静岡県の認定保育園での『ハラスメント』報道を見て
令和元年12月16日
保護者説明会の様子が映りだしており大きな怒号が飛び保護者からの怒りの強さが伝わってきましたが、保育所の待機が常態化している地区においては「違う保育所に行く」と言う選択肢が難しいのであれば、(ちなみに当事業所内保育所は現在対象者がいなくて休園中)「改善してもらって通わせたい。」との思いも強いと思うので園長や専務(園長の夫)が土下座して謝る姿を見るにつけ、『保護者の気持ちは土下座して欲しいのではなくて通園する子どもや保護者にとって楽しくて安心な場所』にして欲しいのだと思います。専務は説明会は最初からの参加でなくて、(体調が優れないとの理由で)説明する声は聞き取れないようなか細い声で話していて『こう言う声で同情が引けると思っているなら大きな間違いだ。
是は是、非は非でしっかり説明すべきだし、少々体調が優れなくても大変な時だからこそしっかりすべきだ。』と思いました。保護者の中には「コラムニストのようにコラムの為に園児を犠牲にして写真をとる時に写真にならない子を無理矢理排除していた。」との事で、私も毎日コラムを書いているものとして、「コラムは良く見せる為にするものではない。」と大きな声で言いたい。セクハラ、パワハラ、マタハラ等々がまかり通っていたような報道だったが、だとすると今まで誰もそのことを指摘しなかったとすれば園長さんはよっぽどの権力者だったのか、なんなのか理解に苦しむ現象としか言いようがない。
そして園長は「ハラスメントだと言われればハラスメントだと思います。」との発言には居直りとしか受け取れない。少なからず社会福祉法人としての認識の中で地域貢献の中には保護者の方々も含まれているはずだから。また、専務と呼ばれる副園長がどのような方なのかはわかりかねますが、保護者や園児や職員に対して上から目線の発言や行動があったとしたら、顧客に対する考え方にも大いなる疑問を持たざるを得ないし、職員を大切にしない経営者だったとしたら経営者失格の烙印を押されても仕方がない。一斉に18人の辞表が出るには色々な事が考えられるが、私の経験上「こうなる前に何らかの兆候をつかめなかったとすると、経営者側と職員とのコミュニケーションが出来ていなかったとしか言い様がない。職員にとって働きやすい職場作りが良い保育と資質向上につながりやりがいが持ててこそ素晴らしい職員集団が出来ると思っています。
リピーターの皆さん社会福祉法人が全てこんな独善的な運営をしているわけではありません。いやいや、立派にされている所が殆どだと言っても過言では無いことを理解して頂ければありがたいです。