新型コロナウイルスの影響での生活の変化

令和2年5月15日

岐阜県に於いても『緊急事態』が解除されましたが、全面的に元通りの生活に戻ったわけではないのですが、緊急事態解除のタイミングで、新型コロナウイルスの影響で生活スタイルがどのように変わったかについて述べる事にします。

先ずは施設での対応についてですが、新型コロナウイルスが話題に上り危機感を持ってからは、『コミュニケーションはしっかりと目を見て相手の表情の変化も見逃さない対応を』『家族の方の協力をしっかりして貰えるような企画と情報提供を』『ボランティア活動の積極的な導入をしてボランティアの方々にも来て良かったと思って貰える対応を』『地域の方々が施設に来て頂ける企画の実践と広報活動を』『施設側が地域に出て行き施設側のノウハウを活用して貰える実践を』等と言っている事については、殆ど真逆な対応になっている現状の中、入居者さん、利用者さんが施設内での活動で元気になって貰える展開に心掛けています。

明日からは天気が悪いとの予報もありますが、基本的には天候に恵まれた事により積極的な散歩や(本部施設がある関ケ原町今須上の谷(カミノタニ)地区は緑が一杯で5000坪のゆったりとした環境です。)寸胴に大きな釜や鍋を活用して(地元の方から今は使わなくなったのでと提供して頂いたもの)タケノコの味噌汁(200食分)やタケノコご飯(3升)や山菜ごはん(5升)を作り、薪をくべていて(この言葉は方言かも)周りに来て貰った入居者さんや利用者さんに「火はぬくたいよ」(これも方言かも)「ほんとや」(これも方言かも)などとわいわいとしています。

私が頂いている公職は(沢山ありますが)殆どが書面議決になっていますが、全国老人福祉施設協議会の会議についてはウェブ会議を導入し、岐阜県老人福祉施設協議会の正副委員長会議は広い場所での会議とウェブ会議の導入と、会員総会については書面議決でのものにしてます。今まではウェブ会議など全く考えていませんでしたが、回数を増やしても経費の節約になる手法も導入すべきだと言う事は実際に実施して分かりました。そして、私自身の生活もかなり変わってきました。先程も書いたように出張がなくなった分施設に殆どいる生活の中、先般のコラムで書かして頂いたように施設の奥の今は砂防工事をして頂いているところから馬頭観音さんまで歩いて行き清々しい思いも味わっています。また、私の生活範囲も施設と家の往復(片道4キロ)と必要に応じて西は滋賀県に入って直ぐの『ローソン』までと、東は関ケ原町の東の方にある『ゲンキー』まで行く生活でしたが、最近は新規事業の関係で垂井町役場や岐阜県庁までは行くようになってます。

家での生活にも異変があります。それは、常日頃「外でのお付き合いが多くあり、家での晩酌は一切してません。」と言っていたのですが2か月近く飲まない生活が続き、新型コロナウイルスに対する苛立ちもあり、無性に熱燗の日本酒が飲みたくなり、施設の帰りにローソンで300ミリリットルのお酒を買い「晩酌はしない」の不文律を破ってしまいました。また、明日16日は私の誕生日で(リピーターの皆さんはお祝い等心配して頂かなくて大丈夫ですよ・・・。)本来ならば長男家族と共に外食をするのですが(ちなみに私の誕生日でも私が支払いをするシステムです。)テイクアウトで料亭『助六』のお弁当を頼みましたので家で誕生会をします。

まだまだ多くの変化があるのでしょうが、最も大きな事は目に見えない新型コロナウイルスに対して入居者さん、利用者さんの健康な生活を守る事にピリピリしながらの体制は厳しいものがあります。しかしながら人類の戦いはウイルスとの戦いです。必ずや知力を結集して解決して今までの生活を取り戻したいと願っています。

 

頭がグルグルの中で

令和2年5月14日

昨日朝一で大垣共立銀行での入金が終了して垂井町からの土地売買に伴う契約が正式に締結したのを受け、町営住宅の解体撤去と造成工事の打ち合わせを受けて、本日は杉和会の理事・監事の方に指名業者の書面議決の署名捺印を頂く為に各家を訪問して内容の説明をして今後の流れについても話をさせて頂き、途中で関ケ原と垂井の郵便局で土地取得に伴う収入印紙を2つの郵便局で861200円分購入しました。(2つの郵便局になったのは1つの郵便局では対応仕切れない額だったからです。もし、2つの郵便局で駄目であれば大垣にある法務局まで行く事になったのですが)

