昨日、盲養護老人ホーム優・悠・邑 和(なごみ)に行き感じた事
昨日は10時から入居者さんと一緒に私が導師となりお経さんを唱えました。そして改めて「大きな声で唱えると体の芯から熱くなるな」と感じて上着を脱ぎました。それと同時に「和(なごみ)の入居者さんは毎日お経をあげてみえるのでお経が上手だな。私も負けとれん。」とも思いました。また、職員の対応については「入居者以上に職員がいるので(入居者15人に対して職員が23人)ゆったりとした対応だけれども50人(現在の定員数)或いは80人(建物全体の定員数)になった時に今のような『ゆったりとした』が維持出来るかがはなはだ心配になりました。また、職員が入居者の人数より多いことによって今後困った現象が出てこないかとの懸念も抱きました。
お経を終えて一曲カラオケで歌わせて頂くのですが今回は吉幾三さんの『酒よ』を歌わせて貰ったのですが、これまた聞き上手な方が多くて自分でも「声がよくでてるな」と思いました。職員の動きでの懸念が引き続いて開かれた全体会議の吉澤施設長の話の中で出てきました。
具体的には館内用の携帯電話(通常『ピッチ』と言われているものです。)の機能を使うことなく連絡を直接にしてしまう事です。確かに今は連絡に要する時間は十分にあるのだと思いますが余裕がある今からしっかりとしておかないと入居者の数が多くなった時に身動きが取れなくて「こんなにも忙しいのは大変だ」と言う事になってしまうと思うのです。また、こんな事も吉澤施設長は言ってました。「排泄介助に要する時間にばらつきがある。5分で出来る職員もいれば30分近くかかる職員もいる。」と聞いたので私は「本部施設では考えられない事だな。」と思いつつ「30分を要しても業務に影響しないのは職員が必要以上にいるから問題が顕在化しないんだな」と思い私は「充分に時間がある今、効率よく対応出来るように研修や手際よく出来る職員のアドバイスを聞いてみんなが手際よく出来るようにしないと入居者が充実してきた時に大変な事になるのでしっかりと今の内に学んで欲しい。」と話をしました。また、吉澤施設が「電気や水道等々に留意して欲しい。」との話もあったので私はその点に対しても「ケチと節約は違う。節約に心掛けたら気付きの多い職員になり、節約して出てきたお金は入居者さん、職員に還元する事を私は理事長として約束します。」とも話をしました。今は吉澤施設長が孤軍奮闘しているような状態ですが、必ず吉澤施設長をサポートしてくれる職員が現れる・・・いやいや今でもおみえになると思います。色んな意味で余裕があるからこそ頑張って貰いたいと考えています。
リピーターの皆さんもこれからの和(なごみ)を見守っていて下さい。