BCP(事業継続計画)作成に伴う研修が開催されました
令和5年8月17日
本日、社会福祉法人杉和会の施設合同の研修が開催されました。講師は当法人の顧問であり、びわこ学院大学教授・福祉リスクマネジメント研究所所長の烏野猛先生です。烏野先生には午前中も本部施設の幹部会にもスーパーバイザーとして出席して頂きました。幹部会は11時40分まであり、研修会は13時30分からで、午前中の参加はリモート参加で午後からの研修はリアルであり、尚且つ昼食は本部施設でして頂く事になっていた(本当は鰻を予定していたのですが予約で一杯と言う事でローソンのお弁当になったのですが)ので11時過ぎにコメントを頂き「飛んで来て下さい」と無茶な事を言って研修前の昼食に間に合う様に来て頂きました。烏野先生は現在55歳。つまりわたしより15歳も若いのです。15歳もの歳の差があるにも関わらず30年近く親しくして頂いている事に感謝です。本日の研修のレジメの中で【BCP作成を「目的」にしないため、実効性のあるBCPを作るには・・・?(BCP作成は、あくまでも「手段」)】と書いてあり私も常日頃「マニュアルは作るのが目的では無くて実施できて完成する。」と言っている事と共通すると思いました。3施設が共同開催する研修は初めてで、多くの参加を得たいと言う事でリアルの参加者(25名)の他にも各施設でリモートの参加をする職員も多数いて有意義な研修となりました。烏野先生の講演内容は一貫したものである事は分かっていましたが久しぶりの講演を聞き話し方に旨みが出て来たなと思いました。烏野先生は神戸市出身で阪神淡路大震災以降は災害とリスクマネジメントについての実践を積まれてきた事により、実践をしてきた研究者としての「凄み」が出て来たなと思った次第です。烏野先生は全国老人福祉施設協議会が開催する研修に関わられるようになってから全国を股にかけての講演活動と共に災害が起きた時には機敏な行動をされ実態把握に勤められている事には頭が下がります。30年近くも親しくさせて頂いているのは多分に「行動を伴うアプローチを形にしていく」と言う事ではないかと考えています。これからも親しくお付き合いをさせて頂きながら15歳も歳は離れていますが良きライバルとして長くお付き合いさせて頂きたいと考えています。丁度2時間休憩もせずお話をして頂き、烏野先生は次の予定があり早々と帰られ、私もバタバタと和合の施設に行きました。お互いに忙しい身ではありますが時間を上手に活用した生き方をしていきたいとも考えています。