発想の転換
令和2年4月24日
『発想の転換』の一つ目は、当法人のホームページの理事長コラムのコーナーで最近『禍を転じて福と為す』について書きましたが、最近の本部施設では、毎日の様に『タケノコ祭り』が行われています。いつもいつも『タケノコの味噌汁では芸が無い』と私は考えながら施設に行くと、水野相談員が「竹串に刺したタケノコを焼いて味噌をつけて食べて頂いたら喜んで貰えるのではないですか」との提案に思わず「その提案に乗った」と早速、味噌と砂糖とお酒を買って来て施設に戻ると既にコンロの準備が出来ていて炭火も真っ赤になっていると共に山椒とわらびを採りに行っているチームまで編成されていて、改めて当施設の職員の祭りが好きなのが多くいる事に感謝と呆れを覚えました。
喫茶の厨房では、昨日採ったふきとタケノコの煮炊きがされていて、玄関先ではタケノコを焼いて味噌の香ばしい匂いに釣られて入居者さんや利用者さんが見学に順次みえて(3密にならない配慮をしてます。)焼き立ての味噌が付いたのを「こんな食べ方は初めてだけど美味しい」と言われて大はしゃぎ。昼食にはふきとタケノコを炊いたのを提供して、明日は、本日採ってきたわらびとタケノコを提供する予定でいます。




確かに新型コロナウイルスは目に見えない恐怖ですが、それに打ち勝つ『笑顔』も大切だと考えての展開です。2つ目の『発想の転換』は今朝の朝刊でタクシー業界が食べ物業界と組んで宅食を始めた。と言うものです。確かに「お客が来ない」と嘆くだけでは何も解決しないので、行政側が規制緩和をしていく中で色々な事を考えて急場を凌ぐ事は大切だと思います。
喫茶店の経営者が喫茶店でお客を待っていても来て貰えないのであれば、移動しながらパフェを売るとの発想も素晴らしいと思いました。ある意味今の新型コロナウイルスは戦争状態と言っても良いかも知れません。だったら、今の現状を打破するまで逞しく生きていく術を考えて実践していく事だと思います。間違っても「毎日パチンコに行っていたのだから自己責任でパチンコにいくのがどうしていけないのだ。」とか、海岸にどっと押し寄せることのないようにしたいものだと思うのですが。だって、よーく考えてみてください。
空から爆弾が投下されているような状況の中でパチンコに行ったり海岸で遊んでいますか。絶対にそんなことはあり得ませんよね。日本は良くも悪くも『平和』を謳歌している内に「何でも自分の思い通りになる。」と勘違いされてみえる方が存在しているのかと思います。但し、本当に極一部の方だとは思うのですが。リピーターの皆さんはどう考えられますか。
そう言えば今朝のテレビのニュースでも子育て中の母親がストレスから自分の幼い子どもを虐待死させてしまったとの報道をしてました。私は思うのです。何もかも自分の思う通りになるわけがない。人生山あり谷ありで、演歌の中にも『登坂、下り坂、まさかの坂…』う~ん。いつもの事ながらわけの分からないコラムになってしまい御免なさい。