変な天気です
令和2年3月5日
朝起きて天気が良かったと思っていたら、急に空が暗くなり、突然に雹(ひょう)がばらばらっと音をたてて降って来てビックリでした。そして、11時頃本館の会議室で話し合いをしていてガラス越しに外を見ると雪が舞っていて吹雪のようでした。岐阜から来たお客様から「流石に山がの天気は凄いですね。」と言われたので、「岐阜市内とは違いますよ。私が学生時代に名古屋の大学から車で家に帰ってくる時に、木曽川、長良川辺りではちらちらとしか降ってなかった雪が、揖斐川を越したら急に雪が積もっていて、相川(垂井町)を超えたら雪が深くなり、藤古川(関ケ原町)を渡ったところからは車が動かない事もありました。」と話をしました。
今、パソコンでコラムを打ちながら雪にまつわる思い出が頭に浮かんだ事を書くことにします。高校時代には滅茶苦茶に降った時に国道は車が全く動いていない状況で同級生3人で車に気を付けながら歩いて関ケ原駅まで行くと改札前の所に「高校は休校です。」の掲示があり、「せっかく歩いて来たのに」等と文句を言いながら再び我が家のある今須に向けて歩いた覚えがあります。今の時代であれば、ラインのやり取りで休校になった事が瞬時に発信されるのでしょうが、古き良き時代の話です。
私が大学時代にも沢山の雪が降り、我が家の大屋根まで登り雪下ろしをして、雪融けしやすい所からどけてしまい、下に下りるのに苦労した事も良い思い出だし、2階の屋根から下にも沢山の雪があるので飛び降りたのも楽しい思い出です。また、檀家寺の屋根の雪下ろしの招集がかかり何とか屋根の上に登ったものの雪を降ろしているうちにお寺の屋根の傾斜が凄い事を理解したら足がすくんでしまいこれまた立ち往生になったのも今となっては楽しい思い出なのか苦い思い出なのか・・・。
車の運転でも怖い思いをした事があります。一つ目の怖い話は、運転免許を取った年の冬の事です。国道21号線から旧道(昔の中山道)に入り、ゆっくりゆっくり走っていたのですが対向車がきて、狭い道路に雪があり、すれ違う車がだんだんと近づいてきて「ブレーキはふみたくなーーーい」とぎりぎりで「ぶつかってしまう。」とブレーキを対向車共々踏んだんでしょう。お互いにくるっと90度近く滑ったのです。ぶつかる事はなかったのですが「簡単にスリップするんや」と理解して、それ以来『雪道はいつでも停まれる運転』を心がけています。
二つ目の怖い話は父進が勤務していた関ケ原歴史民俗資料館に送って行く時に車が雪の為に大渋滞していて近鉄バス路線の『山中』のバス停(いまは廃止されています。)の所で停まっていた時、確かに対向車線は車が全く来ない(どこかで立ち往生している為に)。そんな状況でバックミラーを見ると右側の道路を猛然と走ってくる車を確認して「無茶する車だけど対向車が来なければいいのだが。」と思っていたら案の定対向車が来たのですがお構いなしに走っていて、対向車を交わせないとわかってから事もあろうか私の目の前でブレーキを掛けたので当然の事ながら思いっきりスピンして、しかもそこにはバスを待つ方が立っていて、確かに事故にはなりませんでしたがバス停に立っている方は茫然とされている中、暴走車は再び反対車線を走って行きました。たまたま事故にならなかっただけで、人身事故になる確率はたかかったと思うのですが、40年近く前の話ですから、暴走車の運転手がどうなったかは分かりませんが、リピーターの皆さんお互いに無茶な運転をしないでおきましょうね。