朝一で新聞の一面を見ての「おいおい」
岐阜新聞一面のトップに「高濃度で外出自粛」と言う文字が目に飛び込んで来ました。それは、環境省指針案として中国から飛来してくる微小粒子状物質「PM2・5」による健康への悪影響を防ぐ為に、大気中濃度が高い日は外出や屋内の換気を控えるように注意を呼び掛けると言うものです。その記事を見てつくづく感じた事を以下に述べます。
私が平成9年度計画で法人設立に伴い特養建設をさせてもらった時のコンセプトは、感染を防ぎ如何に臭いのない快適な居住空間を作るかと言う事でした。その為にトップライトが簡単にあく事や何ヵ所もつける事、中庭を作る事でした。昨日も県内の施設であるサンシャイン美濃白川から施設長をはじめ職員の方と家族会の方総勢11人をお迎えし施設見学と情報交換会をして頂いたのですが、その折りも窓開けの重要性をアピールしたのですが、この記事を読む限りはその提案は無意味なものになります。また、15年の積み重ねから暖かい日の外出も提案と実践が多く出来るようになり、「今日一日楽しかったよ」の笑顔が職員のモチベーションを高めるものになってきた今、この記事は正しい事の実践が出来なくなるかも知れないものとして苦々しく感じました。私は環境省に対して言わせて貰うなら、「防止策と同時に国家間の話し合いで中国に対して是正して頂く為のテーブルを用意して数値を下げる努力をする事」だと思います。「そんなに簡単に事が運ぶか」と言わず
!?もう一言言わせて貰えるなら、被害が出る前のリスクマネージメントも結構ですが日本人が経験した公害による被害の実体を提供して中国の方が同じ過ちを犯さない為にも汗をかいていただければと思います。
※ 今日は社会派レポートになってしまい申し訳ありません
 
					