嬉しいこと2つと悲しいこと1つ
令和3年7月24日
嬉しいことは、午前中に来年3月に高校を卒業する女子生徒が就職を前提に施設見学に来てくれた事が1つです。当施設を希望してくれた最大の理由は「施設の敷地内にアパートがあること」と明確な答えに「いやいや、当施設は入居者さんが楽しみにしてくれる事を職員が頑張ってくれているし、学歴ではなくて一生懸命さと優しさを大切にしている。」と話をして、アパートを水野係長に案内して貰った後、「就職活動が解禁になったらいの一番にエントリーして下さい。」と話をすると目を輝かしてくれたのはとっても嬉しかったです。
2つ目に嬉しかったのは、特定技能の介護をパスしたベトナム人夫婦が今は1Kのアパート1部屋で生活しているのですが、就職時の話の時に私が「一軒家に夫婦で子供も産んで生活出来る環境への援助をするよ」と話をしていたのですが、「しっかり今須に根を張り、子供も作りたい」との意向を受けて、本日空き家になっている家を案内してもらったら、3人家族と言うより、大家族でも少しの改修で生活出来る事がわかり、この計画を具体的に進める事になりました。ベトナム人夫婦は夫婦共に意欲的だし、この計画が上手くいくと、ネパールの男子職員も奥さんを呼びたいとの意向があるので、職員確保と地域の活性化にも寄与出来るし、介護職員確保の観点からも喜ばしい事だと考えています。これも、施設の事業を開始して23年の月日の積み重ねで信頼を得た証だと思うとめちゃめちゃ嬉しいことです。
嬉しいことの後に悲しいことを書くのは楽しくないのですが、ありのままを書くのが私のコラムですので、しっかり書きます。それは、私の従兄(かなり歳は離れていますが)の息子が亡くなって本日19時から通夜があり参列してきました。他界した従兄の息子は59歳でした。従兄に挨拶をした時に「早すぎるよな。もう少し生きて欲しかった。」と言われた時にはどのように声をかけてよいのかと戸惑うと共に私自身は68歳で毎日走り回れる事に人の死で改めて感じました。生きているからこそ苦もあり楽もあると言う事です。私は母を13歳で姉を17歳の時に亡くし悲しい思いをしたのですが、だからこそ母秋江さんの分と姉光子さんの分もしっかり生きなければと従兄の息子の通夜の席で改めて思いました。健康でいることに感謝し、精一杯自分なりに生きる事で恩返しをしなければとも思いましたのでリピーターの皆さん、これからも宜しくお願い致します。