最終的には垂井町総務課に収入印紙を届けて急ぎ施設に戻ると新規事業の室長が来ていたので、改めて入札指名業者への資料の打ち合わせを済ませると12時30分を回っていて、13時からは地元企業で生ごみ処理機の販売をしている営業の方との打ち合わせがあり、昼食を急ぎ頂いていると、10分前に来て頂いたので息つく間も無く会議室に行き打ち合わせをして、13時30分には岐阜県庁に向けて車を走らせました。

新型コロナウイルスの影響でしょうか。いつもは満車状態で駐車スペースを探すのに苦労するのですが、本日は入り口付近にも沢山の空スペースがあり、『不要不急』の影響はこんなところにも出ているんだと感心しながら10階にある高齢福祉課に向かいました。順調に走れたので15分早く着いたのですが高齢福祉課長さんは気安く会って下さり、改めて新規事業に対する土地取得が出来たので、視覚障害者協会の方々の期待も大きいので頑張って進めて行く事を話すると共に、週明けには垂井町長さんと共に健康福祉部長さんにお会い出来る日時の調整をお願いしました。その他にも、新型コロナウイルスの影響で技能実習生や留学生等が日本に来る事が出来ない現状や外国人材に対する岐阜県の補助金による対応に遅れが出ている事についても話をさせて貰いました。

明日の午前中には解体工事と造成工事の指名通知を送信するので、先ずは出来るだけ安価にしっかりとした請負をして貰えるようにとわくわくしながらも身が引き締まる思いでいます。ここまでの内容を見てリピーターの皆さんは「てきぱきとこなして素晴らしい。」と思われたかも知れません。でも、実態は急ぐがあまりロスをしている事が沢山あるのです。例えば、書類作成の確認がしっかり出来ていなくて、何度も書き直したり、最たるものが関ケ原郵便局で収入印紙を買う為に車を停めてから「大垣共立銀行でお金を下ろすのを忘れていた。」とUターンをして大垣共立銀行でお金を下ろすと言う体たらく。自分に腹が立つ所ですが、いまは腹を立ててる暇も無いのです。でも、前向きに進んでいるので『ゼッコウチョウ』と言う事で・・・。

 

朝の冷気は気持ちがいい

令和2年5月13日

本日は午後1時30分から全国老人福祉施設協議会総務・組織委員会のウェブ会議が開催されるのですが、事前資料が昨日の15時17分に送信されてきたのですが、その時間からはバタバタしていて結局昨日の内に目を通す事が出来なかったので、朝6時に施設に行き書類の確認をする事にしました。家を出る時に天気が良くて、朝日にまぶしく照らされた空を見上げると朝の冷気が本当に気持ちよく、朝早くから仕事が出来る幸せを感じました。施設の事務所でも窓を一杯に開けて仕事をしていても全く気持ちがいいので資料の確認も効率良く出来ました。(学生時代は予習復習などした事がない私ですが今は違うのです。与えられた使命は120パーセントでするのです。)

8時過ぎに一旦家に帰り朝食を頂き、スーツに着替えて8時55分に銀行前の駐車場に着き、垂井町からの土地売買に伴う振り込み手続きをいの一番に行いました。と言うのも、昨日の土地売買契約書に入金確認により売買契約が成立するとの一項があったので、1分でも早く成立させたいとの思いからの行動でした。振り込みを終えて垂井町健康福祉課長さんにその旨を携帯にて伝え「ほっと」肩の荷が下りた気分になりました。直ぐに施設に戻ると9時30分に打ち合わせの為に呼んでおいた新規事業の室長が来ていたので、早速、解体撤去及び造成工事の入札に伴う打ち合わせをしました。

このような打ち合わせが出来る幸せを感じながらのものになりました。10時30分からは垂井町包括事案の事で高齢福祉課の係長さんと担当者の方がおみえになる事は知っていたのですが、課長さん自ら来て頂けた事に恐縮しながらも地域貢献が出来た事にも喜びを感じています。何故ならば、私の持論なのですが西暦2000年4月から介護保険法が導入されて『福祉的見地』がなくなったように考えられている方が多くみえるのですが、けっしてそうではなくて老人福祉法は脈々と生きていて最後のセーフティーネットの機能はあるのです。もしその機能が無くなってしまったのであれば、社会福祉法人の存在意義が無くなってしまうと考えています。

