補助事業を受諾すると言う事
介護人材を確保するのが厳しくなってから随分になると思います。(私は平成18年が分岐点だと考えています。)その意味では当法人は事業所内保育所を設立したり、アパートを1Kでありますが、アパート20部屋建設したり、大胆な新聞折り込みを入れたり、ホームページを充実させたり、EPAによりインドネシア介護福祉士候補生を先駆けて導入してきました。その甲斐があって何とか岐阜県最西部の山の中ではありますが、人材確保は出来ています。しかしながら、全国的には厳しい状況がある中で、岐阜県からの委託事業を岐阜県社協内にある福祉人材センターが受託して、中学校や高校へ福祉の魅力知らせ隊が話しに行く企画があり、岐阜県老人福祉施設協議会としても参画しているのですが、この事業が始まった頃は、老健協、障害者福祉協会、児童養護施設協議会の団体にしっかりとした説明がなされていたのですが、近年は前年度に協力した職員にメールで打診があり、組織がないがしろにされている状況で、新旧の入れ替えにより不足分が出ているのと学校からの依頼が増えている事により(有り難い事なのですが)不足分の補充に何の手立てもされていない状況に気付き岐阜県老人福祉施設協議会会長として、せっかくの素晴らしい企画がしっかりと取り組まれていない状況に危機感を持ち、企画の発注者である岐阜県地域福祉課長さんに一昨日連絡をしたところ、実態を把握されていないので、説明をすると共に岐阜県老人福祉施設協議会内の役員に連絡を取り、組織としては21世紀委員会が主体となるべきなので、21世紀委員長にも連絡を取り、21世紀委員長が動きやすい体制作りの為に動きました。明日は地域福祉課長さんや福祉人材センターへも連絡を取り円滑な体制を作れるようにしていきたいと考えています。本来であれば、会長自らこのような事にまで口出しをするのは如何なものかと言う事を言われる方もあることを承知の上で対応をしてしまいました。どうしてそこまでしてしまったのかと言うと、この6月の役員改選により21世紀委員長が交代して、福祉知らせ隊の動きが悪い事に対して連絡を貰ったからです。私は筋が通らない事に気が付いたら軌道修正をしないで知らん顔を決め込めるタイプでないからです。何でもそうですが、やるべき事が上手くいかない時には先頭立って行い、軌道に乗ってきてからはその組織に委ねる。私のスタンスは例えばまずい状況の時はしゃかりき全面にでますが、その後はバトンを渡し見守って行く。リピーターの皆さん。少し格好良すぎますか。でも、私はこの流儀しか知らないもので。