温度差(かつての職員だった服部課長の短いテーマでの指摘により短くしました)
色々な考え方を持ち、色々な特技や趣味を持った多くの人間が集まっているのは頼もしいと思います。今は本部施設が80人、和合が70人、和(なごみ)に24人で170人以上の集団になった事は一言では言い表せない気持ちです。勿論、私の考え方は単に事業を拡大させて行く事に執着したのではなく、新しい事業を展開する『必然』を考えての対応だったと自負してます。しかしながら、正直苦労が絶えないのが現実です。そんな中で、本部施設と和合の施設と和(なごみ)の施設において考え方の違いが出て来ているとは思っていたのですが、本部施設の本館1階、本館2階、新館1階、新館2階とデイサービスでさえも違いが出てきていると痛感しています。それぞれのフロアの責任者の考え方や手法により合格点を出せるばかりでない事にイライラが募ってます。確かに幹部職員とは言え色んな考え方を持っているのは良いのですが、杉和会としての方向性は理事長である私が発信していく。その為に月1回の幹部会は開催され、逐一コミュニケーションはとってきたつもりでいたので、私自身の不十分性は何かと自問自答しています。私も先月で68歳になり、各フロアの責任者に任せる事を心掛けてきましたが、私の気持ちとは裏腹に『阿修羅の如く』の立ち居振舞いをしなければいけないのかと正直愕然です。本日の大谷徹弉師の日めくりに『受けとめる 心が決める 幸・不幸』と言うのが目に入り、心の持ち方によって『幸福』にも『不幸』にもなると戒められているとしたら私はまだまだ修行が足らないと言わざるを得ないと言う事になるわけです。確かに平成10年に本館の運営を開始して1年が経過した頃の白い封筒が乱れ飛んでいた(退職届)頃と比べたら「何と平和な」と言う事なのでしょうが、『より良い物を求める』のが自然だと思うのですがより良い方向になることを求めている事は事実ですが、頭1つ分いやいや2つ分出た職員がぐいぐい引っ張ってくれているので悪い所が気になると言う事にもつながるのですが、より高めを求めてあがくのが入居者さんとその家族の為であり強いては職員の為にもなると信じて叱咤激励をしていく覚悟ですのでリピーターの皆さんこれからも宜しくお願い致します。なお、本日はホームページの打ち合わせがあり、私のコラムが一番読まれているとの報告を複雑な気持ちで聞いていました。何故ならば私のコラムを抜いてくれる企画が出てこないと駄目だと思うからです。人間の気持ちは複雑だと思った次第です。