われもがくばかり』で青年期は『自己責任の中で進み』(実は色んな方に支えられていたのに)38歳以降は『有言実行を猪突猛進に』の生き方の中、基本的には『相手の方の素晴らしさを身に付けたい。』『相手の身になっての実践』を念頭においてきたつもりであっても、振り返ってみると不十分なことばかり。やっぱり、生きている限り修業の身なんだと大谷徹奘師のメールから改めて思いました。

リピーターの皆さん、本日のコラムは自分でも何を言いたかったのか理解に苦しむものになってしまいましたが、毎日読んで頂いている方には理解して貰えると勝手に思っています。※ 自分で理解出来ないものの真意をリピーターの皆さんで理解しろとはわけがわからない。多分これは、いつ終息するか分からない新型コロナウイルスの性だとこれまた勝手に思っています。自分では、昨日のコラムは絶好調で本日はコラムは絶不調と言う事でお許しください。

 

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