珠洲市へ派遣した吉澤施設長から現状報告がきました
令和6年1月23日
昨日17時にようやく連絡が取れて「16時に(珠洲市にある)長寿園に着いて打ち合わせをしています。」と話した後はまたまた連絡がなく、心配になったので本日早朝6時56分にメールで「余裕がある時に連絡下さい。状況がわからず心配しています。」と送っておいたので、7時40分にようやく携帯が鳴り、吉澤施設長の元気な声を聞く事が出来「ほっ」としながら「そちらで良く眠れたか」と聞くと「それなりに眠れました。」との返事が返ってきたので「そちらの状況はどんなもんだ」と改めて聞くと「直ぐに連絡出来なかったのは自衛隊の方が給水に来てくれたので、水を運んでいました。」との返事に「忙しいのに申し訳なかったね。ところで困っている事は何だ。」と聞くと「水に制限があるので風呂が入れないのは仕方がないのですが、洗濯が出来ないので入居者さんも困っているし、断水の地域が広いので、コインランドリーに行くにしてもかなり時間がかかる所に行かなければいけないのは困ります。」との事。電話を切ってから改めて「断水だと言う事で、水洗トイレの水が流せない事とお風呂が入れない事はイメージ出来ていたけれど、洗濯が出来ない事は考えつかなかったので、改めて現地に行かなければ分からない事があるし、本厳しい状況があるな。」と思った次第です。
昨日遅くに全国老施協の災害対策担当者から、「被害が酷かった要介護者が金沢市内の千木園に避難されているので、その応援に27日の土曜日から1チーム派遣して貰えないか」との事だったので、本日その対応をしているのですが、少しづつ支援の仕方が変わっていると感じています。それは、被災した施設での限界がきているのと、少しづつ問題整理が出来て来た事により、被害が少ない地域に移す事が可能になってきた事が考えられます。と言う事は、今後の支援は1.5次避難所あるいは2次避難所への応援支援及び岐阜県内での要介護者の受け入れが大切になってくると思いますので、今迄以上に全国老施協及び岐阜県との連携を密にしなければと考えています。
本日、デイサービスと新館の2ヵ所でお参りをさせて頂いた時に、お経が終了後のお話では被災地が如何に大変かと言う事と、本部施設には今回の地震では被害が無かった事は『平安之福』について話をさせて頂きました。本部施設の入居者さん、利用者さんはお経にしてもお話にしてもしっかり聞いて頂けることに感謝です。









