不可思議な事は有るものです。
令和4年8月14日
いつものように起きて、いつものように締め切った戸を開けカーテンも開けて1階に降りて水替えとお経を含む祈りをした後、お墓参りの為に外に出る毎日なのですが、本日は外に出るとしぐしぐと言う感じで雨が落ちていたので、一瞬は「タオルで頬被りして歩くかな。」と思ったのですが、何と無く雲行きが悪そうに思えたので再び家に戻り傘を持って出掛けました。しばらくは傘をさしていたのですが「雨は止んだな。」と言う事で傘をたたみ金剛杖と一緒に持って歩く事にしました。
金剛杖と共に傘を持っていると正直「いつもと違って歩きにくい。」と思いつつも「雨が強くなったらもっと大変だから」と自分でも『優等生的』考えに。「心穏やかだからかな。」と思いながら歩きました。そして本日も幸福地蔵菩薩樣をしっかり抱かせて頂く事が出来ました。と言う事は幸福地蔵菩薩樣の前掛けが左に寄っていたからです。幸福地蔵菩薩樣を抱きしめる前に花立てに水を入れさせて貰いながら「ほおづきが入れてある。」と言う事でしっかり写真に収めました。本堂の戸は鍵が開いていたので本堂に入れたのですがお線香は立ててなかったので、先ずは大谷撤奘師の日めくりカレンダーを14日にすると『こけたら 起きれば いいんです』の言葉が目に入り「確かに心理やし当たり前の事だけれども、これが本当は難しい。」と思いました。

その時に思い出されたのは家の前の門前橋の所で転けて膝、肩、口の中と怪我をした時にしばらくは起き上がれなかったし、口の中に血が貯まる状態だったので起き上がったものの、家の前だし家に帰る事も一瞬頭をよぎったのですが、「ここで挫折したら、今、抱えている大きな難問も解決しない。」と考えて頑張った事を思い出しました。「小さい頃あんなに心身ともに軟弱だったのに」と思うと「背負うものが大きいから、頑張るしかないんだ。もっともっと打たれ強い人間にならなければ。」と思った次第です。今須稲荷に祈りを捧げた後お墓に行くと「流石はお盆」と言う事で6時前にも関わらずたくさんの方がお参りをされていたので、しっかりとご挨拶をさせて頂きました。
六地蔵様で水換えをしようとすると、本日も湯飲み一杯の水が注がれていたので本日は「一杯入れて頂いた方の気持ちを大切にしよう。」と言う事で水を換える事を止めて花立てに水を追加してそれぞれのお地蔵さんにお賽銭を置きながらそれぞれに祈りを捧げました。我が家のお墓プラス3家にもお参りをして再び我が家のお墓でお経をあげて家に戻ったのですが、お陰様で雨に降られる事も無く傘をさす事もなく家に帰ってこれました。
家に帰ると我が奥様『かをり様』が「戸を開けた後で凄い雨が降って窓を閉めるのが大変だった。」と恨み節の様に言われたので「えっ」と思いつつ「いつ激しい雨が降ったの」と思うと、ここでようやく本日のテーマである『不思議な事はあるものです。』に到達するのですがリピーターの皆さん何が言いたかったか長いお付き合いであれば理解して頂けましたよね・・・。※私はこんな性格ですがこれからも長いお付き合い宜しくお願い致します。

