気が付けば本日は『12月2日』です
まずは『12月』になってしまった事に驚きです。(昨日は気が付かなかったのかと呆れてしまいます)今年の1年は『コロナ感染症対策』に明け暮れたと言っても過言ではありません。ただし、入居者の方及びその家族の方々に「コロナだから何でもかんでも我慢して下さい。」とは言えません。だから、職員が一丸となって『今日一日楽しかったよ」と言って頂けるように、しかも家族の方々に「安心した施設での生活を送って頂いてますよ。」とのメッセージを送り続けていかなければと考えています。一昨日に(11月30日)にも本館1階、2階のお参りをさせて頂いた時にも「今度の日曜日(12月5日)には大きな寸胴で炊き込みご飯を10キロ作り、具だくさんの味噌汁も大鍋で作りますので、是非見学に来てください。寒いと感じたらご希望により釜茹での中に入って貰いますよ。」と話をさせて頂いたら「釜茹でになるのは嫌だけど楽しみやな」とか「大きな釜で炊いたらお焦げができるな。お焦げは旨いな。」等の話が出て話が盛り上がりました。この『ワクワク感』こそが健康の秘訣。私が元気な毎日を送らせて頂いているのも、入居者さん、利用者さんとのやり取りがあればこそと思っています。
『それいゆ』PART②
岐阜新聞の大きな見出しで『介護現場の実情問う』に続いて『人手優先、職員の技量軽視か』となっていました。中部学院大学人間福祉学部長の飯尾教授は「個人のパーソナリティーの問題ではない。」と強調。「単に(被告は)技能不足で、介護のプロは感情もコントロールできる。」と、未熟な介護者でも雇用せざるを得ない介護現場の構造的な問題を指摘する。との記載があったので、私なりのコメントを以下にしたいと思います。私はたとえ介護福祉士のライセンスを専門学校や短大、大学で取得したからと言っても、入職当初から自分で判断してバリバリと対応出来る職員はいません。多くの入居者さんのお世話をしていく中で色んな事を学び時には経験ある先輩職員から指導を受けたり認知症実践者研修を受講したりしながら色々な入居者さんに対する接し方を学んでいく中から質の向上を図っていくのだと思います。私は常に「介護職は優しさと一生懸命さがあれば出来る」と言っています。ただし一生懸命さの中でも学ぶ姿勢が謙虚である事を私は特に求めます。つまり、職場環境の中に研修の体制がしっかりと確立されており、尚且つ職員に学ぶ姿勢があることが大切だとも考えています。そして、最も大切な事は『相手の身になった対応』こそ肝要だとも考えています。リピーターの皆さん。介護は専門職としての大切な分野だと思いますが、その割りには対価が低いと思うのですが。


※施設から見て、北側の山(左側の写真)と南側の山(右側の写真)になります。