最も今回の新規事業である盲養護老人ホーム・養護老人ホームの建設は福祉の根幹として関わっていかなければいけないとの強い思いもあっての事です。午後1時30分からの全国老人福祉施設協議会総務・組織委員会のウェブ会議を終えてから16時30分に垂井町長との打ち合わせをさせて頂く事になっているので、ほっとする時間はありませんが、新型コロナウイルスの影響で職を失ったり、営業が出来ない方が沢山お見えになる状況の中では「何を贅沢言ってるの。もうすぐ67歳になるのに忙しく役割があり、しかも自分が選んだ仕事で動き回れる事を幸せに思いなさい。」との天の声が聞こえてきそうです。リピーターの皆さん、こんな幸せ者の私をこれからも宜しくお願い致します。

 

新規事業が本格的に動き出しました

令和2年5月12日

昨日18時から垂井町舎の大会議室(新型コロナウイルスへの配慮)で、新規事業予定地の自治会役員の皆さんと垂井町長さん、副町長さんを初め、総務課長さん、建設課長さん、健康福祉課長さんを初めとした町職員さんと当法人から理事長である私を含めた理事5人と測量会社と設計会社の方にも同席して貰い説明会を開いて頂きました。

説明会が始まる前に新しく自治会の役員になられた方に名刺交換をさせて貰い、健康福祉課長さんに進行をして頂き、その中で「自治会長さんから、ざっくばらんな話し合いの中で忌憚のない話し合いにしていきたいと言われていますので」とのお話の後、先ずは早野町長さんからのご挨拶を頂き、引き続いて杉和会理事長としての『熱い思いを語って下さい。』と健康福祉課長さんに事前に言われていたので、法人立ち上げ時の話から地域に密着した展開をしてきた事、盲養護老人ホーム建設の必要性について熱く語らせて頂きました。

その後は、自治会長さんを初めとした役員さんからの質問や要望をお聞きして、時には垂井町さんの立場で解答して頂いたり、私が施設設置者の責任者としてお答えして、和気あいあいの時間の中で、最後に自治会長さんから「土地売買の契約は結んで頂いて構いませんが、垂井町が仲立ちをして地元の話を聞いて貰いたい。」との話の後、閉会の挨拶を副町長さんにして頂きました。会の終了後に地元の役員さんの所へお礼のご挨拶に行くと「自治会長さんから施設が出来て良かったとみんなが納得出来るものにして下さい。」と言われて、改めて身が引き締まる思いになりました。

そして翌日である本日は、垂井町との売買契約書にも印鑑を押し、明日朝一で売買に伴う入金を銀行で済ませて、改めて垂井町長さんにご挨拶に行こうと考えています。この売買契約が済むまでは、次への展開が見えてこなかったのですが、本日は解体と造成の指名業者の段取りと今後の展開について検討しました。今は『ゼロから大きな建物を造る』心躍る時期だとは思いますが、これからも確実な展開をしなければと身を引き締めています。特に盲養護老人ホーム建設は、岐阜県にはまだないもの(全国に岐阜県を入れて4県のみが無い施設)を造るわくわく感は時に凄いプレッシャーになります。

私がこの計画を強く望んだ出来事として、岐阜県内の方が盲養護老人ホームに入所を希望されたのですが岐阜県には施設がないと言う事で他県の施設を探されたところ、直ぐに入所出来る施設が千葉県にしかなく、結局千葉県での入所になったそうですが、家族等の方が面会に行くにはお金も時間もかかると言う事で、岐阜県内の法人としての地域貢献の上でも意義深いものと考えての決断でした。現状では、措置施設の経営は厳しいものがある事は充分認識していますが、二つの特養を母体としている法人としてしっかりとした舵取りをして頑張って行きたいと考えています。リピーターの皆さん、私はこんな生き方しか出来ないのですが、今後ともよろしくお願いいたします。

