特租法改正案に一言
令和2年3月13日
新型コロナウイルスの感染拡大に備える新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案が12日の午後衆議院本会議で賛成多数で可決、通過し本日、参議院でも通過するとの紙面を読み、また、新型コロナウイルスのニュースをテレビで見るにつけ、日本人の気質と法案の中身にギャップを感じたのは私だけでしょうか。と言うのは、愛知県でコロナウイルスの陽性が確認された方が、「コロナウイルスをまき散らしてやる。」と言ってパブに行き、お店の従業員の方に感染させたとの報道に、日本の法律は基本的に『性善説』に立っているためか、陽性反応が出た方の自宅静養に強制力も罰則規定もないと言う事。「罰則規定がないから外に出て何が悪い」との考え方には私自身は違和感を持ちますが「遂にこの様な考え方の日本人が存在するのか」と思った次第です。
極端な考え方かも知れませんが『アメリカの銃社会は自分を守る為に必要な物』つまり、『自分の身は自分で守る』との考え方からだと思うのですが、日本では銃の保持は認められていません。それは、『安全な国 日本』の象徴だと自負していました。(今も99%はそうだと思っていますが)また、外国の方の中には日本の自販機の多さに驚かれるとも聞いています。これは、「日本では自販機を壊す人がいない」とのこれまた性善説からです。
また、『児童虐待』についても、「親が虐待をすることはない」との考え方の中、私が知り得る中では、警察官が出向いても「躾の一貫です。やり過ぎた事は改めます。」で家の中まで入るのはなかなか難しい状況が長く続きましたが、最近はようやく少しは介入出来るようになったと聞いていますが、最近のニュースでも子どもの虐待で子殺しの事犯が報道されているのには心痛みます。何故このような事が起きるのでしょうか。『自由を謳歌する事による勘違い』『利己主義をまかり通す風潮』・・・。よくわかりません。でも言えるのは『我慢強さを育ててこなかった』事の反動だと思うのですが、リピーターの皆さんはどのように思われますか。
本日午前中にお見えになったお客様から驚くようなお話を聞きました。それは、同居している孫に祖父である方のお箸で食べ物を食べさせようとして、孫の親から叱られた。との話を聞き私は驚きました。「じい様が使った橋はばい菌まるけなんか。愛情の表現はどうしたらいいんや。無菌状態にすることは心身共に弱い子にしてしまうのと違うんかい。」一本の筋が通らない事で色々な問題を醸し出すのと違うのかな。これまたリピーターの皆さんご意見下さい。