前立腺がんの治療での色々
令和5年1月19日
前立腺がんの疑いがある事は関ケ原診療所での血液検査である程度は分かっていたのですが、盲養護老人ホームの進捗状態が上手くなくて、精密検査が延び延びになっていて、昨年の3月に半ば強制的に実施した人間ドックで、大垣市民病院への紹介状を書いて頂いたのでその月の14日に大垣市民病院の泌尿器科に行き、その後何度かの精密検査を行い結果としては6月1日に「ステージ2だが、他の部位への転移等は無いので、今の内に治療をすれば大丈夫」との事で、治療の方法としては手術と放射線治療の2つがあると言われたので私は「学生時代に腸閉塞の手術を2回している。」と話をすると「腸閉塞の手術をしているのであれば放射線治療の方法しかない」との事で放射線治療の計画を立てて頂き、6月15日に1回目のホルモン注射を、2回目を9月7日に施行して貰い、11月4日に放射線科で放射線を当てる位置の為の確定の為の検査があったのですが、これがなかなか上手くいかなくて「尿が少ない」「便が邪魔している」「ガスが下に降りて来た」と言われて、その都度アタフタして結局その日には当てる場所が確定出来ず、再度11月14日に行ったのですがこの日の朝は家を出る前からピリピリしていたのですがその日は1回目で「ばっちりです」と言われてホッとするやら気が抜ける様な状態になりましたが一先ず1件落着。
そして12月5日から毎日放射線治療に通っているのですが、取り敢えず1回目で放射線を今のところ充てて頂いています。と言う事は放射線を充てる前に尿量のチェックがあるのですが時として「尿量が250ありますから100出して下さい。」と言われて「途中で止める事が出来るのか」と思ったのですが、やってみると意外と簡単に出来たので「これこそ大は小を兼ねるだ。」と思った次第です。但し、この様に出来ない方がみえる事が段々分かってきました。と言うのは私が更衣室で着替えをして待合で待っていると、検査をして頂く方が「若山さん大丈夫ですか」と言われて尿量検査のところに行き尿量は適当と言う事で放射線を充てて頂くところに行くと、1人か2人は待ってみえるのですが放射線を充てる時間はほんの5分程度なので駐車場から駐車場までの所要時間は90分位なのですが、私が1回の尿量検査を終えて放射線室の方に行くのを見て羨ましそうにしている方がいつも3人程度はみえて、同じような顔ぶれなのです。つまり、尿量のコントロールが上手くいかなくて待機されている方だと言う事がわかりました。但し、尿量が適当であっても便やガスが充てる所にあるとやり直しをしなければいけないのです。今のところは一度も無いのですが、放射線台に寝た状態でジッとしながらドームのようなところに入って行き「これから照射します。」との声がスピーカーから流れるまでの時間は常にドキドキですし、滅茶苦茶長く感じます。今日で27回が終わったのですがまだ12回残っていると思うと億劫になりますが、「あと12回頑張れば癌の恐怖から解放される。」と思うようにします。リピーターの皆さんこの感覚は実際に行わないとわからないと思いますがそういう事何です。