馬頭観音さんを綺麗にさせて頂きました。

令和2年5月11日

朝一で猫田県議の事務所に行き、その後施設に直行して、水野相談員に「馬頭観音を綺麗にしに行くぞ」と言ってから、施設長室で着替えをして外にでると、水野相談員はポリ容器2つに水を入れて待っている準備の良さ。正に『一言って十を知る』フットワークに舌を巻くばかり。先日、馬頭観音さん用に購入したバケツやタオルを携えて出発。水野相談員が両方の手に水の入ったポリ容器を持って歩いて行くのを見て、私は水戸黄門の様に金剛杖をつきながら歩いていて、「馬頭観音まであの状態で歩くのはキツイ」と思い、走って(私的には走っているつもりでも、きっと歩いているようなスピードかも・・・。)施設に戻り、軽自動車に乗り歩いているのに追いつき車で大きな砂防工事の為に綺麗な道路が出来ている所まで行きました。

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そこからは杖をつきながら歩いて行き急な階段を一気に上がり、お堂の戸を開けると先住民のコオロギが集団になっていました。前々回に戸を開けた時は大きな蜘蛛が大挙していたのですが、前回は蜘蛛は殆どいなくて、「一回開けると蜘蛛がいなくなって良かった」と思っていての予想外のコオロギの集団に動揺してしまいましたが、「申し訳ないけど、馬頭観音さんのお堂をコオロギの住み家にするわけにはいかないから。」と準備した100均のほうきで排除して、その後は水野相談員が水拭きで拭いてくれるとみるみるうちに綺麗になっていったので、前掛けと御りん台は回収し「新しいのを作って貰い持ってきます。」と話しかけました。水野相談員がお堂の中と外及び瓦屋根を綺麗にしている間に私はと言うと、おりん、花立、線香立て、蝋燭立てを綺麗にさせて貰いました。見違えるほどに綺麗になったところで、般若心経を1巻唱えさせて貰い心穏やかになり本日午後6時からの垂井町役場で開催される新規事業である盲養護老人ホーム・養護老人ホーム(80床)の住民説明会が円滑に行きますようにとも心の中で念じました。

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本日の説明会に来て頂く皆さんには、杉和会の理事長として法人の軌跡や思いを精一杯語ると共に、「施設が進出して来て良かったと思って頂けるように要望もしっかり語って貰い可能な限り形にして行きたいと考えています。岐阜県高齢福祉課から岐阜県老人福祉協議会会長として盲養護老人ホーム建設の要望を聞いてから4年近くの年月を要して、地元住民との話し合いが出来るようになった事に対して嬉しく思うと共に言語の過密なスケジュールをこなしていきながら、色々な思いを今後展開していく事にわくわくし、今月16日に67歳の誕生日を迎える状況にありながらも大きなプロジェクトの遂行が出来る事に感謝してます。リピーターの皆さん、今後の杉和会の展開にも注目して下さい。

 

頭が疲れているのか眠れない夜でした

昨夜は疲れていたのでめっちゃ早い21時に眠る事にしました。(まるで、年寄りみたい。いやいや充分年寄りです。)寝る体制になって、いざ眠りにつこうとすると『新型コロナウイルス』の事が頭をよぎり、『タケノコ祭りだ』とわいわいやりながらも、今までとは違う真逆な対応に苛つきを覚えています。何も考えずに眠ろうとすればする程新型コロナの対応に苛立ちを覚えて眠れない。何とかウトッとしたと思ったら半分寝た体制の中、怒りが込み上げてきて、大きな声をあげている自分の声で目を覚まして・・・。何度かその事を繰り返している時に夢を見て、またまた怒りが沸き上がり。結局午前4時過ぎには鳥のさえずりと、我が家の猫『りっと』の鳴き声でガバッと起き上がりました。結局ベットに横になっていた時間は長いのですが、体はシャキッとしないままに朝食を頂き施設に行きました。集中力がない中、退任予定の評議員と新設された第三者委員の依頼に行く事が出来ていないので、「今日中に済ませたい」と考え、ボーッとした頭でありましたが電話でアポをとることにしました。流石に電話をしている時はシャキーンとなり、午後1時過ぎに大垣市和合地区民生委員・児童委員協議会連合会長さんとの約束を取り付け、承諾書などの資料を準備して(※今18時31分でお風呂の湯に浸かりながらコラムを打っていたのですが、本日15時過ぎに全国老施協の平石会長から電話を頂いていたのですが、今月25日に開催される監事会の打ち合わせを経理をお願いしている岩田税理士とする為に中断していた事を思いだし中断し電話を終えて再び夕食をしながらコラムの続きを打ちます)出掛けました。お願いに行くと快諾して頂き、次に車を運転しながら関ヶ原町民生委員・児童委員協議会会長に連絡してアポを取り訪問してこれまた快諾を頂きました。その後施設に戻り、岩田先生との打ち合わせ後に第三者委員のお願いに行き二人の方(元評議員)に快諾を得て、予定した事が終わり家に向けて車を走らせていて、寄り道をすることにしました。それは、無性に熱燗が飲みたくなったからです。(家にはお酒は置いてないので。何故なら家での晩酌の習慣がないからです)そこで、300ミリリットルの清酒とつまみに明太子、ソーセージ、辛い唐揚げを買って帰り家に着いて速攻でお風呂に入り、平石会長の電話も終えて晩酌をしつつコラムが打てました。体がお酒を要求したのは昨夜が寝れなかった事に対するコロナの恐怖か。いやいやリピーターの皆さん私は単にお酒が切れただけ・・・。だって、3月26日から飲んでないから飲みたくなっただけだから。取り合えず今夜は爆睡します。

