新規事業が本格的に動き出しました
令和2年5月12日
昨日18時から垂井町舎の大会議室(新型コロナウイルスへの配慮)で、新規事業予定地の自治会役員の皆さんと垂井町長さん、副町長さんを初め、総務課長さん、建設課長さん、健康福祉課長さんを初めとした町職員さんと当法人から理事長である私を含めた理事5人と測量会社と設計会社の方にも同席して貰い説明会を開いて頂きました。
説明会が始まる前に新しく自治会の役員になられた方に名刺交換をさせて貰い、健康福祉課長さんに進行をして頂き、その中で「自治会長さんから、ざっくばらんな話し合いの中で忌憚のない話し合いにしていきたいと言われていますので」とのお話の後、先ずは早野町長さんからのご挨拶を頂き、引き続いて杉和会理事長としての『熱い思いを語って下さい。』と健康福祉課長さんに事前に言われていたので、法人立ち上げ時の話から地域に密着した展開をしてきた事、盲養護老人ホーム建設の必要性について熱く語らせて頂きました。
その後は、自治会長さんを初めとした役員さんからの質問や要望をお聞きして、時には垂井町さんの立場で解答して頂いたり、私が施設設置者の責任者としてお答えして、和気あいあいの時間の中で、最後に自治会長さんから「土地売買の契約は結んで頂いて構いませんが、垂井町が仲立ちをして地元の話を聞いて貰いたい。」との話の後、閉会の挨拶を副町長さんにして頂きました。会の終了後に地元の役員さんの所へお礼のご挨拶に行くと「自治会長さんから施設が出来て良かったとみんなが納得出来るものにして下さい。」と言われて、改めて身が引き締まる思いになりました。
そして翌日である本日は、垂井町との売買契約書にも印鑑を押し、明日朝一で売買に伴う入金を銀行で済ませて、改めて垂井町長さんにご挨拶に行こうと考えています。この売買契約が済むまでは、次への展開が見えてこなかったのですが、本日は解体と造成の指名業者の段取りと今後の展開について検討しました。今は『ゼロから大きな建物を造る』心躍る時期だとは思いますが、これからも確実な展開をしなければと身を引き締めています。特に盲養護老人ホーム建設は、岐阜県にはまだないもの(全国に岐阜県を入れて4県のみが無い施設)を造るわくわく感は時に凄いプレッシャーになります。
私がこの計画を強く望んだ出来事として、岐阜県内の方が盲養護老人ホームに入所を希望されたのですが岐阜県には施設がないと言う事で他県の施設を探されたところ、直ぐに入所出来る施設が千葉県にしかなく、結局千葉県での入所になったそうですが、家族等の方が面会に行くにはお金も時間もかかると言う事で、岐阜県内の法人としての地域貢献の上でも意義深いものと考えての決断でした。現状では、措置施設の経営は厳しいものがある事は充分認識していますが、二つの特養を母体としている法人としてしっかりとした舵取りをして頑張って行きたいと考えています。リピーターの皆さん、私はこんな生き方しか出来ないのですが、今後ともよろしくお願いいたします。