風水害の対応についての検討会議がありました
岐阜県高齢福祉課が主管での、風水害対応の検討会議がリモートで午後1時30分から行われました。この会議は高齢者の事業者団体の代表者と市町の行政担当者と学識経験者が参加して岐阜県高齢福祉課が取りまとめをする形で開催されました。
最初に岐阜県福祉政策部次長さんのご挨拶があり、引き続いて担当責任者から第1回での発言のまとめられたものの説明があり、その後は各事業者団体の代表者からの質問や意見を言う時間になり、最初に私が岐阜県老人福祉施設協議会の代表者として意見を言わせて頂きました。
私は冒頭「50年に1回と言われるような災害が日本の各地で毎年起きている状況があるので、お互いに知恵をだしあいより具体的な実践ができるようにしていきたいと思っています。」と話をしました。また、「国の指導のもと『事業継続化計画』(BCP)の作成が義務付けられたわけですがまだまだ、施設間の連携も行政との連携も具体的には取れていない現状があるので、岐阜県老人福祉施設協議会としても研修や協定作成に力を入れていきたい。」とも話をしました。
その後、岐阜県老健協とグループホーム協会の代表の方も話され、引き続いて市町の担当者からの状況説明があり、取りまとめの意味も含めて岐阜大学の先生二人からの話を聞きました。岐阜大学の先生方の話を聞いて、より具体的な検討に入りました。昔から『備え有れば憂いなし』の言葉通りにより具体的に進めていきたいとは思うのですが、それぞれの事業所がその気になって取り組まないと難しいと思うので岐阜県老人福祉施設協議会の会長として、必要性を理解して貰えるように汗をかきたいし、より具体的な方向性を岐阜大学の先生方の協力や岐阜県の支援も頂きながら進めていきたいと思っています。
リモート会議が終了してメールが何件か送信されていたので確認しているなかで、全国老人福祉施設協議会デイサービス部会長(北海道)からのものがあり確認すると『北海道の特養とデイサービスのエアコン設置状況のアンケート調査結果』の報告書だったのです。このアンケートについては、最近の夏の暑さは北海道でも例外なく暑いのですが、かなりの確率でエアコンが設置されていないことがわかる資料でした。これは本日の風水害の話同様、気候変動による変化によってであることは当然の事ですが、そう言う意味では、気候環境についていけてない状況があると思うのですが、対応の遅れによって大変な事にならないように対応をしていかなければと考えています。この問題については、副会長として国の予算を引き出す為に頑張りたいとも考えています。
リピーターの皆さん。お互いに『備え有れば憂いなし』の為に出来る事を頑張りましょう。