『てきとう』は『適当』

令和2年5月9日

朝から『たけのこ祭り』なので、関ケ原診療所の受診予約は10時45分だったのですが、受診前に血液検査があり、いつもだと血液検査の結果が出る約1時間がコラムを書く時間になるのですが、本日は受付開始時間の8時30分に行き、早々に検査をして貰い、施設に9時前に着くと既に寸胴にはそれぞれ大釜と大鍋が置かれていて、昨日湯搔かれたタケノコはしっかりと刻んであったので思わず「滅茶苦茶早いな」と言うと水野相談員が「北島部長が5時に来て準備してくれました。」と報告するので「水野相談員は何時に来たの。」と聞くと(おずおずしながら)「5時30分です。」には、二人の対応に舌を巻きつつも感謝です。

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いよいよ、『タケノコとゼンマイ入りご飯』の仕込みです。先ずは、大釜に白米5升(7.5キロ)、水10リットル、濃口醬油500ミリリットル、酒500ミリリットル、みりん500ミリリットルに管理栄養士は6キロのタケノコとの指示を無視していっぱい入れ、そこにほんだしと塩をてきとうに入れてから厳かに火入れ式を行いました。『始めちょろちょろ中ぱっぱ』と順調に火の番をしつつ、隣に設置した大鍋にタケノコの味噌汁をして、大鍋が煮詰まってきた段階で片手鍋に1キロの味噌を入れて大胆に味噌を溶かして(結局4キロ)味噌汁が大方出来上がった段階で、吉田部長が味付けをしたゼンマイを大釜の中で混ぜ合わせて私の役割を終えて、診療所の予約時間の10時45分にはやや遅れてでしたがかかりつけ医の森島先生に血液検査も含めて見て貰いました。

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血液検査の結果は3月26日以降、新型コロナウイルスの為の自粛により、お酒を飲む事が無かったのでγ(ガンマ)GTPの数値も大きく下がり(とは言っても正常値にはまだまだですが・・・。)血圧は正常値と言う事で気分よく施設に帰ってくると、入居者さん、利用者さんの分のご飯と味噌汁は各フロアに配られていて、大変好評で「次もお願いします。」との意見を多く頂いたし、さてさて、前回は3升のご飯、今回は5升のご飯が成功したので、いよいよ一斗(10升)のご飯作りに挑戦しますか。

さてさて、新型コロナウイルス対策の為にコミュニケーションを極力取らない、家族や地域との連携を取らない等、常日頃の私の思いとは真逆な展開ばかりでストレスばかりが溜まると思っていたのですが、お酒を飲まない生活が健康には良い事は分かったし、いざという時の炊き出しの体験は出来たし・・・。全てが悪いばかりではなく、本日も寸胴の周りに多くのギャラリーが来て下さり、多くの笑顔と共に写真も沢山取れました。(あっいかんいかん。本題の事に全く触れずには終われない。)

「てきとう」とは時には大胆に行う事が良い結果を生むことを寸胴2台での大釜と大鍋での料理で体験出来ました。中学生までの私は『最初の一歩』も出来ずにいたのですが・・・。リピーターの皆さん。私はお陰様で有意義な毎日を送らせていただいている事に感謝です。

 

 

 

タケノコ採り名人が当施設には複数いるらしい

令和2年5月8日

昨夜の宿直は水野相談員でデイサービスの北島部長と何やら相談したのでしょう。北島部長からデイサービスの報告のついでのように、『タケノコ祭りがやりたい』的なメッセージ・・・。「この誘いに乗らないような理事長であってはならない。」と言う事で快諾。そして朝施設に行くと既に玄関先にタケノコが・・・。「たくさん採れたな。」と職員に(水野相談員、北島部長、吉田部長)声を掛けると「まだこれから採りに行きます。」との事。

