本日盲養護老人ホームの打ち合わせでした
令和2年12月3日
午前10時からの打ち合わせだったので、9時20分に吉田部長の運転で私も含めて4人で出掛けました。いつものように岐建の課長さんがドローンの空撮で撮られた映像を見て、1週間前とは大きく変わった映像に安心してから、設備等の打ち合わせに入りました、今回の打ち合わせは立体的な画面を見ながらの検討なので、建築の知識が殆ど無い私にとってもイメージがし易くて意見も言い易い状況です。 セキュリティについては、実際に施設を運営していく中で大切な事なのでいろいろ意見を当施設の職員同士で戦わせて最終的には私が岐建の高橋監督に結論を言う形で決めていきました。但し色合わせについては「どの組み合わせでいきますか。」と言われてもイメージがつかめないので、3棟に分かれる事に対する考え方だけ伝えて、設計を依頼しているデザインボックスの山口さんに提案をして頂き進めていく事を確認しました。
12時10分に全ての打ち合わせを終えて12月1日に建て方のセレモニーをした現場の状況を職員みんなが高橋監督の案内で行きました。現地に行って感動しました。だって、3工区に分かれた内のA工区の所は柱がずらっと並んでいて1棟のみの建物の柱なのに『凄い』の一言で、職員には「凄い建物を計画したもんだな」と自分が計画したのにも関わらずの発言をしてしまいました。現場を回らせて貰って一番感じるのは私が「ありがとうございます。お邪魔します。」と声を掛けさせて貰うと異口同音に「お疲れ様です。」との言葉が返ってくるのは「素晴らしい指揮者の下(もと)には素晴らしい職人さんが集まるのだな。」と思った次第です。
A工区は柱がどんどん立っていき、その後を追う様にB工区、C工区もそれぞれに目一杯の作業が行われていて、「効率よく無駄なく作業が出来るように高橋監督を中心に打ち合わせを密に行われているのだ」と思うと同時に感謝です。岐阜県には一つも存在しない盲養護老人ホームを岐阜県の視覚障害者の方の熱い願いを杉和会がしっかり受け止め、その事を理解して下さった方々の思いが凝縮されての進捗状況だと思います。そして何より天の神様も味方して下さっているので天候にも恵まれての今だと感じています。
高橋監督に「大変な作業をお願いしてそれに応えて頂いているのに感謝してます。」とお話をさせて貰ったところ、「平屋の2700㎡の木造建築は初めての経験ですがやりがいがあります。」との返事を頂いた事にリピーターの皆さん。私は本当に幸せ者だと思っています。だから、来年4月に開設したら、視覚障害者の方々に喜んで頂き、地域の方々からも「施設が梅谷地区に来て良かった。」と言って貰えるように頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。











