本日講演会の講師なので気合いが入ってます
令和3年7月18日
講演会の講師と言うのは話す側が上手く出来たと思っても、聞いて頂く側がどのように感じられたかによって評価が決まるので何度させて頂いても絶対なる自信を持って挑める事はありません。ただし、私の講演内容は常に自分で体験してきた事、或いは実践してきた事を基にした話なので専門書からの理論に基づいた難しい話をするのでは無いので比較的聞いて頂く側にとっては理解しやすいものであると自負しています。ただし、1週間位前から話す内容のシュミレーションを頭の中で何度となくしているのですが、今までの経験から言うと聞いて頂く側の反応を見ながら話を進めていくのでイメージ通りに行く事は殆どありません。
そしていつもの事なのですが講師席に座らせて頂き講師として紹介していただき演題に歩いていき聞き手の方々を前にするまでは小さい頃の対人恐怖症の赤面症が顔を出すのです。ところが不思議な事に話し出すと別人のように落ちついて話をしている自分がいるのです。だから、講演会が終わってからいつも思うことは「私の頭の中にご先祖様が入って私の口を通して話をしているのではないか・・・」と。私の生きざまは自分の周りの方に育てて頂いと言っても過言ではないし、多くの素晴らしい方々に恵まれたから今があると思ってもいます。
また、私が一生懸命に対応して良くなった実践があったとしても、結局は私の中で血となり肉となっているとも思うのです。その場その場では必死になってしてきた事が振り返ると結果良しとなっている。仮に失敗したとしても、決して無駄にはなっていないと言う事です。本日の講演会は岐阜県視覚障害者福祉協会さんの企画だったのですが、盲養護老人ホーム『和』を応援して頂くようなありがたい企画でしたから、私も講師として一段と気合いが入りました。今朝は施設を8時40分に出発をして、色々な所から集まって下さるので例え一口のお菓子とは言え食べて頂きたいと垂井駅前て洋菓子店を出している従兄弟のお店にのブッセでその名も『垂井』を参加者の方に食べて頂きたいと予約しておいたのを取りに行きその後『和』に行き会場内の確認をしていると続々とおみえになりました。
ちなみに一番乗りの方はは大垣市荒尾の方で、折り紙で作った掲示物をプレゼントしていただきました。そうこうしていると山田会長さんや本日の進行をして頂く形がおみえになり打ち合わせをしていて、定刻5分前の9時55分に始まりました。先ずは山田会長さんの主催者挨拶があり、次に吉澤施設長から歓迎とお礼の挨拶があり、引き続き講師である私の紹介をして下さり、いよいよ私が演題に立ちました。本日はいつもより落ちついた導入で『私の福祉への思い』と言うテーマで幼少期、四国参拝でのエピソード、教員時代、児童養護施設の指導員時代、施設開設に至る経過、そして『和』への思いを熱く語ると共に入居者さんに多く入って頂かないと経営が厳しい状況についても熱く語るりました。講演を終えて山田会長さんから「カラオケの披露を兼ねて若山理事長に一曲歌って頂きましょう。」とのことで私は決して恥ずかしくもならず砂田おさむさんの『人生夢の途中駅』を歌わせて頂きました。
その後改めて皆さんにお礼を言って講演会を終了後に皆さんをお見送りしていたら、わざわざ『和』の為に歌を作ってCDにして持ってきて下さった方があり、その方が「理事長さんと同じ昭和28年生まれで理事長さんとカラオケでデュエットするのが夢です。」と言われて、私は思わず「銀恋なら大丈夫ですよ」等と終わった安堵感からか軽口を叩いていました。来週は高山まで行って同じ企画で講演をさせて頂くのですが、このような地道な活動により入居者も増えて職員の資質向上にも繋がると考えています。リピーターの皆さんもそのように思われませんか。