私は思わず「ここにあるタケノコだけで、大鍋一杯になるぞ」と言うと、即座に「寸胴が2つあるから大丈夫です。」との答えが返ってきて、「理事長。明日はわらびもたくさん採りましたので『春の山菜ごはん祭りにしませんか。』の発言に私は改めて「当施設の職員の『今日1日楽しかったよ』は半端でないな。」と思うと共に私は神輿に乗って『わっしょいわっしょい』をしなければと考えるとわくわくと共にまたまた感謝です。玄関先に並べたタケノコの戦利品は凄いでしょ。

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タケノコ掘りは結構大変なんだけど滅茶苦茶並んでいるでしょ。そして、先般北島部長が採ったミニチュアのようなタケノコと比較すると凄いでしょ。最も大きなタケノコとミニチュアのタケノコと一緒に写すと大きなタケノコは『お化けタケノコ』に見えるでしょ。

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タケノコを湯搔く為の火入れ式は私がやりましたが、その後は銀行等に行っている間の火の番は水野相談員がしてくれ、大鍋と大釜の入れ替えは3人で事故のないように移してくれて、大釜に水を入れるのですが、底が深くてめちゃめちゃ入ったお陰で湯搔きは何とか2回で出来る事になり、無事に湯搔きは出来たので明日はまたまた山菜の炊き込みご飯の初挑戦です。

先日のタケノコご飯は見事な出来栄えで作った本人が驚くくらいだったのですが、その時は「もしも失敗したら入居者さん・利用者さんの昼食の主食がない状況になるといけない」と言う事でプラスアルファの提供だったので「もっと食べたい」と言われても「プラスアルファ何だから・・・。」そこで、明日の山菜ごはんはお昼の主食を半分にするように管理栄養士に指示したのでドキドキものですし、失敗は許されないプレッシャーを感じながらも、どこかのテレビ番組の「私失敗しないので」と言いたいところなのですが・・・。ここは腹をくくって頑張るしかない。

13時30分からはデイサービスからの依頼でカラオケで歌わせて貰いました。デイサービスの利用者さんは上手に盛り上げて下さるので頭に乗って声を張り上げて歌わせて貰いました。(かなりのエネルギーを消費したと思います。)但し、歌っていてつくづく実感したのは、20年、30年前のヒット曲だと多くの利用者さんが口ずさんで下さる事が判ったので次回のオファーがあれば、選曲を間違いないものにするぞと思いました。リピーターの皆さん、毎日一生懸命に対応していると今月16日に67歳になる私も教えて頂くことばかりです。改めて「ありがたいな・・・・・。」

 

岐阜県老施協会長として

令和2年5月7日

ゴールデンウイークも終わり気が付けば5月7日。本来、老施協の総会が6月には開催しなければいけないのですが、新型コロナウイルスの影響で3月の総会は書面議決で了解を得たのですが、その時は事前の検討を正副委員長会議でしてあったので、書面議決での対応でも致し方ないし会員の理解も得られましたが、4月開催の正副委員長会議は直前に中止した経過もあり、検討を書面のみで済ませるのは如何なものかと思い、何人かの役員に連絡すると、「ウェーブ会議ではなく感染症対策をしっかりして開催すべき」との意見ばかりだったので、事務局に連絡して5月中の開催日の日程調整をお願いしました。

新型コロナウイルスの終息はまだ見通せない状況がありますが、終息したあかつきには、会員の要望にしっかりと答えれる体制を整えておかなければと思っています。全国老人福祉施設協議会の組織については、流石に今の状況で東京本部に集合しての会議は出来ないので委員会によってはウェーブ会議を取り入れているので、(勿論私が所属している総務・組織委員会は既に3回実施してます。)全ての委員会がその体制をなるべく早く整う様に平石会長にも上申していきたいと思います。

