1つ目の話題『私の特技??だった事?』
令和3年4月27日
平成10年5月18日に特別養護老人ホーム『優・悠・邑』を事業開始した頃、入居される方は比較的元気な方が多くて宿直をしている時には(当時は週に3回は宿直をしていました。)朝4時30分には本館1階の電気を全て点けて回られる方があり、その入居者の後ろから消して歩いたり、テレビの音量があまりに大きくて小さくしたり、その時間には殆どの方が起きてみえたので一人ひとりにご挨拶をして回りました。また、事業開始当初はコンクリートから溢れた水滴が床を濡らしているのをモップで拭いて歩いたり(宿直でない時は出勤して直ぐにしました。)と、ガムシャラにやらせて頂いてました。
そんな中でトイレの便器の中へオムツを詰め込まれる方があり、「便器の中にオムツを詰められて取ることが出来ないのでどうしましょう。」との連絡を貰って状況把握に行くと「確かに便座の中にオムツか詰められているけど、きっちりと詰められていないので何とかなるのではないか。」と職員に状況を聞くと「道具を使っても全くダメです。」と言うので、吸いあげるのは道具では無理だし、余計に中へ入れてしまう可能性が大きいのと違うか」と言って、便器の中に手を突っ込み出来るだけオムツが突っ込まれている奥の方まで手を入れて「ぐっ」と引っ張るとものの見事に『スポーン』と取る事が出来ました。取れた瞬間には「業者に頼めばお金がいるのに助かった」と思うと同時に中学生の頃、近くの川で手つかみで石の間(今は殆どがコンクリートブロックで施工されているのでその様なつかみ方はできません)にいる魚を捕まえた時の事を思い出しました。
それは、石の間にいる魚の腹の部分が手に触れてからエラの所までたどり着くと完全に捕まえる事が出来た時の事を思い出したのです。そう言えば手つかみで魚を捕まえる事は得意だったけど、その時のイメージでオムツが引っ張り出せるとは、面白いものだと思った次第です。但し、その後の対応で便器にオムツが詰められた時には「施設長、また便器が詰まりました。」と言って私の業務のようになってしまったのは嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだったのも覚えています。
2つ目の話題『感染症対策に使用するゴーグル』
昨年は筍がいっぱい採れたのですが、その反動なのか今年はあまり採れない年だったようですが、そんな中でも本日5回目の『味噌汁作り』を行いました。天気も良かったし前回のようなきつい風も吹かなかったので、味噌汁作りの見学におおぜいの入居者さん利用者さんが来て下さったのですがその時に皆さんから「今日も会長さん(私の事をそのように呼ばれる方が殆どなのであります。)が作ってくれる味噌汁を食べれるのか。」と言われて、次に話題になったのは私が着けていたゴーグルの話でした。着けていたゴーグルは、感染症対策の為に購入したものなのですが、本日装着したのは前回の時に煙で目が痛くて涙をポロポロだしてしまったので、その対策だったのですが、流石に感染症に効果があるだけあって煙が入らなくて楽だった話題で盛り上がりました。


リピーターの皆さん。私はどんなこともコラムの話題にしてしまうので2年8カ月も続いているのだと思いますが、皆さんはどの様に思われますか。