石川県能登地方の地震対応について
令和6年1月13日
石川県能登地方に最大「7」の地震が襲い既に13日目を迎えています。被害に遭われた方々の状況をテレビ、新聞で見るにつけ心を痛めています。私自身若くてフリーの立場であったなら今すぐにでも行って何らかの事を手伝いたいところですが、今の私が行った所で反って足手まといになるだけ。しかしながら、今の私立場で出来る事を頑張れば出来る事があるはずと考えていたところで、厚生労働省から岐阜県を通じて岐阜県老施協事務局に『派遣依頼』と『避難者の受け入れ依頼』の通知がきたのをみて私は「精一杯の事をしたい。」との思いで岐阜県老施協及び岐阜県高齢福祉課とのやり取りをしつつ、リスクマネジメントを専門としている当法人の顧問でびわこ学院大学教授(学部長)の烏野先生に電話連絡をしてその都度アドバイスを得ながら、効率良く派遣と受け入れが出来るような体制作りの構築の為に私なりに頑張っています。
そんな中で『派遣依頼』についても多くの会員施設からエントリーがあり、『避難者受け入れ』についても多くのベットの提供をして頂く報告を受けました。本当に有難い事です。多くの協力が得られる事が分かった今、次に行うべき事は被災地へ送り出す会員施設の職員が頑張れる体制にする為に現地の情報をしっかり得ながら、準備すべきもののリストの作成と援助だと考えています。
また、受け入れ体制についても、円滑な受け入れが出来る様に年密な情報交換が必要だと考えています。そんな中で岐阜県の方から受け入れるのに対してどの様な情報が施設側には必要かとの情報提供の依頼が来たので、受け入れる側の身になり、尚且つ送り出す側の大変さを考慮してコンパクトで最低必要な情報を完結に記載出来る配慮をした資料を作成して送らせて頂きました。
今回の災害復旧には時間がかかると思われます。と言う事は対応が長引く事も想定した計画を立てなければいけないと考えています。出来るだけ速やかに派遣体制と共に受け入れ体制を構築していくように私なりに頑張っていきたいと考えています。北陸地方は文字通り雪国であり今は正に『冬』です。寒い中で耐え忍ばれている方々に少しでもやすらげる場の提供が出来る様にする為にリピーターの皆さんにもお願いする事が出てくると思いますのでその節はよろしくお願いいたします。