ちなみに、今月の私のウェーブ会議の予定は13日に総務・組織委員会、19日にパンフレット等検討会議、21日には全国老人福祉施設協議会正副委員長会議が予定されています。しかしながら21日の全国老人福祉施設協議会正副会長委員長会議は総勢で50人は参加しての会議ですが、果たしてどのように進めるのか興味津々と共に不安です。今までは思いをしなかったウェーブ会議ですが、実際に実施してみると、進行を良しあしによっての差がはありますが、殆ど経費は掛からないし面倒がらずに複数回行えば中身の濃い会議になると思います。これも、『禍を転じて福と為す』のことわざのような展開になればと思います。

但し、この新型コロナウイルスの終息に1年もかかってしまったら、間違いなくコミュニケーション能力は劣化してしまうし、家庭から出れない状況が続く事によりストレスを貯めた強者の立場の方が弱者に暴力を振るう現象が多くならない様に配慮していく事も考えていかなければと思います。現に在宅勤務の方が朝からお酒も飲んでいて酒の量が増えているとの紙面も目にしてます。これからは、上手にストレスともお付き合いしていかなければいけないし、新型コロナウイルスによって生活が一変してしまったとも言われています。

当施設においても、「コミュニケーション」「家族対応」「地域対応」の劣化が起きないようにする為の配慮が求められているので、ここは、杉和会理事長としての踏ん張り時と思うので、新しい企画をどんどん提案させて実践への支援をしていきたいと考えています。そう言ういみでは、本日17時過ぎに神戸町からの移動販売(3回目)が来てアパートの住民(職員)を中心に買い物に来て楽しく買い物が出来たのは良かったです。リピーターの皆さん新型コロナウイルスにより厳しい状況が続きますが「杉和会は不滅です」の信念で頑張っていきますのでこれからも宜しくお願い致します。

 

22年も経つと配管の水漏れもあちこちで発生します

令和2年5月6日

私の携帯に、新館1階天井からの水漏れの報告の第一報が入ったのが昨夜の21時47分。直ぐに、メンテの契約をしている業者の携帯に連絡すると、「直ぐに材料を整えて施設に向かいます。」との事。『たかが水漏れ、されど水漏れ』だって、水漏れをしていると言う事は、そのままにしておけば天井のシミが際限なく拡がると言う事だから。

私は40歳の時に今の優・悠・邑本館の建設を決意して、44歳の時に完成するまで多くの施設見学をさせて貰い、その当時から限られた予算の中であっても最大限の形にしたいとの思いが強く、事業開始当初は、湿度が異常に高くて、建物のコンクリートの中から水を吐き出す事もあり、出勤して最初に行う仕事はモップを手に廊下の水を吸い取る事でした。(半年は続きました。)モップを手にしなくてよくなった頃からはガラス戸の蜘蛛の巣が張っていたり、ましてや天井にシミがあるなんて言語道断。と言う事で、メンテには予算をかけて、その代わり「施設は365日24時間体制だから、その事を理解した対応を」とお願いしています。

理事長の思いを理解しているからこそ、夜中であっても業者は走ってきてくれるし、宿直者も水漏れに気付いて私に連絡して業者の対応もしてくれたのだと思います。仮に宿直者が夜中の対応を面倒くさいと思ったら水漏れに気付いていても報告はなかったのではと思いますので、宿直者にも感謝です。立ち上げ時の私だったら携帯に連絡があった段階で施設に走っていったと思います。しかし、22年の経過の中で宿直者がしっかりフォローしてくれる事にも感謝です。業者の方の速やかな対応により、応急措置が終了したとの連絡を貰ったのが午前零時11分でこれまた感謝です。

本日施設に行き一番最初に水漏れをした現場の状況を把握して、昨夜来て貰った業者に連絡して午後から打ち合わせをしました。水漏れの原因を聞くと接続している所の曲がりの部分が劣化してきているとの説明を聞いたので、なるべく早くに根本的な対応をするように指示をしました。

本日のパソコン上での事務長からの事務連絡に「ゴミ置き場の戸が外れたままになっていた。猫などが中に入り散らかす可能性もあるので、戸が閉まらないのであれば、事務所に報告するように」との記事を見て、夜の宿直者の対応とは真逆な対応に改めて『報告・連絡・相談』の重要性について徹底しなければいけないと思いました。『前進あるのみ』の考え方から『一歩後退二歩前進』で繰り返し繰り返し噛んで含んでの対応の大切さについて改めて理解しました。そして、配管の漏れと同じように職員の対応のほころびも気付いた時に間髪入れづに対応せねばとも思いました。リピーターの皆さん私の生き方はこんなですがこれからも宜しくお願い致します。

 

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